名称:Governors Island
住所:Governors Island
公式・関連サイトURL:https://govisland.com/
ガバナーズ島はマンハッタン島の南端から約1㎞のところに浮かぶ島。その歴史はオランダ人の入植時代までさかのぼることができ、島には歴史的建造物も残されています。現在は夏の間、一般に開放されていて、ニューヨーク市民の憩いの場として親しまれています。コンサート、近代アートの展示などのイベントも多く開催されるほか、レンタサイクルで島内を一周したり、ピクニックをしたりすることもできます。ここではそんなガバナーズ島の魅力について紹介しましょう。
目次
夏限定でオープン。ニューヨークのガバナーズ島でイベントを楽しもう!
1. ガバナーズ島とは
ガバナーズ島はマンハッタンの南東、自由の女神のそばに浮かぶ大きな島。かつては軍事施設や沿岸警備隊の中枢施設などがあり、一般の人は訪れることがありませんでした。2003年1月に国から州および市へ1ドルで売却され、現在は公園として一般に公開されています。
通常、5月のメモリアルデー前の週末から9月末まで毎日オープンしています。島内にはハンモックの林、2つの野球場、庭園、噴水のある公園などがあり、期間中は様々なイベントが催されてています。特にメモリアルデー、独立記念日、レイバーデーなどの祝日には多くの人で賑わいます。
2. ガバナーズ島への行き方
ガバナーズ島へはマンハッタンからフェリーで渡ります。フェリー乗り場はロウアー・マンハッタンの南、スタテンアイランド行きのフェリー乗り場から少し東に行ったところにあるバッテリー・パークにあります。フェリーに乗ると約10分で島に到着。途中、マンハッタンの摩天楼や自由の女神など、見渡す限りの絶景を楽しむことができます。
3. ガバナーズ島の見所
ガバナーズ島は徒歩でも十分回ることができますが、自転車をレンタルして回ると楽しいでしょう。レンタル自転車はフェリー乗り場の奥にあります。自転車用のルートが整備されていて、安全に楽しむことができます。
自転車に乗ってすぐのところにあるのがウィリアム城です。南北戦争時には捕虜収容所として用いられたところで、円形の城の中に入るとその名残を目にする事ができます。ウィリアム城の前からはマンハッタン島や自由の女神を眺めることができ、まるで絵葉書のような世界が広がっています。
南北戦争時、ガバナーズ島には士官用の宿舎、娯楽施設、教会、学校など、コミュニティーが作られていたそうです。独立戦争の時に使われたジェイ砦、1988年にレーガン大統領とゴルバチョフ書記長の米ソ会談が行われた建物、イギリスの植民地時代の建物なども見ることができます。
4. ガバナーズ島のイベント
ガバナーズ島は夏のみしかオープンしていませんが、その期間は楽しいイベントがぎっしりと詰まっています。ガバナーズ島を一周するスイミング大会、月光を楽しむフルムーン・フェスティバル、詩の朗読会、ミュージック・フェスティバル、ユニサイクル・フェスティバルなど毎週末のようにイベントが光られています。
またウォーキング・ツアーもあり、ガバナーズ島の歴史や見所をたっぷりと紹介してもらうことができます。島内には現代アートのオブジェが多く展示され、のんびりと歩くだけでも楽しいですよ!島の奥にはハンモックの林があり、木の間にたくさんのハンモックが吊るされています。ここで昼寝をしたり、本を読んだりと半日のんびりと過ごすのもおすすめです!
◎まとめ
ニューヨークの滞在期間が限られている観光客はあまり訪れることが少ないのですが、ガバナーズ島は緑が広がる気持ちのいい場所です。途中、フェリーからは自由の女神やマンハッタン島の摩天楼を見ることができ、ニューヨークらしい風景を楽しむことができます。機会があったらぜひ訪れてみてください。
ガバナーズ島にはフードコートやスターバックスなどがありますが、お弁当を持って来てピクニックするのも楽しいですね。夏の1日をガバナーズ島で楽しんでください!