ロウアー・マンハッタンは、ニューヨーク・マンハッタンのダウンタウンとも呼ばれているエリアでマンハッタンの下側(ロウアー/Lower)にあります。映画などでもよく見るニューヨークの金融街やオフィス街、そして市庁舎もあるロウアー・マンハッタン。そのほかにはどのようなスポットがあるのでしょうか。ご紹介いたします。
目次
有名観光スポットが盛りだくさん!ニューヨークのロウアー・マンハッタン
1.ロウアー・マンハッタンについて
ロウアー・マンハッタン(Lower Manhattan)は、ニューヨークの中心地マンハッタンの南にあるエリアで「ダウンタウン」とも呼ばれています。ロウアー・マンハッタンの場所は北側が14丁目から南側はニューヨーク港まで、そして東西はハドソン川とイースト川にはさまれています。また、マンハッタン島の最南端にある商業地をさしてロウアー・マンハッタンと呼ぶ場合もあります。
そして世界経済の中心・ウォール街やニューヨーク証券取引所、ニューヨークを代表する観光スポット「自由の女神」もこのロウアー・マンハッタンにあります。また、忘れてはいけない2001年に起こった同時多発テロで大打撃を受けたワールド・トレード・センターの跡地、9.11メモリアルパークもこのエリアにあり今もあのようなことが二度と繰り返されないようにと写真、お亡くなりになった方々のお名前や遺品などの展示をしています。
2.ロウアー・マンハッタンで外せない観光スポットは自由の女神
ニューヨークを訪れた観光客の方のほとんどが観光に行くと言ってもいいほどの有名スポット「自由の女神」。テレビなどでもよく見かけますが、ニューヨークではこの「自由の女神」が唯一、世界遺産に登録されています。
そして、自由の女神があるリバティ・アイランドへはロウアー・マンハッタンにあるバッテリーパークからフェリーで渡ります。このバッテリーパークからも自由の女神を眺めることができ、絶好のフォトスポットでもあるのでこちらもぜひ立ち寄っていただきたいと思います。
リバティ・アイランドへはバッテリーパーク内のフェリー乗り場でチケットを購入し、30分おきに出航するフェリーで行くことができます。ただ、人気があるのでフェリーチケットを買うだけでも時間がかかったり、リバティ・アイランドでも混雑することもありますので少し覚悟が必要かもしれません。
バッテリーパークへ戻るフェリーも30分おきにありますので、自由に観光、お土産物を買ったりしてお好きな時間に戻ることができます。念のため、最終フェリーの時間だけは確認しておきましょう。
3.ロウアー・マンハッタンその他の見どころ
ロウアー・マンハッタンにあるウォール街は映画でも有名ですね。そのウォール街にある「ニューヨーク証券取引所」や現在はミュージアムとして公開されている「フェデラルホール」、ニューヨーク初の銀行Bank Of New York/ニューヨーク銀行の建物を利用し作られた金融博物館「ミュージアム・オブ・アメリカン・ファイナンス」もあります。
またブルックリンとマンハッタンをつなぐ橋「ブルックリン・ブリッジ」は2段に分かれていて上の部分は人や自転車、下の部分は車が通るようになっているので歩いて渡ることもできると人気の場所となっています。レストラン・ストリートとも呼ばれている「ストーン・ストリート」はその名の通りに石畳があり、なんだか懐かしくて落ち着いた雰囲気もあり人気があります。ここにはお洒落なレストランやカフェ、そしてバーなどがあり、ゆっくりと過ごすことができますよ。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。ニューヨーク・ロウアー・マンハッタンについてのご紹介でした。テレビや映画で見たことのある観光スポットがたくさんありましたね。ブルックリン・ブリッジを渡ればお隣のブルックリンへも行くことができ、バッテリーパークからは自由の女神のあるリバティ・アイランドへ渡れます。9.11メモリアルパークには、あの大惨事を忘れないためにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。