大峰山麓の秘境・天川村で他にはないお土産を買おう!おすすめ4選

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大峰山麓の秘境・天川村で他にはないお土産を買おう!おすすめ4選

奈良県のほぼど真ん中に位置する天川村(てんかわむら)のキャッチフレーズは天の国、木の国、川の国。世界遺産の「紀伊山地の霊場と参道道」の修験の山である大峰山があり、洞川温泉でも知られています。秘境ともいわれる山あいの村、天川村で人気のあるお土産品を4つご紹介したいと思います。ぜひ参考にして下さいね。

目次

大峰山麓の秘境・天川村で他にはないお土産を買おう!おすすめ4選

1.陀羅尼助丸

陀羅尼経(だらにきょう)のように有難い薬効がある事から命名された「陀羅尼助丸(だらにすけがん)」は1300年の歴史を持つ天川村発祥の胃腸の生薬です。疫病が流行し多くの人が腹痛に苦しんでいた時に、大峰山の開祖・役行者が山中の黄柏(おうばく)の木の皮をはいで煎じて飲ませ、村人を救いました。その後村人にその製法を教え伝えたのが始まりといわれています。江戸時代に副作用の心配がない胃腸の妙薬として民衆に広まり、全国で愛用されるようになりました。

主原料は、黄柏と呼ばれるキハダの樹皮で、これを煮詰めたエキスにゲンノショウコ、ガジュツを加えて乾燥されたものです。突然の腹痛、消化不良、食べすぎ飲みすぎ、吐き気、食欲不振などに効果があるといわれています。現在でも天川村では常備薬として親しまれ、天川村のお土産にもピッタリですね。

2.大峰山麓コンフィチュール

洞川温泉街にたたずむ小さなお店「洞川温泉ましこ」。温泉旅館だった建物を改装し店主が一人で始めたコンフィチュール(ジャム)工房。旬の材料を使い、着色料や保存料などの添加物は不使用なので安全で安心です!年間を通して40種類以上のコンフィチュールがこの工房でつくられているので、いつ行っても新しい品目に出逢えるのでお土産にもピッタリですね。

店主こだわりの、旬の素材は地元天川村を中心とした地域の直売所から購入。素材の風味を大切に、あまり煮詰めないでさらっとした状態に仕上げ甘さも控えめな逸品です。栗、リンゴ、梨、イチジク、スモモ、イチゴなど、パンにつけてもヨーグルトに入れても、もちろんそのまま食べても新鮮な果物の味が口いっぱいに広がりますよ。ついついあれもこれもとお土産にしたくなる、温かい雰囲気のお店です。

3.柿の葉寿司

その昔、海のない奈良には海産物や塩は川を渡って運ばれてきたのでとても貴重なものでした。当時はそんな貴重な鯖(サバ)と塩を使った柿の葉寿司は、祭りの際のご馳走として地域の集まりや家族の食卓に欠かせない行事食。貴重なたんぱく源である鯖を塩でしめて保存性を高め、乾燥を防ぐために柿の葉で包み、重石で空気を抜いて発酵を促すというまさに先人たちの知恵の結晶が、今なお引き継がれて天川村にも息づいています。

天川村で柿の葉寿司と言えば「柳豊」。肉厚の国産鯖を使い、大峰山の名水「ゴロゴロ水」を使って炊き上げたシャリで作った柿の葉寿司は、すっきりと上品な味わい。お土産に喜ばれそうですね。また、柳豊ではお餅をサイコロ状に切って揚げた洞川名産の「キリコ」も販売しているので、そちらもお土産にピッタリですよ。

4.天川アロマ杣(そま) 

「天川アロマ 杣(そま)」は天川村のヒノキに魅せられて、ここでエッセンシャルオイル作りを始めたオーナーが開いた工房。エッセンシャルオイルとは精油のことで、植物に含まれている揮発性の芳香物質を含んだオイルです。ハーブ葉の質量に対してわずか0.01~0.2%しか含有しない非常に希少なものなんですよ。混ぜ物を含んで大量生産されるアロマオイルなどとは全くの別物です。

大峰山から産出されるヒノキの木部だけを水蒸気蒸留法で抽出した「檜(ヒノキ)エッセンシャルオイル」を、他のエッセンシャルオイルとブレンドして調香した様々なエッセンシャルブレンドオイルは世界で一つしかない香り。オーストラリアのユーカリラディエーターとブラジルのスイートオレンジをブレンドした「謳香 OHUCA」など、天川村のお土産にピッタリな素敵な香りがいっぱいですよ。天川村直売所小路の駅「てん」にて販売されています。

◎まとめ

天川村で買えるお土産を4つご紹介しました。周囲を山に囲まれ「秘境」ともいわれる天川村らしく、どれも個性的なお土産ですよね。なかなか他の場所では手に入らないものも多いので、買い逃しのないようにご注意くださいね。天川村の貴重なお土産は多くの人に喜んでもらえそうですね。素敵な逸品を見つけてください!

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