名称：ジョン・F・ケネディ国際空港 / John F. Kennedy International Airport
住所：Queens, New York, 11430, United States
公式・関連サイトURL：https://www.airport-jfk.com/
【ニューヨーク】ジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンへのアクセス
2025年2月5日 更新
ニューヨークの主要な空の玄関口である「ジョン・F・ケネディ国際空港（JFK）」は、世界中から多くの旅行者が訪れる国際的なハブ空港です。空港からマンハッタン中心部へのアクセス方法は主に4つあり、所要時間や料金がそれぞれ異なります。
この記事では、JFK空港からマンハッタンへ快適に移動するためのアクセス方法を詳しくご紹介します。事前にチェックして、スムーズな移動にお役立てください。
Y Yasue
京都出身、趣味は旅行。カプリ島「青の洞窟」、ユングフラウ、アンテロープキャニオン、マウナケアのサンライズなど、どの旅もかけがえのない思い出です。アイスランドではオーロラを鑑賞し、アイスケーブのクリスタルブルーも体験しました。観光プランの参考になる情報や、旅の感動をお届けしていきます！
目次
【ニューヨーク】ジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンへのアクセス
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1.ジョン・F・ケネディ国際空港とは？
ニューヨーク市南東部のクイーンズ地区に位置する「ジョン・F・ケネディ国際空港」は、世界50か国から約100社の航空会社が乗り入れる巨大空港です。アメリカでは一般的に「JFK（ジェイ・エフ・ケイ）空港」と呼ばれますが、「ケネディ・エアポート」でも通じます。
ニューヨークにはJFK空港のほかに「ラガーディア空港」や「ニューアーク・リバティー国際空港」もありますが、日本からの直行便のほとんどはJFK空港に発着しています。
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2.ジョン・F・ケネディ国際空港のターミナル
ジョン・F・ケネディ国際空港は、現在6つのターミナルが稼働しており、それぞれ異なる航空会社が利用しています。
各ターミナルには免税店や航空会社のラウンジ、案内所、カフェ、レストラン、ATM、両替カウンターなどの設備が充実しており、旅行者の利便性を高めるサービスが整っています。
日本からJFK空港への直行便を運航している航空会社と発着ターミナルは以下のとおりです。
【ターミナル7】 全日空（ANA）
【ターミナル8】 日本航空（JAL）、アメリカン航空
※ターミナル7に発着している全日空（ANA）は、2026年に開業予定の新ターミナル6へ移転する予定です。
3.ジョン・F・ケネディ国際空港からマンハッタンへ
エアトレイン、タクシー、バス乗り場は、各ターミナルの1階です。
「ジョン・F・ケネディ国際空港」からマンハッタンへのアクセス方法は複数あり、交通手段によって所要時間や料金が異なります。
「エアトレイン（AirTrain）」は、空港内のターミナルを回る「循環線」のほか、「ジャマイカ行き」、「ハワードビーチ行き」があります。
| 行き先 | 運賃 |
|---|---|
| ターミナル循環線 | 無料 |
| ジャマイカ（Jamaica） | 8.5ドル |
| ハワードビーチ（Howard Beach） | 8.5ドル |
ターミナル間移動の乗車は、無料です。
マンハッタンへ向かう際には「ジャマイカ（Jamaica）行き」または「ハワードビーチ行き」のエアトレインに乗車してください。
空港からマンハッタンへのアクセス方法として主に利用されているのは、以下の4パターンです。それぞれの特徴や乗車方法、運賃、所要時間の目安を紹介していきます。
① エアトレイン＋ロングアイランド鉄道
② エアトレイン＋地下鉄
③ タクシー（イエローキャブ）
④ シャトルバス
① エアトレイン＋ロングアイランド鉄道（LIRR）
| 乗り継ぎ駅・降車駅 | 所要時間 | 運賃 | |
|---|---|---|---|
| エアトレイン | ジャマイカ駅 | 約10分 | 8.5ドル |
| ロングアイランド鉄道 | グランドセントラル駅 または ペンシルバニア駅 | 約20分 | 5ドル／7ドル |
マンハッタンへ行くなら、安くて速い【エアトレイン＋ロングアイランド鉄道】がおすすめです。空港ターミナルからの移動では、乗り継ぎの際にエレベーターやエスカレーターを利用できるため、大きな荷物があっても大丈夫です。
◆エアトレイン
ターミナル7・8からジャマイカ駅までの所要時間は、エアトレインで10分ほどです。
エアトレインには無料の循環線があるため、乗車時はフリー改札。ジャマイカ駅の改札を出るときに運賃を支払います。
エアトレインの改札は「OMNY（オムニー）」という非接触型決済システムに対応しているので、日本で流通しているタッチ決済対応クレジットカードをタッチすることで改札を通過できます！
◆ロングアイランド鉄道
案内に従って、ロングアイランド鉄道（LIRR／Long Island Rail Road）の乗り場へと進んでください。
ロングアイランド鉄道の特徴は、改札口がなく、車内検札があること。
この「MTAアプリ」を入れておけば、アプリで切符の購入が可能です。
ジャマイカ駅から希望目的地までの切符を、券売機またはMTAアプリで購入して乗車します。
・グランドセントラル駅（Grand Central station）
・ペンシルバニア駅（Penn Station）
運賃は、ラッシュアワーか否かで異なり、ピーク（Peak）よりも、オフピーク（Off Peak）の方が安い設定になっています。
② エアトレイン＋地下鉄
| ルート | 乗り継ぎ駅 | 所要時間 | 運賃 |
|---|---|---|---|
| エアトレイン＋地下鉄A線 | ハワードビーチ駅 | 1時間ほど | 8.5ドル＋2.9ドル |
| エアトレイン＋地下鉄E・J・Z線 | ジャマイカ駅 | 1時間ほど | 8.5ドル＋2.9ドル |
エアトレインと地下鉄を利用する方法は、コストパフォーマンスに優れ、マンハッタンの主要エリアへ手軽にアクセスができます。
運賃はエアトレイン・地下鉄ともにOMNYに対応。クレジットカードのタッチで乗車できて簡単です！
ロングアイランド鉄道を利用する場合よりも所要時間はかかりますが、宿泊先の最寄り駅など目的地に応じて柔軟にルートを選べる点がメリット。ダウンタウン方面へ向かう場合は、ハワードビーチ駅経由のルートがおすすめです。
③ タクシー（イエローキャブ）
| 移動手段 | 行き先 | 所要時間の目安 | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| タクシー | マンハッタン内の希望地 | 1時間～1時間半ほど | 定額70ドル＋チップ（15～20％）＋α |
タクシーはドア・ツー・ドアで移動できるので、荷物が多い方や公共交通機関に慣れていない方、夜遅い時間の移動におすすめです。ただし、渋滞によって所要時間が大幅に延びることもあるため注意が必要です。
到着ロビーを出たら、「Taxi」の案内表示に従って進んでください。タクシー乗り場では、案内スタッフが人数や荷物の量に応じてセダンまたはミニバンに振り分けてくれます。
なお、料金にはプラスαとして、空港アクセス料金、ラッシュアワー料金、改善チャージ、移動チャージなどなどの追加料金がかかるため、事前に確認しておくと安心です。
④ シャトルバス
| 移動手段 | 行き先 | 所要時間の目安 | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| ゴー・エアリンク、スーパーシャトル | マンハッタン内の希望地 | 1時間半～2時間ほど | TAX込約35ドル～ |
シャトルバスは、複数の旅行者と相乗りで移動する乗合いシャトル方式です。タクシーと同様に、荷物が多い方や、地下鉄駅での階段移動が難しい方におすすめです。
タクシーより運賃が安い一方で、他の乗客の降車場所によって所要時間が長くなる可能性があります。また、人数が多い場合はタクシーの方が割安になることもあるため、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
現在は「ゴー・エアリンク（GO Airlink）」と「スーパーシャトル（Super Shuttle）」の2社が運行しています。
※「NYCエアポーター」は、2020年にサービスを終了しました。
名称：GO Airlink NYC Shuttle
公式・関連サイトURL：https://www.goairlinkshuttle.com/
名称：Supershuttle
公式・関連サイトURL：https://www.supershuttle.com/
マンハッタン内の移動方法
ジョン・F・ケネディ国際空港からマンハッタンに到着後、マンハッタン内の移動方法としては、以下の交通手段があります。
◆ 地下鉄（Subway）
マンハッタンのほぼ全域をカバー。ニューヨーク市の移動で最も一般的な交通手段です。運賃は一律で、OMNY対応の改札でクレジットカードをタッチするだけで乗車できます。
◆ バス（MTA Bus）
地下鉄が通っていないアベニューや、東西に移動したいときにはバスが便利。主要な観光地を結ぶ路線もあり、地下鉄と同じOMNYで支払い可能です。
◆ シティバイク（Citi Bike）
街中にあるシェアサイクルを利用すれば、短距離の移動がスムーズです。シティバイクは、マンハッタンを中心に多くのステーションに設置されています。ステーションで借りて、30分以内に別のステーションに返却するだけの簡単なシステム。普通の自転車と、電動アシスト自転車があります。
◆ タクシー（イエローキャブ）
街中で簡単に拾えるタクシーは、ドア・ツー・ドアで移動できるため、雨の日にも便利です。
◆ ライドシェア（Uber・Lyft）
アプリで手軽に配車できるライドシェアは、目的地まで直行できて便利。料金は時間帯や需要によって変動します。
地下鉄やバス、自転車など、目的地や予算に応じて適切な移動手段を選べば、快適に移動できます。うまく組み合わせて、マンハッタンをスムーズに巡りましょう！
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