沖縄で必訪の美ら海水族館がある本部町で、おすすめの観光スポット5選!

画像出典:sinnosuke uchida (CC BY-SA 3.0)

沖縄で必訪の美ら海水族館がある本部町で、おすすめの観光スポット5選!

本部町(もとぶちょう)は沖縄本島の北部、本部半島の西側にある町です。沖縄でもとくに美しい海の広がるエリアとしてしられ、エメラルドグリーンに輝くビーチがいくつもあります。「本部」の地名にピンとこない人でも、沖縄美ら海水族館のあるところといえば、ピンとくるのではないでしょうか。もちろん水族館以外にも、本部町にはたくさんの観光の見どころがあります。そこで今回は、本部町の観光スポットを5選にまとめてご紹介します。

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沖縄で必訪の美ら海水族館がある本部町で、おすすめの観光スポット5選!

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1. 沖縄美ら海水族館

沖縄だけでなく、日本を代表するアクアリウムの1つ「沖縄美ら海水族館」。2005年にアメリカのジョージア水族館が開館するまでは、世界最大の水族館でもありました。やんばる急行バスやエアポートシャトルを利用すれば、那覇空港や那覇市街からも直接訪れることができます。

周辺は広大な海洋博公園となっていて、海洋文化館やエメラルドビーチといった他の観光スポットも点在しています。ここでは、美ら海水族館の見どころについて以下まとめてみます。

ジンベエザメが悠々と泳ぐ「黒潮の海」

出典: backpacker / PIXTA(ピクスタ)

美ら海水族館の一番の目玉といえば、なんといってもジンベエザメが回遊する巨大水槽でしょう。全長約9mのジンベエザメやこれまた大きなナンヨウマンタをはじめ、大小さまざまな魚たちが泳ぐ姿を見ることができます。まるで本当に太平洋のまっただなかにいるような水槽の規模に、圧倒されること間違いなしです。

大水槽はいろいろな角度から観賞することができ、アクアルームで下から見あげたり、水上観覧コースで水の真上を歩いたりすることもできますよ。またカフェ「オーシャンブルー」では、なんとジンベエザメの雄姿を横目に、食事やコーヒーブレイクが楽しめます。

イルカと間近でふれあえる「オキちゃん劇場」

出典: yukidon/PIXTA(ピクスタ)

水族館の定番イルカショーも、もちろんあります。本部の美ら海や特徴的な形をした伊江島を背景に、ミナミバンドウイルカやオキゴンドウがダイナミックな演技を見せてくれます。

なんとオキちゃん劇場の観覧は無料!ショーを見た後で水族館に再入館することも可能です。

浅瀬のあるイルカラグーンでは、イルカを間近で観察したりふれあうこともできます。また、イルカの体のしくみや水族館で行われている建康管理などについて、楽しく勉強することもできるんですよ。

水族館から少しだけ離れたところにあるので、立ち寄るのを忘れないようにしましょう。

ダイビング気分で観察できる「ウミガメ館」

出典: ke-go/PIXTA(ピクスタ)

水族館本館から真っ直ぐ海に向かって下りたところにあるのが、ウミガメ館です。世界に8種類いるウミガメのうち、実に5種類をここで飼育しています。地階に降って水槽を横から眺めれば、気分はまるでウミガメと一緒に泳ぐスキューバダイビングのよう!

時期が合えば、生まれて間もない赤ちゃんウミガメを目にすることもできますよ。人工の砂浜や小さな水槽をピチピチと泳ぎ回るさまは、なんともいえず愛らしいです。こちらも観覧は無料なので、オキちゃん劇場と合わせて訪ねてみてください。

2. 備瀬のフクギ並木

出典: asa / PIXTA(ピクスタ)

フクギは奄美諸島付近を北限とする常緑樹で、沖縄では防風林や屋敷林としてよく目にします。海洋博公園の北に続く備瀬(びせ)地区には、県内でもとくに立派なフクギ並木が残り、観光名所となっています。

一歩並木道に入れば、そこはもうフクギの迷路!木々の向こうには塀もなく普通の民家が建っているのですが、フクギが文字通り林立するなかにあっては、なかなか見つけることもできません。

歩いて一周する場合にはモデルコースが整備されていて、所要時間はだいたい1時間弱。帰りは浜海の向こうに伊江島を望みながら、浜歩きを楽しむこともできます。

また、徒歩のほかに地区をめぐる水牛車もあります。沖縄らしくのんびり進む牛車や馬車で、並木の風情をしっとり味わうのもおすすめですよ。基本的には普通の集落なので、観光の際はくれぐれも迷惑にならないよう節度を守りましょう。

3. 瀬底島

出典: yasushi uesugi / PIXTA(ピクスタ)

本部港の西500mほどのところに、人口1000人足らずの瀬底島があります。本島とは瀬底大橋で結ばれていて、車やバス、タクシーで気軽に訪れることができます。

この島の魅力は、なんといっても青く透き通った海!東のアンチ浜と西の瀬底ビーチの2つの砂浜があり、どちらも沖縄有数の透明度が自慢です。シュノーケル1本と水中ゴーグルがあれば、海の中を泳ぐ魚たちをはっきり観察できるほどですよ。

島内にはオシャレなカフェがいくつかあるので、本部の風を浴びながらゆったり過ごすのもありですね。民宿やペンションなど宿泊施設も多いので、本部町観光での宿を、瀬底島でとるのもオススメです。

4. よへなあじさい園

出典: ayap / PIXTA(ピクスタ)

本部半島の中央近くにある「よへなあじさい園」は、饒平名(よへな)ウトさんが少しずつ手作りしたアジサイの植物園です。60歳ごろから少しずつ植えはじめ、今ではおよそ8千株、花にして25万輪あまりという一大観光スポットとなりました。

ウトさんは2018年に齢100歳にして大往生されましたが、あじさい園は今もご家族に引き継がれています。山の斜面を埋め尽くす大輪満開のアジサイは、誰もが「山そのものが青くなったようだ」と口をそろえる美しさ。近年では海外からの観光客も数多く訪れています。

シーズンはだいたい5月20日前後から6月末まで。シーズン中は休みなくオープンしていて、本部へやってくる観光客を温かく迎えてくれます。

5. 水納島

出典: slowlife / PIXTA(ピクスタ)

瀬底島のさらに沖合に、クロワッサンのような形をした水納島(みんなしま)があります。かつては聖域とされ無人島でしたが、明治の末ごろから入植がはじまり、現在も50人ほどが暮らしています。

こちらも観光の魅力は美しい海!毎年人口の1200倍にも相当する約6万人の観光客が押し寄せ、まさに「みんなの島」としてにぎわいます。来島者のお目当てはダイビングやシュノーケリングで、日の光が底まで差し込む透明な海に、サンゴや色鮮やかな魚たちが輝いて見えます。

ただし、人口が人口だけに島内の施設は限られています。水納島を訪れる際は、必要な予約などは事前にとっておくようにしましょう。

◎まとめ

沖縄県本部町の観光スポットを5か所にまとめてお送りしました。美ら海水族館を筆頭に、歴史や自然にまつわるさまざまな見どころがありましたね。すぐ近くには世界遺産の今帰仁城跡や、人気急上昇中の古宇利島などの観光名所もあります。本部半島まで来て、一泊しないなんてもったいない!ぜひゆっくり時間をかけて、本部の魅力をその目で確かめてみてください。

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