名称:なまこや
住所:七尾市石崎町香島1-22
公式・関連サイトURL:http://www.namakoya.com/
能登半島の中核都市である七尾市。かの上杉謙信も攻めあぐねたほどの巨大な七尾城跡や、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続総合1位を受賞した和倉温泉の加賀屋など、観光の魅力がたくさんあります。
そんな七尾市は、朝市で有名な輪島などと同じく海の幸が豊富!日本三大珍味のひとつ「このわた」をはじめ、岩もずくや岩がきなど能登半島ならではの海産物が魅力です。七尾市で美味しい海鮮料理を堪能した後は、お土産が気になりますよね。そこで今回は、七尾市で買えるおすすめのお土産品をご紹介します。
目次
日本三大珍味や魅惑の大福まで!石川県七尾市でおすすめのお土産を紹介!
1. このわた
「このわた(海鼠腸)」とは、ナマコの内臓を塩辛にしたもの。平安時代の史料にすでに能登国の特産として記され、室町時代や江戸時代には将軍家にも献上されていました。ウニ、からすみと並んで日本三大珍味のひとつとされ、酒肴として珍重されています。
七尾市内には、今も「このわた」の製造元がたくさんあります。なかでも「なまこや」のこのわたは、能登産の選び抜かれたナマコのはらわたをひとつひとつ手仕事で、薄塩のみで仕上げています。ナマコは大きくアカ・クロ・アオの3種に分けられますが、そのうちもっとも高価なアカナマコのこのわたは、お土産としても最上級品といえるでしょう。
このわたのほかにも、さらに貴重なナマコの卵巣の干物「このこ」や、ご飯のおかずにもなるこのわたのいくら醤油漬など、お土産にピッタリな商品がいろいろありますよ。和倉温泉入り口にある本店のほかにも、七尾港の道の駅「能登食祭市場」にも販売店がありますよ。
2. ひっぱり餅
能登名物のお菓子をお土産にするなら、ひっぱり餅がおすすめです。その昔、兄の源頼朝に追われた源義経一行が船で能登に停泊したさい、この後の逃避行の携帯食にと弁慶が蒸したもち米を杵も使わず素手で引っ張っては捏ねて餅に仕上げてしまったとか。七尾市の隣の志賀町には、その時の義経の船隠しと言い伝えられる崖の裂け目があります。
近年まで、能登の女性が船の上の保存食として四方八方から実際に引っ張って作っていたといわれるひっぱり餅。今では能登産のもち米に小豆を散りばめた能登名物のお土産として販売されています。道の駅「能登食祭市場」をはじめ七尾市内のお土産処でも気軽に購入できますよ。
名称:道の駅「能登食祭市場」
住所:七尾市府中町員外13-1
公式・関連サイトURL:http://www.shokusai.co.jp/
3. みそまんじゅう
もう1つ、能登銘菓のお土産として有名なのが、みそまんじゅうです。北海道産いんげん豆100%の白いこしあんを、味噌を練りこんだ生地で包んだ素朴な風味の饅頭。ほんのりしょっぱい記事と白あんの上品な甘さが良く合います。
能登半島の至るところで目にする郷土のお菓子ですが、なかでも七尾市の旧田鶴浜町に本店を置く「みそまんじゅう本舗 竹内」は有名店。七尾市街や和倉温泉にも支店がありますよ。みそまんじゅうの賞味期限は夏期で5日、冬でも7日(常温)なので、お土産にする際は注意して下さい。
名称:みそまんじゅう本舗 竹内
住所:石川県七尾市田鶴浜町を部14
公式・関連サイトURL:http://misoman.com/index.html
4. のと情熱大福
最後にご紹介する「のと情熱大福」は、七尾市田鶴浜町で3代続く和菓子店が編み出した気鋭のお土産スイーツです。メディアに何度も取り上げられていて、七尾土産としても申し分ありません。
フランス産の栗とラム酒を少々加えた白あんの「モンブラン」と、やはり北海道産手亡豆の白あんにイチゴを練りこんだ「いちごミルク」の2種類があります。両方とも品の良い甘さとモチッとした食感がやみつきになる一品ですよ。
ほかにも、木苺を混ぜ込んでほんのり酸味のきかせた「能州最中 むらさき」や、能登大納言を使用した求肥入り羊羹「のと魂」など、七尾のお土産にふさわしい気合いの入ったお菓子がいろいろありますよ。
名称:杉森菓子舗
住所:石川県七尾市田鶴浜町リ部45
公式・関連サイトURL:http://s-kashi.com/index.html
◎まとめ
石川県七尾市のおすすめのお土産のご紹介しました。海の幸のお土産はもちろんのこと、郷土の銘菓や新しいスイーツなど、七尾市には面白いお土産がたくさんありますね。
北陸新幹線の開通でぐっと関東や関西から行きやすくなった能登半島。その中核都市の七尾市で、ぜひ能登ならではのお土産選びを楽しんでください。
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