千葉県のお土産6選|高級品や特産落花生などが豊富!?

画像出典:noset/PIXTA(ピクスタ)

千葉県のお土産6選|高級品や特産落花生などが豊富!?

一昔前まで千葉県の名産品といえば、まず挙げられたのが落花生(ピーナッツ)でした。確かに今でも落花生が人気のお土産である事に変わりはないのですが、よくよく見渡せば千葉県にはピーナッツに勝るとも劣らないお土産物がたくさんあります。

千葉県は東京に隣接していて首都圏の一角をなすため、これまであまり「地方」としての注目を浴びなかったことが名物の発掘を遅れさせたのかもしれませんね。今回は、そんな千葉県にスポットを当てて、おすすめのお土産をご紹介していきます。ご期待ください!

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千葉県のお土産6選|高級品や特産落花生などが豊富!?

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千葉県のお土産①落花煎餅

長い歴史を誇る「落花煎餅(らっかせんべい)」は、千葉県の特産品である落花生を使った一品です。このお菓子は、千葉県北東部の八日市場にある江戸時代創業の老舗「坂本総本店」で、明治44年に誕生しました。

当時まだ皇太子だった大正天皇が当地を行幸される事になった際、千葉県知事が「千葉特産の落花生を使ったお菓子を献上したい」と依頼されたのが始まりだったのだとか。落花生の味が決め手になるお菓子だけあって、選ばれたのは最も香りの良かった八街(やちまた)産のピーナッツでした。

もちろん、こだわったのは落花生だけじゃありません。煎餅の生地を流し込む焼き型は関西で作られた特注品ですし、仕上げに表面に塗る「すり蜜」は何度も試作品を作ってようやく完成したこだわりの味。そんな努力と苦労の上に誕生したのが、銘菓「落花煎餅」です。

「落花煎餅」は坂本総本店のほか、千葉県内にある大手百貨店で購入することができますよ。

千葉県のお土産②オランダ家の楽花生最中

千葉土産としてどうしても外す事の出来ないのが、オランダ家の「楽花生最中(らっかせいもなか)」。一目でピーナッツだと分かる落花生の殻をかたどった最中の中に、全国一の生産量を誇る千葉県産ピーナッツ100%の落花生餡(あん)を詰めた一品です。

皮の原料であるお米とピーナッツの味が奏でる絶妙なハーモニーは、全国に多くのファンを作り出してきました。落花生を使った最中は、実はオランダ家以外のメーカーからも発売されています。

千葉ピーナッツの「落花生最中」やなごみの米屋の「ピーナッツ最中」など、どれも素材や製法にこだわって作られた銘品ばかり。食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね!

千葉県のお土産③完熟びわゼリー

千葉県は知る人ぞ知る農業県。落花生を始めとして、生産量が全国でも上位にランクされる農作物が数多くあります。その中の一つが枇杷(びわ)。主な産地は千葉県南部の南房総市になりますが、「房州ビワ」と呼ばれるこの枇杷は明治42年以来、毎年初夏の味覚として皇室に献上されている伝統的な農作物です。

そんな由緒正しき枇杷を用いた千葉のお土産が「完熟びわゼリー」。房州産の枇杷ピューレをたっぷり使用したこのゼリーは、とろけるような舌ざわりと濃厚な味わいで、子供から大人まで幅広い年齢層に好まれています。

販売するのは「全国道の駅グランプリ」で最優秀賞を受賞したこともある、南房総の道の駅とみうらの「枇杷倶楽部」。こちらでは夏季限定で、びわ狩りも楽しめます。
カフェではびわカレーやびわソフトなど、枇杷を使ったオリジナルメニューがいっぱい!

そんな枇杷倶楽部の人気商品「完熟びわゼリー」を、ぜひご賞味ください。

千葉県のお土産④下総醤油

千葉県でもう一つ、忘れてならない名産品がお醤油。日本を代表する醤油メーカーが千葉県北東部の野田市や銚子市に集まっており、全国一の生産量を誇っています。ただ、今回ご紹介する「下総醤油」は、そんなナショナルブランドとは一線を画すこだわりの一品。贈答やお土産にうってつけですよ。

江戸時代創業の「ちば醤油」が誇るこの下総醤油は、国産原料のみを使って、伝統の木桶仕込みで作られているというのが特徴です。長時間の発酵と熟成で得られるそのまろやかなコクと風味は、多くの一流料理人に認められているのだとか。

価格は通常の醤油に比べると高価ですが、千葉県を代表するお土産として自信をもっておすすめしたいこの「下総醤油」。千葉県内の大型スーパーでも手に入るという、気軽さもまた人気の秘密です。

千葉県のお土産⑤鯛せんべい

「鯛せんべい」もまた、千葉県を代表するお土産として古くから知られている一品です。南房総の天津小湊は、日蓮宗の開祖・日蓮聖人誕生の地。その日蓮聖人の霊蹟「鯛の浦」の鯛が、水面に跳躍する姿を表現したのがこの「鯛せんべい」です。

小麦粉、卵、砂糖などシンプルな素材のみで作られたこちらの煎餅は、素朴ながらも一度食べると後を引く美味しさでリピーターも多いのだとか。定番のプレーン味のほか、香りを楽しむシナモン味やチョコ味、桜茶風味など、バラエティに富んだフレーバーが次々と販売されています。

「鯛の浦」周辺の土産物店に行くとよくわかりますが、実は「鯛せんべい」は他にもあるんですよ。
ご紹介した亀屋本店以外に、鴨川市周辺に本拠を置くいくつかのメーカーが同じ「鯛せんべい」と言う名称で似たような商品を販売しています。ぜひ食べ歩きをしながら、あなた好みの味を見つけてみてくださいね!

千葉県のお土産⑥ぬれ煎餅

元祖である「柏屋」を始め、銚子電鉄や「イシガミ」など数社が製造販売している「ぬれ煎餅」もまた、千葉県の定番土産ですよね。スーパーやコンビニでも手軽に購入できることから、お土産としてだけでなくお茶うけやおやつとしても人気があります。

「ぬれ煎餅」とは、焼いた直後の熱い煎餅生地を醤油に漬けたしっとりとした歯ざわりの煎餅のこと。元々は「柏屋」が煎餅の失敗作をおまけとして付けたのが始まりでしたが、普通とは違う柔らかい食感が人気を呼んだため、1963年に商品名を「ぬれせん」として商標登録し製品化しました。

その後、銚子電鉄が慢性的な経営難の改善を狙ってこの事業に参入。鉄道維持のために煎餅を購入して欲しいと広く呼び掛けたところ、鉄道ファンを中心に多くの人が共鳴し、一躍千葉のお土産品として全国にその名を知られるようになったのです。

「ぬれ煎餅」と聞くとガッツリ醤油味を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近では甘口や青のり風味、薄口しょうゆ味など、子供でも楽しめるものも販売されています。救世主「ぬれ煎餅」を頬張りながら、銚子電鉄に揺らてみませんか?

◎まとめ

千葉県は、実は農業生産額が全国でもベスト5に入るれっきとした「農業県」です。そのため、豊富な農産物資源を生かしたユニークなお土産物が次々と誕生しています。

数ある千葉の名産品たちを気軽に味わえるなんて、なんとも贅沢だと思いませんか?地方からも都心からもアクセスしやすい千葉県へ、ぜひ足を運んでみてくださいね!

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