名称:由布島・亜熱帯植物園
住所:沖縄県八重山郡竹富町古見由布島
公式・関連サイトURL:http://www.yubujima.com/
大部分を手付かずの自然に覆われた西表島は、日本でありながら南国リゾートとジャングルという2つの観光の要素を持ち合わせています。そんな西表島のすぐ東に寄り添うように浮かんでいるのが由布島(ゆふじま)です。周囲2kmほどの小さな島で、全体がカラフルな南国の花であふれる亜熱帯植物園になっています。島へ渡るのに、全国でも珍しい水牛車に乗れることもあり、今では西表島観光で欠かせないスポットの1つ。今回はそんな由布島の観光の魅力をお届けします。
目次
西表島から水牛に引かれて由布島へ!亜熱帯の小さな観光の島をご紹介
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1. 水牛車で行こう!
西表島から由布島へは、馬車でも牛車でもない水牛車に乗って渡ります。約400mの距離を、屋根付きの水牛車がゆっくり進みます。テレビや写真で見たことがある人も多いのではないでしょうか。
西表島側の「旅人の駅 由布島」でチケットを購入し、水牛車に乗り込みます。約15~30分ごとに出発しているので、もし目の前で行ってしまっても大丈夫ですよ。
西表島~由布島間の海はとても浅く、満潮時でも1mほどしかありません。ある程度潮が引いていれば、実は徒歩や自転車でも行くことができます。しかしせっかくなら、島らしいのんびりとした水牛車の雰囲気を味わってみるのがおすすめです。
2. 水牛たちの憩いの場「水牛の池」
「水牛の池」は、水牛たちがオフを楽しむくつろぎの場所。水牛車で働いた水牛たちは、この池で水浴びをしたり浸かったりしながら、プライベートな時間を過ごします。まるで温泉にでも入っているかのように、とてもリラックスしている一面を垣間見ることができます。
春には出産シーズンを迎えるので、お母さん水牛と一緒に水遊びをしている赤ちゃん水牛に会えるかも。赤ちゃんの名前は来園者の応募で決めるので、タイミングが合えば名付け親になれるチャンスももありますよ。
3. 由布島での食事なら「由布島レストラン」
「由布島レストラン」は、由布島に1つだけしかないお食事処。先に食券を買うシステムです。
おすすめメニューは、郷土料理を盛り合わせた幕の内弁当。ほかにも、沖縄料理のチャンプルーや八重山そば、定番メニューのカレーやチャーハンまでいろいろ揃っています。さらにレストランの利用客には、パインジュースが無料でサービスしてもらえますよ。
由布島できちんとした食事ができるのはここだけなので、昼食や休憩に立ち寄ってください。売店では水牛のぬいぐるみやTシャツなど、オリジナルグッズも購入できます。
4. 花がいっぱいの「ブーゲンビレアガーデン」
「ブーゲンビレアガーデン」は、鮮やかなブーゲンビリアが1年中いっぱい咲いている温室です。ここでは約30種類のブーゲンビリアが育てられていて、オレンジや黄色など珍しい色の花を見ることもできますよ。
ちなみに、一般的には「ブーゲンビリア」と言いますが、ここでは「ブーゲンビレア」と呼ばれています。とってもきれいなので、たくさん写真を撮ってくださいね。
5. 金色のサナギが一年中見られる「蝶々園」
由布島の蝶々園は、オオゴマダラの蛹が通年で見られるのが特徴です。オオゴマダラは日本最大級のチョウチョの1種で、その蛹は鮮やかな金色をしていることで知られています。
オオゴマダラの幼虫や蛹には毒があり、見事な金色はそれを天敵に伝える警戒色と考えられています。木の枝や葉の裏にぶら下がっているので、ぜひ見つけてみてください。
6. 由布島随一の眺望スポット「マンタの浜」
「マンタの浜」は、ほとんど平らな由布島の貴重なビュースポットです。2km先の小浜島をはじめ、嘉弥真島・石垣島・黒島・新城島が見渡せます。小浜島との間の水道はマンタの通り道といわれ、「マンタの浜」の名前の由来となっています。
浜辺には茶屋があり、ドリンクや軽食を購入できます。とくに、西表島産手作りジェラートは絶品!おしゃれなジェラートを片手に、海辺を散歩してみるのもオススメですよ。
◎まとめ
由布島の水牛は、もともとは台湾から連れてこられた1組のつがいから始まったと言われています。また島に生い茂るヤシの木は、昭和44年の台風被害で人々が由布島を去るなかで残った西表正治おじい夫婦が少しずつ植えたもの。小さな由布島の歴史に思いを馳せながら観光すると、より感慨深いものになるでしょう。
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