本部町の観光スポット10選~美ら海を満喫!~

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本部町の観光スポット10選~美ら海を満喫!~

那覇空港から車でおよそ2時間。沖縄本島の中西部に大きく突き出た本部(もとぶ)半島は、沖縄北部で人気のレジャー施設や豊かな自然が残る魅力あふれるエリアです。中でも半島の西側に位置する本部町には、沖縄を代表する観光名所「美ら海水族館」やイルカとふれあえる「もとぶ元気村」、美しいビーチが自慢の瀬底島など様々な観光スポットが揃っています。今回は、そんな本部町でぜひ訪れていただきたいおすすめスポットを厳選して10ヶ所ご紹介していきます。

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本部町の観光スポット10選~美ら海を満喫!~

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1.沖縄美ら海水族館

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沖縄でもっとも有名な観光スポットと言っても過言ではないでしょう。日本最大の水槽を有する「沖縄美ら海水族館」は、沖縄本土復帰30周年に合わせて2002年に開館しました。「美ら海」とは沖縄弁で「清らしい海」という意味で、その名の通り館内では沖縄の美しい海の世界を丸ごと体感できちゃいます。

ジンベイザメやマンタが悠々と泳ぐ大水槽「黒潮の海」は、かつてギネスにも記録されたという圧巻のスケール。水槽のサイズは幅35m・奥行27m・深さ10mを誇り、なんと容量は7,500立方mにも及びます。
ジンベイザメがエサを丸のみする様子が見られる「給餌解説」や、水槽を上から観察できる「黒潮探検」など、他では体験できないプログラムが魅力です。

太陽光が燦々と降り注ぐ「サンゴの海」では、沖縄の海を再現すべくおよそ800体のサンゴを展示しています。あえて屋根を造らず自然光が差し込むように工夫された水槽は、まるでキラキラと輝く海そのもの。
サンゴや色とりどりの熱帯魚に彩られ、神秘的な世界を創り上げています。

歩き疲れたら水槽に隣接したカフェ「オーシャンブルー」で魚たちを見ながら休憩しましょう。4階のレストラン「イノー」では、目の前に広がる青い海を眺めながら地元の食材を使用したランチバイキングを楽しめます。水族館のオリジナルグッズや沖縄土産が揃うショップ「ブルーマンタ」も要チェックですよ!

2.沖縄海洋博公園

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「沖縄海洋博公園」は、1975年に沖縄で開催された博覧会の跡地に建てられた国営公園です。先程ご紹介した「美ら海水族館」もこの海洋博公園内にあります。海洋博公園というとついつい水族館だけに注目しがちですが、それ以外にも見どころがたくさんあるのでぜひ足を運んでみましょう。

美ら海水族館から海側に少し歩いて行くと「ウミガメ館」と「マナティー館」、そしてその隣に「イルカラグーン」が見えてきます。一見すると水族館の施設の一部のようですが、実はここ、無料で観覧できるエリアなんです。「オキちゃん劇場」では1日4回のイルカショーとイルカ観察会、1日3回のダイバーショーが行われており、たくさんの観光客で賑わっています。

常時2000株以上のランや亜熱帯の草花を展示する「熱帯ドリームセンター」も必見ですよ。スタッフが解説しながら温室内を周る「フラワーガイドツアー」や、熱帯の植物を使ったアクセサリー作りなど様々な体験型イベントを開催しています。サバンナの植物が展示された回廊やスイレンを観察できる「ロータスポンド」、高さ36mの展望台「遠見台」などとにかく見どころ満載です。

ほかにも、最大恒星数1億4千万個あまりの星が見られる「海洋文化館」のプラネタリウムや「おきなわ郷土村」、子供向けの遊具が揃う「ちびっことりで」など、公園内には一日では回りきれないほどたくさんの施設が揃っています。沖縄の自然を体験するにはもってこいの観光スポットですよ!

3.おきなわ郷土村

1429年から1879年までの約450年間にわたって存在した琉球王国。日本の鎖国政策時に明や清との中継貿易で栄えたこの国は、中国や東南アジアとの交易の中で多大なる影響を受けながらも、日本文化を融合した独自の文化を築きあげていきました。

沖縄海洋博公園内にある「おきなわ郷土村」は、そんな琉球王国時代の村落を再現した体験型スポット。
約4万平方mの敷地に沖縄ならではの赤瓦家や茅葺家、守護神を祀る御嶽(うたき)などがあり、琉球時代の生活や集落の成り立ちについて学ぶことができます。

こちらで人気なのが毎日無料で開催されている「昔のおきなわ生活体験」。地元のおばあちゃん達が沖縄伝統舞踊や三線の弾き方を教えてくれたり、一緒におしゃべりをしながら楽しいひと時を過ごします。
お茶やお茶菓子も用意してくれるので、ちょっとした休憩にもおすすめ。琉球文化や沖縄の歴史に興味のある方もそうじゃない方も、きっと楽しめるでしょう。

4.もとぶ元気村

「もとぶ元気村」は、バラエティー豊かなプログラムを体験できる夢のようなスポット。特にイルカとのふれあいを楽しめる「ドルフィンプログラム」が人気で、これ目当てい訪れる観光客も少なくないのだとか。

イルカと泳ぐのはもちろん、観察や餌付けと様々なスタイルでイルカとふれあえるのがうれしいですね。
水に入らずに楽しめるプログラムや0歳児から参加可能なプログラムもあるので、泳げない方や小さなお子様でも安心です。ぜひ気軽に訪れてイルカとふれあってみましょう。

沖縄の海を丸ごと楽しみたい方には、マリンスポーツがおすすめ。噴射力を利用して空中に浮かぶフライングジェットボードや、サンゴ礁へのシーカヤック、シュノーケリング、バナナボート、フィッシングなど人気のマリンスポーツのほとんどを楽しめちゃいます。

インドア派の方は、文化交流館を訪ねてみると良いですよ。ここでは、沖縄の伝統楽器「三線」や琉球時代の染物「紅型」を体験できるほか、サンゴ風鈴作りやシーサー作りなど文化体験プログラムを開催しています。保護者同伴であれば4歳から参加できるので、夏休みの宿題や自由研究に利用するのもおすすめです。

他にも動物とのふれあいや海人(うみんちゅ)体験、郷土料理教室など一日中楽しめるプログラムが目白押しのもとぶ元気村。子供だけでなく、大人も童心に返って楽しめること間違いなしですよ。

5.よへなあじさい園

オーナーである饒平名(よへな)ウトさんの趣味がきっかけで誕生した「よへなあじさい園」。当初は知人から譲りうけた2株のアジサイのみでしたが、40年近く経った今ではおよそ1万平方kmの敷地に約1万株、30万輪ものアジサイの花が咲き誇っています。

青い絨毯を敷きつめたような光景はまさに圧巻!「アジサイが咲かない沖縄で珍しい光景が見られる」と話題になると、その噂は瞬く間に日本全国を駆け巡り、さらには海外にまで広がりました。現在では日本国内のみならず、世界各国から観光客が訪れる有名観光スポットとなっています。

アジサイの見頃は、5月中旬~6月下旬の初夏です。この時期には毎年「あじさい園コンサート」を開催するのが恒例となっており、沖縄の伝統文化「指笛」の指導など、ユニークな企画が催されています。
アジサイ以外にベゴニア やメディニラ・マグニフィカなど珍しい草花が100種類以上咲いているので、どの季節に訪れてもきっと楽しめるでしょう。

園内はきちんと整備されおり、トイレやカフェもあるので年配の方や小さなお子様連れの方でも安心です。
カフェで沖縄ぜんざいやピザなどを食べながら、のんびりアジサイ鑑賞をするのがおすすめですよ。

6.水納島

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「水納島(みんなしま)」は、本部町の西に浮かぶリゾートアイランド。クロワッサンのような形をしていることから「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。隆起したサンゴ礁からなるこの島は、貴重な自然が残る島として大人気。本部の渡久地港から高速船に乗って15分もあれば到着します。

冬でも暖かく透明度が高い海は観光客の強い味方!サンゴや魚がたくさん見られることから、一年中ダイバーで賑わっています。ダイビングができない方でも、シュノーケリングで充分満喫できるので心配いりませんよ。バナナボートやグラスボートなど家族で楽しめるマリンスポーツも充実しています。

浜辺には沖縄そばやタコライス、かき氷、ドリンクを販売しているパーラーがあるほか、予約をすれば手ぶらでビーチバーベキューを楽しむことも可能。泊りがけでのんびり過ごしたい方は、ペンションや民宿を利用するのも良いですね。水納島の自然を体験しにぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

7.備瀬フクギ並木

出典: TOSHI.K/PIXTA(ピクスタ)

「備瀬フクギ並木」は、2万本ものフクギが天然のトンネルのようになった並木道。フクギとは沖縄や奄美郡島で防風林・防潮林として栽培されている「福木」とのことで、果実はオオコウモリのエサになることで知られています。フクギ並木は備瀬(びせ)のほか、久米島の真謝(まじゃ)が有名です。

「美ら海水族館」の北側から備瀬崎まで約1kmにわたって続くフクギ並木ですが、実は知る人ぞ知るパワースポットでもあるんですよ。2本の大木が寄り添っているように見える「夫婦福木」は夫婦円満や幸せを導くと言われており、そのご利益にあやかろうと訪れるカップルが後を絶たないのだとか。

フクギ並木は歩くだけではなく、レンタサイクルで走ったり、水牛が引いてくれる牛車で観光することもできます。フクギ並木を抜けた先には真っ青な海が広がっているので、ぜひ絶景を眺めに足を延ばしてみましょう。周辺にはハンドメイドショップやカフェ、レストラン、ペンションなどが揃っているので、のんびり趣を楽しみながら散策を楽しんでみてくださいね。

8.琉宮城蝶々園

日本に生息する蝶の中で最大規模を誇るオオゴマダラ。そのオオゴマダラを含む様々な蝶を見ることができるのが「琉宮城蝶々園」です。運が良ければ、なんと黄金色に輝くオオゴマダラのサナギを見ることもできるそうですよ。園内には蝶だけでなく、亜熱帯植物や昆虫、ヤシガニなども展示されています。

蝶の観察も良いですが、こちらで人気なのが琉宮城にある展望レストラン。宮廷薬膳料理に独自のアレンジを加えたスローフードや沖縄そば、タコライスなどバラエティー豊かなメニューを味わえます。ショップでは沖縄土産の定番ちんすこうやオリジナルの泡盛、アセローラシロップなどを購入することができますよ。

9.瀬底島

出典: O.kazu/PIXTA(ピクスタ)

瀬底島(せそこじま)は本部半島の西に浮かぶ周囲7kmあまりの島。1985年にできた瀬底島大橋で本部半島と繋がっているため、車でも徒歩でも行くことができます。レンタカーを借りてドライブすれば、橋の左右には青い海、前には緑が広がる絶景を楽しめますよ!

瀬底島の北西にある「瀬底ビーチ」は、沖縄屈指の透明度を誇る天然ビーチ。遠浅な上カラフルな魚がたくさん泳いでいるので、子供でも安心してシュノーケリングを楽しめます。ジェットスキーやパラセーリング、バナナボートなどマリンスポーツも満喫したい方にもおすすめですよ。

瀬底ビーチが人気なのは、透明度の高い水質だけではありません。サラサラの砂が気持ちよく、ついつい裸足で歩きたくなるほどなのだとか。この砂浜に寝転がって海を眺めるだけでも行く価値アリですよ!瀬底島にはカフェも充実しており、五感を満たすにはもってこいのスポットといえるでしょう。

10.アセローラフレッシュ

ビタミンCが豊富な果物「アセローラ」をご存知でしょうか?日本では沖縄でのみ生産されている果物で、特に本部町と糸満市で盛んに栽培されています。実そのものを食するのではなく、ジュースやキャンディなどに加工して販売するのがほとんどなのですが、最近ではアセローラの栄養効果や美肌効果が注目され様々なアセローラグルメが誕生しているのです。

本部町を訪れたのなら、ぜひアセローラ専門店「アセローラフレッシュ」に立ち寄ってみてください。
アセローラのフレッシュフローズンをはじめ、アセローラかき氷やサンデーなどアセローラ尽くしのスイーツを味わえます。沖縄の強力な紫外線で焼けてしまった肌を癒すためにも、アセローラは効果絶大ですよ!
アセローラフローズンの素やゼリー、パウダーなどお土産物もおすすめです。

◎まとめ

本部町はとにかく海が美しいエリアです。レジャー施設やレストラン、カフェ、道端などどこを訪れてもすぐそこには美しい沖縄の海が広がっています。まさにゆったりと沖縄を楽しむには最適な場所と言えるでしょう。家族や恋人との旅行はもちろん、一人旅でも素敵な思い出が作れること間違いありません。ぜひ本部町まで足を延ばしてみてくださいね!

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