滋賀のお土産7選|おしゃれな絶品お菓子も!

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滋賀のお土産7選|おしゃれな絶品お菓子も!

日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県。琵琶湖を擁するこの湖国には、独特の風土と歴史が育んだ面白いお土産がたくさんあります。しかしながら隣に京都府があるためか、今ひとつその実力が全国的に知られるには至っていません。

今回オススメする滋賀県のお土産7選は、どれも魅力的な逸品ぞろい!ぜひ京都から一歩足を延ばして、湖国近江のお土産を広めてください。

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滋賀のお土産7選|おしゃれな絶品お菓子も!

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滋賀のお土産①クラブハリエのバームクーヘン

商都近江八幡に本店をもつ有名和菓子店「たねや」。このたねやが展開するバームクーヘン専門店が「クラブハリエ」です。
とくに関西で大人気のバームクーヘンは、しっとりと柔らかいのが特徴!京阪神のデパートにも販売店が入っていますが、滋賀県内のクラブハリエのお店では、できたてのバームクーヘンに限定商品などが用意されています。

クラブハリエの旗艦店に位置付けられている「ラ コリーナ近江八幡」は、バームクーヘンのほかに和菓子や洋菓子、カフェにギフトショップなどが入っています。

バームクーヘンはクラブハリエ各店で買えますが、ラ コリーナ近江八幡にしかない限定品もあるので要チェックですよ。

滋賀のお土産②滋賀の日本酒

滋賀県は隠れた日本酒の名産地です。周りを山に囲まれた滋賀県では、良質の雪解け水を使って日本酒の仕込みが行われています。湖東・湖北・湖南・湖西と、それぞれ味わい深い日本酒が造られていますが、代表的なところで取り上げたいのが「七本槍」です。

賤ケ岳の麓、北国街道の宿場町木之本で450年以上の歴史を刻む冨田酒造。ここで醸される「七本槍」のラベルに用いられているのは、かの北大路魯山人の手になる篆刻です。まろやかさが魅力の滋賀県の清酒のなかでも、しっかりとしたコクと旨味を持つ日本酒ですよ。

滋賀のお土産③鮒鮓

鮒鮓(ふなずし)は、琵琶湖のニゴロブナを塩とご飯で漬け込んだ熟れ鮓です。食酢を使うわけではなく、自然に発酵させた保存食なので、一般的な寿司とは味も食感も全く異なります。独特の発酵臭と強烈な旨味があるため、好みが大きく分かれる一品です。

スシの元祖というべきものですが、ウォッシュ・タイプのチーズに通じるものがあります。滋賀県では古来この鮒鮓を、冬越しのために各家庭で造っていました。最近では減ったものの、北部では今なお毎年自家製で漬けている家庭もあります。

最近ではニゴロブナの漁獲減少で高級珍味となっていますが、滋賀県ではまだまだ比較的安く手に入れることができます。においに慣れれば、滋賀の日本酒とよく合いますよ。
滋賀県では地元のスーパーでも普通に見かけますが、大津市内にある「阪本屋」はJR大津駅の近くにある専門店です。国の有形登録文化財の建物も素晴らしいのでおススメですよ。

滋賀のお土産④近江八幡の赤こんにゃく

水郷や商家の街並みとして知られる近江八幡。今でもよく、八幡堀の風景が時代劇のロケで使われています。歴史ある近江八幡には丁稚羊羹や丁字麩などいろいろな名物がありますが、そのなかの1つに赤こんにゃくがあります。

近江八幡市の日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の左義長祭りという火祭りに因んだとも謂われる真っ赤なこんにゃく。一説には、赤を好んだ織田信長を喜ばせるために染めさせたともいわれています。この赤色はべんがらで着色したもの。近江八幡では、最近まで赤色以外のこんにゃくが無かったそうです。

食べ方は普通のこんにゃくと一緒ですが、鮮烈な赤味が料理に華を添えます。また、酢味噌で刺し身こんにゃくのように食べるのもオススメですよ。

滋賀のお土産⑤走井餅

走井餅(はしりいもち)は京都市と大津市の間の逢坂山の名物です。逢坂の関で有名なこの地は追分とも呼ばれ、都の出入り口として古来多くの人が行き来していました。ここには名水として有名な井戸があり、その名を「走井」といいました。

旅人の喉を潤してきたこの井戸の傍には、江戸時代になると茶店が並び始め、走井の水と近江米で搗いた餅が提供されるようになりました。これが「走井餅」の縁起です。

今もこの「走井」は残っていて、月心寺の境内にあります。なお、この月心寺はもともと日本画家橋本関雪の別荘で、更にさかのぼると、江戸時代の茶店にまで繋がるのです。現在の「走り井餅本家」は、月心寺から京都側へ下った、国道1号線のジャンクション内側にあります。

滋賀のお土産⑥近江牛

日本三大和牛に数えられる近江牛。他の三大和牛である神戸牛・松阪牛と比較して、霜降りの度合いが高く、きめ細やかな点が特徴です。

近江牛の歴史は古く、早ければ戦国時代末期に近江日野出身の大名である蒲生氏郷、または江戸時代に彦根藩が、食用の肉牛を育てていたとされています。とくに彦根藩は、将軍家や各大名に乾した牛肉を「薬」として贈呈していました。

近江牛が一般に広まったのは明治時代に入ってのこと。広めたのは、今も瀬田の唐橋の西詰で営業している「松喜屋」です。
近江牛の販売のほか、レストランでは近江牛のステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなどが味わえます。お土産用として発送することもできるほか、手軽に購入できる近江牛を使ったレトルトカレーなども人気です。

滋賀のお土産⑦糸切り餅

ゆるキャラのさきがけ「ひこにゃん」で有名な彦根市。そこから車や鉄道ですぐのところに、観光地多賀大社があります。神代の昔に創建されたと伝わる滋賀県きっての古社で、かつては「お伊勢参らばお多賀へ参れ」とまで謳われていました。

そんなお多賀さんをお参りするなら、門前名物の「糸切り餅」は欠かせません!あんこを金太郎飴のようにお餅で巻いて、一口大にカットした餅菓子で、青・赤・青の3本のラインが入っているのが特徴です。

現在は、それぞれ「本家」「元祖」「総本家」を名乗る3店舗が製造・販売しています。とくに「ひしや(菱屋)」は、3店のなかで唯一今も手作りを貫いている老舗!細く伸ばした餅を三味線の糸で手際よくカットしていくようすは、まさに職人芸です。

東海道と中山道が走る滋賀県は古くらかの交通の要衝。先に紹介した走り餅や糸切り餅のほかにも、三井寺の力餅や草津のうばがもちなど、旅人の小腹を満たしてきた餅菓子がたくさんありますよ。

◎まとめ

滋賀のお土産を7つに絞ってご紹介しました。京都の隣にあり、琵琶湖の恵みに支えられた湖国滋賀県には、古いものから新しいものまで実にさまざまなお土産があります。

滋賀県というと「琵琶湖!」とひとくくりにしてしまいがちですが、湖南・湖北・湖西・湖東とそれぞれ特色があります。ぜひじっくり時間をかけて滋賀県をめぐって、いろいろなお土産を手にしてみてください。

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