ニューヨークにもある小さな日本。マンハッタンのイーストビレッジをご紹介

マンハッタンにあるイーストビレッジというエリアには日系のスーパーや日本食レストランが多く、在住日本人も多く集まるエリアです。また、お店の看板やディスプレイも面白く、かなり個性的なオリジナリティあふれるスポットでもあります。また、レストランなどの飲食店も多く、グルメスポットとしても有名。

そんなマンハッタンのイーストビレッジをご紹介します。

1.イーストビレッジの概要

イーストビレッジはマンハッタンの南西に位置し、東西はグリニッジ・ヴィレッジからイースト川、そして南北Ｈハウストン・ストリートから14丁目までのエリアの名称です。1840年代、そして1850年代はアイルランドやドイツからの多くの移民がイーストビレッジに住みはじめ、1890年代にはポーランド、ウクライナからの移民がやってくるようになりました。

そして20世紀前半には移民労働者の街が出来上がり、20世紀後半から若手芸術家たちが集まるエリアとなりました。現在では他のエリアと同様に高級化がすすめられています。イーストビレッジは高級化が進められていますが、まだまだ観光客も少なく、また背の高いビルもあまり見かけません。

そして、アメリカの下町のイメージがあり個性的なお店やまだ観光化されていないアメリカを垣間見ることができるでしょう。イーストビレッジへは地下鉄6線「アスタープレイス駅」からが便利です。

2.イーストビレッジの中の日本

マンハッタン・イーストビレッジは日本になじみのあるスーパーやレストランが多いことでも知られています。特にセント・マークス・プレイスは日本人街ともいえるほど日系のお店が集中しているスポットです。あちこちに「ラーメン」や「寿司」、「焼き鳥」などの日本語の看板を掲げる日本食店、居酒屋、ファストフードなどが見られ、日本人の方が掲載されているお店も多数。

本格的な和食やお寿司、お蕎麦、そして日本の有名ラーメンチェーン店などもありますので、ニューヨーク在住の日本人の方や日本人観光客をはじめ、和食好きなニューヨーカーも虜にしています。また、日系のスーパーマーケット「サンライズマート・イーストヴィレッジ店」もあり、食品、お菓子、日用雑貨などを扱っています。このサンライズマートはニューヨークに3店舗ほどあり、和食好きなニューヨークの方や日本人の方々に親しまれています。

3.アートな街・イーストビレッジ

おしゃれなニューヨーカー、若手ミュージシャン、アーティストなどが集まるイースト・ビレッジ。ストリート・アートもあちこちに見られます。例えばバワリーとハウストンの交差点、4丁目沿いなどは壁画などのストリートアートを見ることができます。また、お店の看板などにもアートが見られ、個性的なショップのディスプレイなどにいちいちおしゃれさを感じます。

また、イーストビレッジを歩いている若者たちも皆さん、おしゃれ上級者。ベンチに腰掛けて電話をしているだけなのにとても絵になります。もしかするとこのイーストビレッジの街の雰囲気も手伝って、そのように見せくれるのでしょうか。イーストビレッジではほとんどのお店の開店時間が正午からだったりと少し遅い時間帯になりますので、朝はゆっくりめに出かけられるといいでしょう。

◎まとめ

いかがでしたでしょうか。マンハッタンのイーストビレッジのご紹介でした。アートの街でもあり、日本も感じさせてくれます。もし、ニューヨーク滞在中に和食がどうしても食べたくなったら、是非イーストビレッジで日本食を味わってくださいね。

また、ニューヨークで売られている和の食材や日本の商品にはどんなものがあるか、日経スーパーで見てみるのも楽しいですよ。ストリート・アートもイーストビレッジではよく見かけますので、フォトスポットとして記念写真を撮ってみるといいのではないでしょうか。

ニューヨークにもある小さな日本。マンハッタンのイーストビレッジをご紹介