和歌山県みなべ町のお土産と言えばやっぱり梅!厳選梅のお土産をご紹介

画像出典:shimanto / PIXTA(ピクスタ)

和歌山県みなべ町のお土産と言えばやっぱり梅!厳選梅のお土産をご紹介

和歌山県日高郡みなべ町は、青梅の生産量日本一の町。また南高梅の発祥の地としても名高い紀州梅の産地です。なんと全世帯の約8割が何らかの形で梅に携わっているという、まさに梅の里です。観光名所も紀州梅干館やうめ振興館、道の駅 みなべうめ振興館と梅にちなんだところばかり。

そんなみなべ町のお土産と言えばやっぱり梅!といっても各メーカーが工夫を凝らした様々な梅を製造販売しているので、バラエティーも豊かです。今回ご紹介するのは、そんな梅のお土産4品です。ぜひお土産選びの参考にして下さいね。

目次

和歌山県みなべ町のお土産と言えばやっぱり梅!厳選梅のお土産をご紹介

1.梅肉エキス

青梅1kgからわずか20gしか作れないという梅肉エキス。みなべ町では、昔から家庭に梅肉エキスを常備するのは当たり前でした。中でも老舗として名高いのが創業大正9年の「不老梅本舗 林圓三郎商店」です。

地元の良質の青梅の種を取り搾った果汁を何日もかけてじっくり煮詰めて作るという手間暇かかった一品で、その製法は初代から守り続けている秘伝。梅エキスを炊けるようになるまでに10年から15年かかり、納得いく梅エキスを作れるようになるまで30年かかった、と3代目の店主は語ります。

純梅肉エキスは100%純粋の無添加梅肉エキス、アルカリ性食品でとろりとしています。驚く程酸っぱいので、ハチミツや黒糖、オリゴ糖などを混ぜると食べやすくなりますよ。お湯に溶かして梅肉ドリンクにするのもおススメです。

2.tometo-ume (とまと梅)

平成15年に旧JAみなべと旧JA和歌山いなみが合併した際に、両町の特産品を組み合わせた特産品として2年の月日をかけて開発されたのが、デザート感覚の梅干し「tomato-ume」です。

印南町特産の高糖度ミニトマト「優糖星」の果汁に、みなべ町特産の最高級の南高梅を漬け込まれていて、梅の酸味とトマトのほんのりとした甘さがあり、後味がすっきり。発案当初は、希少価値の高い優糖星を梅干しに使うなんて、という反対の声もあったといいます。

しかし優糖星は厳選出荷をしているので、未利用果実も多く、生産者の所得向上につながると農家を説得し、出荷時期である11月から6月を過ぎた果実を仕入れる事に成功しました。トマトの果肉と梅肉を合わせた特製ドレッシングがついていて、これをかけるとよりマイルドな味を楽しめますよ。

3.紀州五代梅の心

梅干しの等級基準では、最高級の紀州完熟南高梅を通常の3倍の期間漬け込み、熟成させた五代庵を代表する梅干し「紀州五代梅」の中から、さらに大粒で良質な物を厳選したのが「紀州五代梅の心」です。

甘味と酸味のバランスが絶妙で、創業180年を超える老舗の五代庵では、漬け込み職人たちが毎日梅と向き合って、こだわりの製法を守っています。丁寧に個包装された梅干しは、まるで高級和菓子のようでご贈答にもピッタリ。大切な方への特別感のあるお土産を探している方にオススメです。

4.スイートはちみつ梅

「梅翁園」は、みなべ町で梅干し製造を始めて70余年、先代が梅の畑地を買って栽培を始めた所からスタートします。昨今の塩分の濃いタイプの梅干し離れに歯止めをかけようと、作られているのがはちみつで漬けられた甘いタイプの梅干し。

スイートはちみつ梅は、完熟南高梅を使用した塩分5%のとろりと甘い梅干しで、一度目には下味程度に、二度目には甘さを加えた液にじっくりと漬け込む二段仕込み製法を行っています。これによって実の中にゆっくりじっくりと甘味が浸みわたるので、まろやかでしつこくなく、自然な甘さに仕上がります。老舗が開発した新しいタイプの梅干しは、安定の美味しさがあると人気ですよ。

◎まとめ

様々なタイプの梅干し、梅エキスなどをご紹介しました。南高梅の収穫は、木で十分に熟して落ちてくるのを待って収穫します。木の下にはネットがはられているので、柔らかい梅の果実をやさしく受け止めます。皮が薄く果肉が厚いのが特徴で、まさに梅干しの為のような品種。試食を出しているお店も多いので、ぜひ味見してから納得の一品を選んで下さいね。

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