ニューヨークといえば、マンハッタン。そのマンハッタンの中で最も有名なショッピングストリートは、セレブたちも集まる5番街ですね。ではその5番街のお隣の通り、6番街は、どうでしょうか。実は、ニューヨーカーにも人気のトレンド発信地、ソーホーやグリニッジ・ヴィレッジを通り、マンハッタンの高層ビルなどもあるという6番街。そこで、マンハッタン・6番街の概要や超高層ビル街、街角にあるアートについてご紹介します。
目次
超高層ビル群が圧巻!マンハッタン6番街にあるオフィス街やアートのご紹介
1. 6番街の概要
6番街(Sixth Avenue)は、ニューヨークのミッドタウンを南北に通る5番街と7番街の間にある通りです。公式名称は、「アベニュー・オブ・ザ・アメリカス/Avenue of the Americas」といい、アメリカのアベニューという壮大な意味を持つ通りでもあります。この6番街はマンハッタンの北側にあるチャーチストリートの分岐点から始まり、セントラルパークの入り口まで続きます。
また、ソーホーやグリニッジ・ヴィレッジを横断していたり、6番街の50丁目からはマンハッタンの超高層ビル群があるオフィス街があったり、その反面少し西へ行けばタイムズスクエアがあるなど、とても賑やかなエリアへもすぐに行くことができるという様々な顔を持つ通りです。
2. 6番街の高層ビル街
6番街沿いにあるブライアントパーク辺りの42~50丁目は、超高層ビルが立ち並ぶオフィス街となっています。このオフィス街にはアメリカの人気テレビドラマを数多く放送するケーブルテレビ局の「HBO」の直営店・HBO Shopgあったり、北上すればロックフェラーセンターがあったりと、ザ・ニューヨークといえる光景があります。その超高層ビル群を見上げれば、ニューヨークの空をビルの間から見ることができます。
6番街沿いの44丁目には老舗のアルゴンキン・ホテルがあり、ここはマチルダ(Matilda)という猫が有名です。1902年オープンでジャーナリストや文豪といわれる作家など著名人が多く滞在するということでも知られています。そしてホテルロビーには猫のマチルダが滞在。ホテルの看板猫として活躍しています。
3. 6番街の街角にあるアート
ニューヨークは美術館をはじめ、さまざまなアートでも有名。街角にもアートが置かれているほどです。6番街には、どんなアートがあるのでしょう。ご紹介しますね。
◆LOVE STATUE/ラブ・スタチュー
6番街と55丁目の交差点にある、LOVEを立体的にしたモダン・アートです。日本でも見かけた方も多いと思いますが、東京の西新宿にもこのLOVE STATUE/ラブ・スタチューがあり、フォトスポットや待ち合わせ場所として知られていますね。そのほかにもアメリカ国内、海外に約20か所ほどあるということ。
◆その他
53丁目と6番街の角には、Jim Dine作のミロのビーナス像があり、こちらもフォトスポットとして人気があります。47丁目から48丁目の間にはFOXニュース・ビルがあり、このビルの前には、アメリカで人気のアニメ「ザ・シンプソンズ」に出てくるバートの像もありますよ。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。ニューヨーク・6番街についてのご紹介でした。5番街のお隣の通りですがオフィス街があり、5番街とは少し違う雰囲気。そして、タイムズスクエアなどの繁華街にも近く、観光客も多く立ち寄る通りでもあります。また、看板猫で有名な老舗ホテルや街角には、ちょっとしたアート作品が置かれ、アートの発信地・ニューヨークが感じられます。意外にも見どころが多い6番街ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。