名称:能取湖
住所:北海道網走市卯原市内
公式・関連サイトURL:https://www.abakanko.jp/seen/scenery/sangosou.html
皆さんご存じの通り、国内旅行にも人気の北海道には実にたくさんの観光名所があります。今回はその中でも「網走(あばしり)」にスポットをあてて、おすすめの観光名所をご紹介していきましょう。山や湖などの自然から、博物館、アクティビティまで魅力が詰まっていますよ!今まで知らなかった網走の観光スポットに、きっと行ってみたくなるでしょう。
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見て体験して学ぶ!魅力溢れる網走のオススメ観光スポット16選
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1.能取湖
「能取湖」の面積はおよそ58万平方メートル、オホーツク海とつながっている海跡湖です。能取湖という名前は、アイヌ語の「ノ・オロ」から由来しています。湖畔にはアッケシソウと呼ばれるサンゴ草の群生地があり、毎年9月頃になると一面が赤色になります。その様子は「赤い絨毯」と表現されています。
ベストタイミングは干潮時。満潮時にはサンゴが水に沈んで隠れてしまうこともあるので、事前に潮の満ち引きを確認して行くことをおすすめします。快晴だと、空の青さとサンゴ草の真紅色が映え更に美しさが際立ちますよ。自然が作り上げたアートに、感動すること間違いなし!
4月頃から10月頃までは、アサリの潮干狩りも楽しめます。潮干狩りが楽しめるピークの時間は、干潮時の2時間程。その短時間でどのくらい採れるのか、競ってみるのも楽しいかもしれませんね。網走観光のお土産と思い出作りにおすすめです。
2.博物館網走監獄
「博物館網走監獄」は、実際に明治時代から使用されてきた網走刑務所が、当時のままの姿で保存されており、なんと博物館として開放されています。施設内には、当時の囚人の生活が蝋人形で再現されています。リアルな蝋人形に、当時の様子をまざまざと想像することができるでしょう。
受刑者が日帰りできない場所で作業に従事した際に寝泊まりした小屋では、囚人達は北海道の経済発展のため、中央道路の開削工事に炭鉱や硫黄の採取などの作業に出ることがありました。仮設の小屋でありながらも、逃亡を防ぐ造りになっていたり、一本の丸太を枕代わりに寝ていたりと監獄さながらのものだったので、別名「動く監獄」とも呼ばれていたそうです。
監獄内で反則を犯した者が入るレンガ作りの独居房では、扉は二重で窓はなく、壁の厚さは約40cm。扉を閉めたら室内は真っ暗です。極寒の網走の冬であっても、その中で一週間過ごさなくてはなりませんでした。声が外に漏れることもありません。孤独で辛い時間を罰として与えられていたそうです。
放射状に伸びている5棟の建物は、昭和59年(1984年)まで実際に監獄として使われていた建物です。中央見張所の中央八角形の哨舎から廊下を見通せるようになっており、監視のしやすい作りになっています。この中央見張所で看守の気分を味わってみてはいかがでしょうか?
名称:博物館網走監獄
住所:北海道網走市字呼人1-1
公式・関連サイトURL:http://www.kangoku.jp/
3.能取岬
網走の絶景スポットといえば「能取岬」と言われるほど、美しい景色で有名な観光スポットです。網走市内から車で約20分の場所にある岬の一部は市営牧場となっており、5月頃から10月頃には馬や牛を放牧しています。
能取岬のシンボルは、黒と白のしましまの灯台と大きなニポポ像です。ニポポ像はアイヌに伝わる木でつくられた人形のことで、アイヌ語で「小さな木の子ども」という意味を持っています。アイヌでは古くから幸運のお守りとして作られてきたそうですよ。
能取岬から臨む風景はもちろんオホーツク海!自然の緑と海の青が美しい夏の景色もおすすすめですし、冬になればもちろん流氷を見ることもできます。網走に訪れた際は、ぜひこの絶景を見に行ってみましょう。
名称:能取岬
住所:北海道網走市美岬
公式・関連サイトURL:https://www.abakanko.jp/seen/scenery/notorimisaki.html
4.オホーツク流氷館
流氷がシンボルともいえる網走へ観光に来たのなら、立ち寄りたい定番の観光スポットの「オホーツク流氷館」。本物の流氷の展示もあるので、冬以外に網走を観光に訪れても流氷を見ることができますよ。
マイナス15度の部屋で、濡れたタオルを振り回し凍らせる流氷体感室は、特に人気の体験。5面あるスクリーンからは、流氷や海の生き物まで迫力のある映像を展開しています。北海道最大のプロジェクションマッピングもありますよ。
資料の展示や体験だけではなく、オホーツク海に住むクリオネやフウセンウオを見られるのも魅力ですよね。小さく愛らしい姿にキュンとしちゃうこと間違いなしでしょう。「展望テラス」からは、網走湖や知床連山まで見渡すことができ、絶好のフォトスポットとなっています。
名称:オホーツク流氷館
住所:北海道網走市天登山244-3
公式・関連サイトURL:https://www.ryuhyokan.com/
5.網走湖(呼人半島)
「網走湖」は、周囲は約40kmほどの海跡湖です。北東部から流れ出る網走川を通じてオホーツク海とつながっています。4月下旬頃から見られる水芭蕉の群落は必見!この群落は、なんと天然記念物にも指定されているのです。アオサギなどの野鳥が顔を出していることもあり、運が良ければ見ることができますよ。
一方、冬は湖一帯が凍結しワカサギ釣りのスポットとなります。凍った湖面の上にテントを張って釣りをするなんて、雪国ならではの体験ですよね。道具がなくてもレンタルすることができるので、どなたでも気軽にワカザギ釣りを楽しめます。
また、網走湖近くの呼人半島は、バードウォッチングを楽しめる場所として知られています。全長約7kmの遊歩道もあるので、ゆっくり散歩しをしながら網走湖の美しい姿や野鳥のさえずりに癒されてみてください。
名称:網走湖
住所:北海道網走市(女満別町)
公式・関連サイトURL:https://www.hkd.mlit.go.jp/ab/tisui/v6dkjr00000005yu.html
6.流氷観光砕氷船おーろら
砕氷船は、凍り付いた海を砕きながら進む豪快な船です。流氷はシベリアのアムール川から約1,000kmもの距離を移動し、網走まで到達します。流氷見物は、冬の網走では欠かせない観光ですよね。その流氷を、より近くで見ることができるのが「おーろら号」です。
船の展望デッキでは船が氷を割る音が聞こえ、また、流氷を間近に見ることができます。氷に当たった際の衝撃も、まさに流氷体感している気分になりますよ。氷の厚みがあるので一度で砕けないこともありますが、そういったときには一回後ろに下がってまたアタックするのです。
想像以上の流氷の厚みや、船の迫力に驚くこと間違いありませんよ。途中、アザラシやキタキツネが休憩する姿を見られることもあるのだとか。ぜひ期待したいですね!船上からの流氷見物は、まさに非日常体験。きっと忘れられない北海道網走旅行になりますよ。
名称:流氷観光砕氷船おーろら
住所:北海道網走市南3条東4-5-1
公式・関連サイトURL:https://ms-aurora.com/abashiri/
7.網走国定公園 小清水原生花園
網走市と斜里町の真ん中辺りに位置する「小清水原生花園」。オホーツク海と濤沸湖に挟まれた砂丘にある公園です。小清水原生花園駅を降りるとすぐに、オホーツク海を背景に咲く美しい花々をみることができます。おすすめは、ハマナスやエゾキスゲやエゾスカシユリなどが見頃となる6月中旬から8月下旬です。
「小清水原生花園インフォメーションセンターHana」に、お花の開花情報や園内の観光情報が案内されているので、ぜひチェックしておきましょう。売店でお土産を買ったり、休憩所で一息つくのも良いですね。鳴り砂浜で有名な砂丘も必見。踏みしめると「キュッキュッ」と音がするので、ぜひ試してみてくださいね。
名称:網走国定公園 小清水原生花園
住所:北海道斜里郡小清水町浜小清水
公式・関連サイトURL:http://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000181.html
8.道の駅 流氷街道網走
冬の期間は流氷砕氷船「おーろら」の発着場となっている道の駅「流氷街道」。オホーツク海や知床半島を臨むことができます。観光案内所や特産品の売店、軽食、休憩所もあるので、ちょっとお休みすることもできますよ。観光で訪れたからには、ご当地グルメもしっかり味わっておきましょう。
2階キネマ館の飲食コーナーには「流氷カリー」や「網走ザンギ丼」といった、地元網走ならではのメニューが豊富に揃っています。また、無料でクリオネを見ることができるほか、足岩盤浴体験までできちゃいます。観光で疲れた足を癒すのにぴったりですね。
名称:道の駅 流氷街道網走
住所:北海道網走市3条東4
公式・関連サイトURL:http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2986/
9.フラワーガーデン はな・てんと
冬場はスキー場の「フラワーガーデン はな・てんと」ですが、8月上旬頃から10月頃にかけて色とりどりの花に彩られます。サルビアやペゴニア、マリーゴールドなどが見渡す限り広がり、その様子はまるで絨毯のよう。ちなみに、花は網走市内の参加団体「アドプト・プログラム」によって管理されています。
「はな・てんとテント」の近くには丘の上に佇む山頂ロッジがあり、最上階の展望台からは「はな・てんと」の花畑や網走湖、オホーツク海まで眺めることができるんですよ。視界を遮る大きな建物が一切無いので、自然の景色をたっぷり堪能できるのが魅力です。
「天都山アンテナカフェ」では、網走牛乳のソフトクリームなど特産品の販売。休憩がてら立ち寄ってみるのも良いでしょう。網走市民に愛され育てられている花々は、一見の価値がありますよ。
名称:フラワーガーデン はな・てんと
住所:北海道網走市呼人15-2
公式・関連サイトURL:https://www.abakanko.jp/seen/scenery/hanatento.html
10.流氷硝子館
廃棄された蛍光灯を再生したガラスが使用しているという、とてもエコなガラス工房「流氷硝子館」。ここでは、4種類の手作りガラスを体験することができます。「吹きガラス体験」は、熱い状態のガラスに息を吹き込んでを膨らまし、グラスなどを作るというもの。
「サンドブラスト体験」は、砂を吹き付けて好きな模様にすりガラス加工をしていきます。「とんぼ玉体験」は、ガラスを溶かしたものを巻き取り、形を整え模様をつけていくというもの。ストラップやネックレスにすることができるので、特に女性に人気があります。
「アクセサリー組み立て体験」は、流氷硝子でつくられたガラスを一つ選び、ビーズを組み合わせてネックレスやストラップなどを作る体験です。流氷を彷彿させるガラス製品は、流氷の町・網走の観光土産にぴったりですよね。体験は全て予約制なので、事前のお申込みをお忘れなく!
名称:流氷硝子館
住所:北海道網走市清南4東6-2-1
公式・関連サイトURL:http://www.ryuhyo-glass.com/
11.濤沸湖
「濤沸湖」は周囲31km、水深約1mの海と水と川が入り混じる汽水湖です。アイヌ語の「トプッ」が語源で、「湖の口」という意味を持ちます。汽水湖ということもあり、湖の場所によって咲く植物も様々。季節によっても異なる景色を楽しめますよ。
淡水の湿地ではヨシやスゲ、ヒオウギアヤメが咲き、塩性の湿地にはアッケシソウやシバナが。そして海岸草原には、エゾキスゲやハマナスなどが咲きます。さらに湖の奥には、藻場が広がっています。ヒオウギアヤメが咲く夏頃になると馬が放牧されるのですが、赤い花と馬のシルエットがとても綺麗なんです。
「濤沸湖」には、希少種を含めた鳥類が約250種類確認されています。オオワシ、タンチョウなどがこの濤沸湖に来るそうです。中でも、オオハクチョウは10月頃になると、毎年シベリア地方から約千羽ほど飛来するのだとか。オオハクチョウを見に濤沸湖へくるバードウォッチャーもたくさんいますよ。
名称:濤沸湖
住所:北海道網走市(小清水町)
公式・関連サイトURL:http://www.tofutsu-ko.jp/lake-tofutsu/
12.オホーツク シマリス公園
網走の中でもとっておきの癒やしスポット「オホーツクシマリス公園」。ここの公園には、およそ40匹ほどのシマリスがいます。シマリスが小さい手で餌を持ってモグモグと頬袋を膨らます姿は、なんとも愛らしくてずっと見ていたくなりますよ。人懐っこいので抵抗なく餌を与えることができます。
こんなシマリスとの触れ合いは、なかなか体験できませんよね。リス園への入り口ともなっているクラブハウスでは、オホーツクの名産品やオリジナル商品が販売されているので、お土産探しも楽しんでみてください。開園期間は5月上旬頃から10月上旬頃。シマリスにぜひ会いに行きましょう!
名称:網走シマリス公園
住所:北海道網走市呼人352
公式・関連サイトURL:https://www.abakanko.jp/seen/facility/shimarisukouen.html
13.北浜駅
北浜駅は、オホーツク海に一番近い駅です。その名の通り、駅前には堂々とオホーツク海が広がっています。車内からは、知床斜里から網走間でオホーツク海を眺めることができますよ。ドラマなどのロケ地としても使用されていることから、終日たくさんの観光客で賑わっています。
駅舎内には「軽食&喫茶 停車場」というお店があり、ここで温かいコーヒーを飲んだり、ランチをとることもできるのだとか。観光で疲れた体を休めるには丁度良いですよ。風情があって懐かしい気分になれる落ち着くお店です。お土産にポストカードも買えちゃいます。
駅舎の待合室には「北浜駅」を訪れた人々が、壁に記念として残された無数の切符や名刺が隙間なく貼られています。観光で立ち寄った時は、ご自分の切符を壁に貼って、訪れた記念を残してみては?いつかまた観光で訪れたなら、なつかしい気持ちが深まりそうですね。
名称:北浜駅
住所:北海道網走市字北浜365-1
14.ホーストレッキング
馬に乗って網走の観光散歩してみませんか?いつもとは違う視線とスピードで網走を眺めることができますよ。網走原生牧場センターのホーストレッキングには、いくつかの種類があります。気軽に乗馬を楽しみたい方には、「林間コース」がオススメ。「湖コース」では、森や坂を越えて海を見ることができます。
「海コース」は海辺で乗馬!なんともロマンチックですよね。「流氷コース」は網走の一面の雪景色を眺めることができます。「満喫コース」は、湖や森、川など全てのコースを周れるという欲張りな方にぴったりのコースです。
馬の種類はサラブレッドを含めなんと17種!初心者の方から乗馬経験者の方まで楽しめますよ。乗馬をした後の気持ちの良い疲れと、馬の優しい表情で心も体もリフレッシュできます。観光の思い出を可愛い馬と過ごして見るのも新鮮で良いですね。
名称:網走原生牧場観光センター
住所:北海道網走市藻琴225
公式・関連サイトURL:http://ww6.et.tiki.ne.jp/~jpba/
15.網走市大曲湖畔園地
網走刑務所の農村地であった土地を網走市が買収して作られた「網走市大曲湖畔園地」。網走の観光地の中でも有名な場所です。面積およそ18ヘクタール、東京ドームで約4つ分の広さに、約150万本のヒマワリが咲き誇ります。日本でも屈指の広さをもつヒマワリ畑です。北海道網走ならではですね。
咲いているヒマワリの品種は「夏りん蔵」。背丈1mほどの小柄な花です。ひとつひとつの花は小さいですが、たくさんの花をつけることができる品種のため、畑中をヒマワリで埋め尽くすことができるのです。ヒマワリ畑のほかにもジャガイモ、トウモロコシ、アスパラガス、などの収穫体験もできますよ。
農業大国北海道での農業体験はオススメ。公園自体の営業期間は、5月中旬頃から10月末までとなっています。ヒマワリの見頃は、9月中旬頃から下旬頃まで。ヒマワリを見ていると明るい気分になりますよ。
名称:網走市大曲湖畔園地
住所:北海道網走市字三眺25
公式・関連サイトURL:https://www.abakanko.jp/news/post.html
16.北海道立北方民族博物館
アイヌ民族の文化や、世界各地の北方地域のことを知ることができる「北海道立北方民族博物館」。ここでは、世界の各国から集めた約900点の資料が展示されています。衣食住などをテーマ別で展示しており、民族間の違いもわかりやすく比較しながら見学することができるのが特徴です。
詳しく学びたい方は、無料でレンタル可能なハンディタイプの音声ガイドを利用してみましょう。解説をしながら一緒に回ってくれるスタッフもいるので、質問があれば聞いてみると良いですよ。スタッフによる解説をご希望なさる場合は、事前の電話予約が必要となりますのでご注意くださいね。
名称:北海道市立北方民族博物館
住所:北海道網走市潮見309-1
公式・関連サイトURL:http://hoppohm.org/index2.htm
◎まとめ
自然と一言にいっても、山や海、湖、植物や動物など、多種多様の魅力があります。また、文化やグルメも観光には欠かせない網走の魅力ですよね。刑務所や流氷といった、名物ともいえる観光資源がある極寒の地「網走」。今回ますます気になる観光スポットになったのではないでしょうか?春夏秋冬、いつ訪れても網走ではたくさんの魅力が待っていますよ。
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