人口200人たらずの東京都の村!伊豆諸島の青ヶ島でおすすめのお土産5選

画像出典:yoven / PIXTA(ピクスタ)

人口200人たらずの東京都の村!伊豆諸島の青ヶ島でおすすめのお土産5選

青ヶ島は、本土からは八丈島を経由しないとたどり着けない伊豆諸島で最も遠い島です。青ヶ島1島で「東京都青ヶ島村」を形成していますが、人口はわずか160人ほど。典型的な火山島で、水道水が地熱で温くなってしまうほど。二重カルデラのぐるっと1周ハイキングや、地熱蒸気で地獄蒸し料理ができる噴気孔「ひんぎゃ」を備えた青ヶ島キャンプ場などの観光スポットがあります。観光と農業が主な産業であることから、その極端に少ない村の人口に比べて、多くの特産品があります。ここでは、伊豆諸島のなかでもとくに隠れた観光地の青ヶ島で入手できるお土産についてご紹介します。

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人口200人たらずの東京都の村!伊豆諸島の青ヶ島でおすすめのお土産5選

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1. 青酎

青ヶ島を代表するお土産品といえば、島の焼酎「青酎(あおちゅう)」です。もともとは島の各家庭で自家用に作られていたものですが、今では青ヶ島酒造が一手に生産しています。それゆえ「幻の焼酎」とも呼ばれ、左党の間では知られた存在となっています。

青ヶ島産の芋と大麦を原料とし、オオタニワタリの葉に麹を付着させて醸造するのが特徴。現在も杜氏によって味や香りが異なるので、飲み比べてみるのも楽しいですね。ほとんどの工程を手作業で行うため、大量生産はできません。お酒はお土産の定番ですが、青酎ならとくに周囲に自慢できますよ。

2. ひんぎゃの塩

火山島の青ヶ島には、地面から蒸気が吹き出す穴がたくさんあり、これを「ひんぎゃ」と呼んでいます。野菜や卵を茹でる、いわゆる地獄蒸しによく使われますが、海水を地熱でじっくり煮込んだ「ひんぎゃの塩」も、青ヶ島のお土産としても人気があります。

青ヶ島の海水と地熱で作られるミネラルたっぷりのお塩は、ほんのり甘味が感じられる上品な味。青ヶ島で新鮮な魚介類を食べるときには、ひんぎゃの塩は欠かせません。ぜひ自宅に帰ってからも、青ヶ島の美味しいお塩で料理を楽しんでください。

3. 唐辛子

青ヶ島の唐辛子は、沖縄の島とうがらしのように日本の一般的な唐辛子よりもずっと辛いのが特徴。本土の唐辛子を青ヶ島で栽培すると辛くなり、逆に青ヶ島の唐辛子を本土で植えると辛さが弱まるのだとか。火山島の青ヶ島の土壌と気候が、独特の辛さを生み出しています。

一味唐辛子の小瓶を購入するだけでも充分青ヶ島のお土産になりますが、島では唐辛子を使ったさまざまな加工品が作られています。伊豆諸島名物島寿司によく合う「島だれ」や、ひんぎゃの塩に漬け込んで発酵させた「鬼辛」、唐辛子とウコンを原料に手作りした「島ラー油」など、辛味を活かしたお土産品がいっぱい!辛いだけでなく風味も豊かなので、いろんな料理に合わせてみてくださいね。

4. 島だれ

青ヶ島の各家庭で作られていたおふくろの味でもある「島だれ」は、唐辛子と島みそ、島にんにく、生姜、醤油で作る味噌だれです。醤油代わりにしても美味しいですし、炒め物や煮物など幅広く使えるのがポイントです。それぞれの家庭ごとに風味が異なるので、お気に入りの1本を探してみましょう。

味噌だれなので焼肉や焼き魚に合うのはもちろん、名物の島寿司とも相性抜群!また、刺身の醤油代わりにも使われるので、ぜひ試してみてください。

5. とびくん

青ヶ島周辺の海域は、黒潮の本流に囲まれた絶好の漁場。3月~5月初め頃には、トビウオ漁がシーズンを迎えます。脂の乗ったトビウオは、お刺身で食べてもとっても美味!これを開いて「ひんぎゃの塩」に漬け、一夜干しにしてからスモークしたのが「とびくん」です。

しっかりていねいに燻製にしているので、そのままむしって食べることができます。レンジでちょっとチンすれば、柔らかくなりチップの薫りが一段とアップ!青酎の肴にすれば、とっても贅沢な晩酌になりますよ。

◎まとめ

東京都心から360km離れた青ヶ島。情報欄を見て気づくと思いますが、小さな青ヶ島には「青ヶ島村無番地」という住所しかありません。のどかな青ヶ島では、ゆったり過ごす時間が何よりの魅力。青ヶ島を訪ねたら、酒好きには有名な青酎はもちろんのこと、お酒や魚によく合う島の特産品をたくさんお土産に持ち帰ってください。

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