ニューヨークのスタテンアイランドの観光スポット！おすすめ4選

ニューヨークのアッパー湾とローワー湾の間に、スタテンアイランドと呼ばれる地区があります。ニューヨーク市南西部の島で、マンハッタン島の喧噪からは離れた、住宅地が広がるのどかなエリアです。スタテンアイランドのフェリーターミナルと、マンハッタン島南端のターミナルは、無料のフェリーで結ばれています。途中、自由の女神の真ん前を通過するので、観光客にも人気の航路になっています。

スタテンアイランドにはほかにも観光名所がいくつかあります。ニューヨークの中心部とはまた違った、スタテンアイランドの観光スポットをご紹介しましょう。

1. スナグ・ハーバー文化センター

スナグ・ハーバー文化センターは、海を間近に臨む眺めの良いところにある複合文化公園です。東京ドームとほぼ同じ広さの敷地に、博物館やチャイニーズガーデン、植物園、庭園などがあり、スタテンアイランドの憩いの場となっています。

スナグ・ハーバー文化センターには23個の歴史的建造物と9個もの植物園があり、スタテンアイランドの文化・自然・歴史を象徴する場所となっています。ミュージックイベントやガーデニングショーが開かれることもあり、島外からも多くの人が集まります。スタテンアイランドの芸術の中心地ともいえますね。フェリーの船着き場からも近いので、スタテンアイランド観光の際にはぜひ足を運んでみてください。

2. スタテンアイランド・セプテンバー 11th メモリアル

ここには、いわゆる9.11の同時多発テロで死亡した、スタテンアイランドの被害者の名前が刻まれた記念碑があります。2つの壁の間には中心線があり、「グランド・ゼロ」を意味しています。この記念碑は、ニューヨーク在住の日本人の建築家の設計によって建設されました。

フェリーターミナルからすぐの場所にあり、海の向こうにマンハッタンを望む美しいロケーションにあります。悲惨な事件の犠牲になった多くの人に祈りをささげるのにふさわしい、静かな場所です。

3. ワズワース要塞

ニューヨーク・アッパー湾の出入口に突き出たスタテンアイランド東端の岬には、200年以上前の米英戦争の際に建造されたワズワース要塞の跡が残っています。1812年にニューヨークの港を守るために建てられ、その後の南北戦争でも重要な軍事拠点になりました。現在はゲートウェイ国立保養地の一部として、一般に公開されています。

ハーバーが眺められるすばらしいロケーションにあり、マンハッタンの美しい街並みも遠く目にすることができます。ガイド付きのウォーキング観光ツアーも開催されているので、歴史に詳しくない人でも楽しむことができますよ。

4. フランクリン D. ルーズベルト・ボードウォーク・アンド・ビーチ

「フランクリン D. ルーズベルト・ボードウォーク・アンド・ビーチ」は、ローワー湾に面したとても景色の良いビーチです。ここから見るスタテンアイランドの朝日は美しいと評判です。ビーチ内には売店があり、アイスクリームやフライドポテトなどが買えるので、お腹がすいたらおやつタイムにしましょう。

レンタサイクルもあるので、観光を兼ねてスタテンアイランドのこの一帯をサイクリングしてみることもできますよ。遊歩道をじっくりと散策するのもおすすめです。

まとめ

スタテン・アイランドのおすすめ観光スポット4選をご紹介しました。ニューヨークの旅をよりいっそう充実させ、中身の濃いものにしてくれるスタテンアイランドの観光スポット。マンハッタン島からフェリーで気軽に訪ねてみてくださいね。

ニューヨークのスタテンアイランドの観光スポット！おすすめ4選