浦添の観光スポット9選~琉球王国発祥の地!~

画像出典:YK/PIXTA(ピクスタ)

浦添の観光スポット9選~琉球王国発祥の地!~

「琉球王朝の発祥の地」として知られる浦添市には、琉球文化にまつわる歴史スポットがたくさんあります。また、アメリカ占領時代に建てられた異国情緒あふれる建築物も数多く残っており、それらが融合され独特の雰囲気を作り出しているのです。

今回は、そんな古き良き風景を残す浦添市で、おすすめの観光スポットを厳選して9ヶ所ご紹介いたします。

目次

浦添の観光スポット9選~琉球王国発祥の地!~

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1.浦添グスク(城)跡

浦添グスク(城)は、沖縄が統一されるずっと前の王朝「中山王朝」の城跡です。ここは、舜天(しゅんてん)王統と英祖(えいそ)王統、察度(さっと)王統の居城だった場所。現在は国の重要文化財となっていますが、1609年に薩摩が琉球王国に侵攻してきた時は浦添家所有の建物でした。

結局、薩摩藩の琉球侵攻により廃墟となってしまいましたが、その後浦添運動公園として整備され、人々が集まる憩いの場となっています。浦添城跡は標高約130mの場所に位置するため、東シナ海の読谷(よみたん)まで見渡せますよ。

2.浦添ようどれ

「浦添ようどれ」は、浦添グスク北側の崖下にある琉球王国初期の王陵。「ようどれ」とは夕方波風が静まる時という意味で、咸淳年間(1265-1274年)に英祖王が築いたといわれています。のち1620年に浦添出身の尚寧(しょうねい)王が改修して、王自身もここに葬られました。

自然洞窟を利用した横穴式の墓室は、前庭と暗しん御門(くらしんうじょう)。二番庭・中御門(なかうじょう)を抜けると、アーチ状の石垣に囲まれた一番庭に出ます。浦添ようどれは琉球王国初期の王陵で、咸淳年間(1265-1274年)に英祖王が築いたといわれています。のち1620年に浦添出身の尚寧(しょうねい)王が改修して、王自身もここに葬られました。ちなみに、「ようどれ」とは夕方波風が静まる時という意味だそうです。

自然洞窟を利用した横穴式の墓室があり、前庭と暗しん御門(くらしんじょう)、二番庭・中御門(なかうじょう)を抜けると一番庭に出ます。

浦添観光 浦添ようどれ

出典: ja.wikipedia.org

一番庭の西室に英祖(えいそ)王陵、東室に尚寧(しょうねい)王陵があります。実物大に再現された西室の英祖王陵は必見です!

「浦添グスク・ようどれ館」には、人が海辺から台地へと移り始めた頃の集落が造られる様子や、交易が盛んになった当時の生活を垣間見ることのできる発掘品が展示されています。戦前の浦添の様子が分かる資料もあり、沖縄の歴史を学ぶにはもってこいの場所となっています。

3.浦添運動公園

浦添運動公園は、浦添市のスポーツの拠点として整備された運動公園です。多目的屋内運動場や体育館、野球場、陸上競技場が点在。毎年ここで開催される「浦添てだこまつり」が、夏の風物詩として人気になっています。

「浦添てだこまつり」は二日間に渡って開催され、「浦添三大王統まつり」や「てだこ演舞まつり」、「青年エイサー」、「サマーヤングフェスタ」、「てだこハーリー大会」など様々なイベントが行われます。「てだこ」とは沖縄の方言で「太陽の子」を意味し、浦添の地で誕生した琉球国王・英祖の神号「英祖日子(えそのてだこ)」にちなんだものなのだとか。

4.浦添大公園

沖縄戦の中でも激戦地と知られる浦添大公園付近は、連合軍との激しい戦闘が繰り広げられていた場所です。そんな歴史あるスポットは、現在は大きなアスレチックを備えた子供向けの施設となっています。大人も利用できるものもあるので、親子で楽しむことができますよ。

5.浦添市美術館

建築家・内井昭蔵氏が手掛けた塔と回廊が特徴的な浦添市美術館。外観はドームのような塔で、東南アジアっぽさの中にもヨーロッパやの礼拝堂のような雰囲気もあり、多国籍なムードを漂わせています。

異国情緒あふれる建物の中に展示されている作品は、13~14世紀頃の日本をはじめ中国や朝鮮、南方諸国の美術品たち。大交易時代によってもたらされた経済的繁栄と、豊かな文化を垣間見ることのできる琉球漆器などが多数展示されています。

館内に併設するカフェ「花うるし」では、漆の器で食事を頂くこともできますよ。ガラス張りの店内からは四季折々の自然を眺めることができ、開放的な空間でお食事を楽しめます。この機会にぜひ、漆食器を体験しみてはいかがでしょうか?

6.港川ステイツサイドタウン

港川ステイツサイドタウンは、占領時代に米軍の家族が住宅として住んでいた場所です。現在はミリタリーハウジングやカフェなどに生まれ変わり、古き良き外人住宅の風景を残した個性的な雰囲気が観光客を惹きつけています。

「オコハルテ」は、季節の果物を使ったタルトが人気のお店。ここでは、沖縄県産のマンゴーやパイナップルのタルトを頂いてみましょう。「ippe coppe」は、厳選された安全な原料の天然酵母パンで人気のお店。シフォンケーキやスコーン、自家製グラノーラなどが人気商品となっています。

その他にも、キッシュが自慢の「cafe yureru」やタイ料理の「スパイスカフェ ほちほち」、コーヒー専門店「ビーンズストアー」など素敵なお店が目白押し!地元の不動産屋さんが製作したストリートマップがあるので、じっくり散策してみてくださいね。

7.城紅型染工房

紅型は女性の礼装、また、神事に関する古式の服装として摺込みの手法で染められた布のことです。琉球王国時代には、南国特有の神秘的な美しい染物「東洋花布」として人気を博し、中国の福建市場では貴重な交易品として用いられました。そして紅型の華麗さ美しさは、今もなお受け継がれています。

城紅型染工房(ぐすくびんがた)は、創業45年の伝統染め物のお店。伝統的な柄から現代風の物まで幅広く手掛けており、携帯電話ケースやベビー服など様々な品物を製作・販売しています。ここでは紅型の体験教室も開催しており、制作時間は20分ほどでコースターやエコバッグなどを作ることができます。

8.アズワンダイブ沖縄

アウトドア派の方は、ぜひチャレンジしたいダイビングやシュノーケリング。アズワンダイブ沖縄は、青の洞窟をシュノーケリングできるプランで人気です。港から青の洞窟まではボートで約10分。青の洞窟は日によって青い色が変わるので、訪れる度に異なる景色を楽しめます。

洞窟に行くまでには、可愛らしい熱帯魚たちが歓迎してくれますよ。さらに沖の方へ行くと、ウミガメに出会えることも!また、ホエールウォッチングやジンベイザメファンダイビングなど、海洋生物好きにはたまらないプランも揃っています。小さなお子様でも参加できるので、ご家族でぜひ。

9.天久三線工房

天久三線工房は、沖縄伝統文化である三線の継承修理や製作販売を行なっています。三線演奏体験やオリジナル三線製作体験も行っているので、楽器好きの方は必見!演奏体験はお子様も参加できる内容で、チューニング方法から細かく教えてくれます。販売コーナーには三線はもちろんのこと、エレキ三線やエレキベース三線などもありますよ。

◎まとめ

浦添市は、沖縄戦でたくさんの被害を受けた都市の一つです。しかし、首里よりも古い「琉球文化発祥の地」にちなんだ史跡を見ることもでき、また、占領時代から残されたアメリカ文化との融合を楽しむことができる場所でもあります。素晴らしい自然に溶け込んだ歴史スポットと、アメリカ文化を堪能できる浦添へ、ぜひ足を運んでみてください!

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