最先端を走るスポット多数!ニューヨーク10番街の魅力に迫る!

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最先端を走るスポット多数!ニューヨーク10番街の魅力に迫る!

ニューヨークを南北に走るアヴェニュー。その中でも10番街(Tenth Avenue)は地域によって色々な顔を見せる通りです。20世紀途中までは労働者階級が多く生活し、旅行者がなかなか寄りつけないエリアでしたが、20世紀末には高級住宅地に生まれ変わっています。この10番街の魅力をエリアの紹介と共にまとめていきます。アメリカの「今」を表現するこの通りの魅力は何でしょうか?

目次

最先端を走るスポット多数!ニューヨーク10番街の魅力に迫る!

1. 10番街の位置情報

出典: rp72 (CC BY 2.0)

10番街は北は59丁目に始まり、南はガンゼヴォート・ストリート(Gansevoort Street)の南で、11番街及びウエストストリートとの合流点を以て終点となっています。59丁目より北の10番街はアムステルダム・アベニュー (Amsterdam Avenue) と名前を変え、さらにフォート・ジョージ・アベニュー (Fort George Avenue) となります。

フォート・ジョージ・アベニューはハイ・ブリッジ・パークで西に曲がり別の道となりますが、ハイ・ブリッジ・パークの北側で今までの延長線上に再び10番街が登場します。この10番街は最終的に218丁目あたりでブロードウェイ及びU.S. Route 9と合流します。この様に10番街は名前を変えながらも、ほぼマンハッタンの南北を貫いています。

2. 10番街周辺のオススメスポット

◆2-1.ミートパッキング地区

出典: Gryffindor (CC BY-SA 3.0)

ミートパッキング地区 (Meatpacking District)はマンハッタンの南、8番街〜11番街と14丁目の周辺です。この辺りは元々精肉工場街でした。ミートパッキングとは肉のパック詰めの事なんですね。このミートパッキング地区が現在ではマンハッタン有数のナイトスポットとなっています。夜な夜なセレブが集うパーティが開かれ、夜明けまでおしゃれに着飾った男女が途切れる事はありません。

このミートパッキング地区は美味しい食事がとれるレストラン、おしゃれなバー、あらゆるものが揃っています。お昼にはランチを食べながら葡萄酒やカクテルというのもいいですね!シーズンになればストリート・フェアも始まりますので、食べ歩きもできますね。

◆2ー2.チェルシー

出典: Beyond My Ken (CC BY-SA 4.0)

チェルシー (Chelsea) はミートパッキング地区の北側のエリアです。北は30丁目、南は14丁目の間で5番街からハドソン川までの間が、大体その地域となります。このチェルシ―、1990年代から地価の高騰したソーホーに代わってギャラリーが多く移ってきたため、ニューヨークのアートシーンの一つを形成しています。

また、フードコートにレストラン、お土産などが揃った人気のお買い物スポットであるチェルシーマーケットがあるのもこの地域。店内にはオーガニック・フードやおしゃれな小物が一杯!このチェルシーマーケットでしか手に入らないものも多く、ニューヨーカーも足繁く通っているとか。店内はwi-fi完備という旅行者にはありがたいサービスもあります。

◆2-3.ハイライン

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ハイラインはニューヨーク・セントラル鉄道の廃線となったウエストサイド線の跡地を利用した庭園です。庭園と言っても地上10mの高架ですので、まさに空中庭園と言った感があります。その長さは2.3kmでミートパッキング地区やチェルシーの上に歩道が架かっていることになります。道の両脇には季節ごとに草木が茂り花が咲いており、歩行者をなごませます。

高架の道にはベンチが添えられおり、屋台で売っているアイスクリームやコーヒーなどをゆっくり愉しむことができますし、いくつかのポイントではエレベーターが設置されています。鉄道の跡地ですので、道を歩いていれば昔の線路の跡を見つけることもできます。色々な発見ができる、古いものと新しいものが融合されたスポットですね。

◎まとめ

10番街およびその周辺は如何だったでしょうか?昔の荒々しいエリアと打って変わって、おしゃれで文化的なエリアに10番街は生まれ変わっています。これからも日々進化するこの通り。毎年のように訪れて定点観測したら、面白いことになりそうですね!

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