ビーチで温泉、パンダ、絶景!南紀白浜町のリピーターおすすめ観光スポット

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ビーチで温泉、パンダ、絶景!南紀白浜町のリピーターおすすめ観光スポット

和歌山県白浜町は、紀伊半島南西部の太平洋に面した町。「白浜」という地名は日本全国に多く存在するため「南紀白浜」とも呼ばれています。日本三古湯の1つに数えられる白浜温泉、白砂のビーチが美しい白良浜、景勝地として知られる千畳敷や三段壁、円月島、パンダが人気のアドベンチャーワールドなど、多くの観光スポットや魅力がいっぱいの南紀白浜は憧れの観光地です。大阪から特急で約2時間、羽田空港から飛行機で75分ほどとアクセスも非常に便利。車の場合、最寄りは「南紀白浜IC」になっていますが、大阪方面からは行き過ぎてしまうため「南紀田辺IC」で下りて国道42号線を走るのがおすすめです。リピーターが多く、海外からも観光客が訪れる南紀白浜の観光スポットと魅力の一端をご紹介しましょう。

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ビーチで温泉、パンダ、絶景!南紀白浜町のリピーターおすすめ観光スポット

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1. 白良浜海水浴場

白良浜 和歌山 白浜 ビーチ

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弓なりに白砂が広がる綺麗なビーチが人気の「白良浜(しららはま)海水浴場」。南紀白浜を象徴する観光スポットであるとともに、白浜という名称の由来ともなった真っ白でサラサラの砂浜です。毎年、関西圏で最も早く海開きすることから、ニュースなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

海水浴と温泉を一緒に楽しめるのが白浜の大きな魅力のひとつですが、なかでも白良浜海水浴場のビーチには、水着を着たまま入れる温泉施設「しらすな」があります。当初は簡易で小さな無料の温泉プールでしたが、今ではリゾート気分でのんびり過ごせる立派な混浴露天風呂施設となっています。青空の下、白いビーチと青い海を見ながら、海水浴の合間にゆったり温泉に浸かれる幸せを味わってみてください。海開き後の海水がまだ冷たい時期には暖をとれてホッとできる憩いの場に、海水浴シーズン以外は足湯として利用できます。

白良浜海水浴場周辺にはレストランやカフェ、スーパー、コンビニがあり、駐車場も完備。ホテルも多く建ち並ぶ温泉観光地なので、ぜひ宿泊して夜の白良浜も楽しみましょう。ここでは海水浴シーズンの夜間にメッセージ花火が打ち上げられています。あなたも大切な人へ、メッセージを添えた花火をプレゼントしてみませんか。ビーチに灯るキャンドルイルミネーションは幻想的でロマンチック。白浜花火フェスティバルや白浜花火大会も実施しています。海水浴場だけではない魅力的な白良浜で、忘れられない夏の思い出の1ページを刻んでくださいね。

白良浜は夕日の絶景ポイントとしてもおすすめで、水平線に沈む夕日はいつまでも眺めていたいほど。夏季シーズン以外にもビーチヨガ、エアロバティックス(曲技飛行)が披露される南紀白浜エアショー、砂まつり、南紀白浜トライアスロン大会、白良浜かがり火など、さまざまなイベントが開催されています。南紀白浜空港が近いため、ビーチで寝ころびながら、真上を飛ぶ飛行機のエンジン音と迫力も楽しめますよ。

2. アドベンチャーワールド

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「アドベンチャーワールド」は、ジャイアントパンダの家族が暮らす大人気の動物園&水族館&遊園地。JR白浜駅と南紀白浜空港の間に位置する広大なテーマパークです。成都大熊猫繁育研究基地の日本支部でもあり、中国を除き、世界中でジャイアントパンダの繁殖に最も多く成功。アドベンチャーワールドで生まれたお母さんパンダの良浜(らうひん)は、アドベンチャーワールドで8頭の赤ちゃんを出産。うち5頭は中国へ渡りましたが、3頭は現在もアドベンチャーワールドで両親と一緒に元気に暮らしているので、ぜひ会いに行ってくださいね。

サファリワールドは、列車「ケニア号」に乗って観光できます。ライオンやアムールトラ、チーターなどの肉食動物や、ゾウやサイ、キリンなどの草食動物を見学。珍しいホワイトタイガーやユキヒョウもいますよ!草食動物エリアはウォーキングサファリのほか、有料のカートサファリやジープサファリ探検ツアーなどでも楽しめます。

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水族館「マリンワールド」では、イルカのダイナミックなパフォーマンスやアシカショーを見たり、触れあうことができます。ペンギンやホッキョクグマの食事タイムも見学可能。「プレイゾーン」には園内を一望できる観覧車やコースター、ハイウェイカートなど家族みんなで遊べるアトラクションがそろっています。犬と遊べる「わんわんガーデン」、鳥や小動物たちとのふれあいを楽しめる「ふれあい広場」もありますよ。アドベンチャーワールドは、多種多様な動物たちと出会い、ライブを楽しみ、目いっぱい観光と遊びを満喫できる南紀白浜イチオシの観光スポットです。

※2018年5月の情報です。

3. 千畳敷

千畳敷 和歌山 白浜

柔らかい砂岩が波で浸食されてできた「千畳敷(せんじょうじき)」は、名前のとおり畳を千畳敷きつめたように岩盤がスロープ状に広がっている景勝地。南紀白浜を代表する観光地のひとつで、国の名勝にも指定されています。

晴天で穏やかな時は、千畳敷の岩盤上を歩いて海のそばまで歩いて行くことができます。残念な問題として知っていただきたいのは、観光記念にと砂岩を彫る落書きが後を絶たないこと。自然景観を守るため、絶対にやめてくださいね。また、強風時や波の高い時には気を付けて観光しましょう。

4. 三段壁

三段壁 和歌山 白浜

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千畳敷から約700mほど南東の海岸線には、「三段壁(さんだんへき)」と呼ばれる景勝地があります。高さ約60mもある柱状節理の断崖絶壁にたたきつける黒潮の荒波が大迫力!展望台まで遊歩道が整備されているので散策してみましょう。

三段壁の下にあるのは、熊野水軍が船を隠したと伝わる三段壁洞窟。施設への入場は有料ですが、エレベーターで洞窟まで降りて、パワースポットでもある牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)をお参りしたり、波の音が響き渡る洞窟内を散策できます。荒波が打ち寄せる洞窟の美しさとダイナミックさ、岩盤に波の模様が刻まれた美しい漣痕(れんこん)は必見です。

5. 外湯めぐり

万葉集や日本書紀にも記された白浜温泉(南紀白浜温泉)は、有馬温泉、道後温泉とともに「日本三古湯」に数えられる歴史ある名湯です。数ある外湯のなかでも、白良浜周辺にある雰囲気・泉質が異なるおすすめの外湯を2か所ご紹介します。

◆崎の湯

目の前に太平洋が広がる「崎の湯」は、岬の岩場につくられた自然の中の露天風呂。波の音を聞きながらこぢんまりした湯船に浸かっていると、開放感に包まれます。

◆牟婁の湯

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温泉情緒漂う「牟婁の湯(むろのゆ)」は、白浜温泉を代表する源泉かけ流しの公衆浴場。白浜温泉の起源でもある「牟婁の温湯」です。「砿湯(まぶゆ)」と「行幸湯(みゆきゆ)」という2種類の源泉に浸かれる贅沢な外湯で、外までほのかに硫黄臭が漂っています。

牟婁の湯はフィッシャーマンズワーフ白浜近く、一方通行区間の県道34号線に挟まれた場所にあります。車で行く場合は、南へ向かう一方通行道路がトンネルのため行き過ぎてしまいます。千畳敷や三段壁を観光した後に寄るとわかりやすいでしょう。

◎まとめ

ご紹介した観光スポット以外にも、白良浜のすぐ前にある「白浜ネルギーランド」、白浜海中展望塔(コーラルプリンセス)、海鮮マーケットの「とれとれ市場」など、白浜にはレジャー施設や観光スポットがいっぱい。白良浜から北側の半島には、夕日が美しい円月島や番所山公園、京都大学白浜水族館などがあるので、海岸線を一周するドライブもステキです。もし雨降りだったとしても、アドベンチャーワールドや白浜ネルギーランドがあるので安心。温泉、海水浴場、観光地、レジャースポットがそろう南紀白浜は、満足度の高い旅行先としておすすめです。

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