NYで最もファッショナブルなエリア、チェルシーのおすすめスポット4選

チェルシーは今、ニューヨークでいちばんファッショナブルなエリアと言われています。マンハッタンの真ん中西に位置し、名前はロンドンのチェルシーに由来するそう。かつては倉庫で働く港湾労働者が多く住むエリアでしたが、1990年以降はソーホーからギャラリーが多く移転し、アートの発信地となりました。現在は華やかでおしゃれなエリアとして知られ、ナイトスポットも充実。ここではそんなチェルシーの観光スポットを紹介しましょう。

1.　ハイライン

ハイラインは、かつて食料や物品の運搬のために使われていた貨物鉄道の高架橋を再開発し、遊歩道を作り空中公園としたもの。ミート・パッキング・ディストリクトからチェルシーを通り、34丁目にあるウエストサイド・ヤードの北端まで続く全長2.3kmの長い公園です。

ハドソン川の夕日が眺められるようサンデッキが設置されていたり、階段状のウッド展望席が設置されていたりと、ところどころでマンハッタンの風景を眺めることができます。100種類以上の草花や低木が植えられ、世界的にも珍しい公園。2009年にオープンして以来、ニューヨーカーの憩いの場として親しまれています。

2.　チェルシアマーケット

チェルシーマーケットは、チェルシーで人気の観光スポット。元はオレオクッキーの工場だった建物を大改装して1997年にオープンした屋内型のマーケット。向いにはGoogleの本社、同じビルにはローカルテレビ局、そしてハイラインが通り、華やかなエリアにあります。

世界中から年間600万人以上が訪れるというニューヨークで人気の観光スポットで、クッキー、パン、精肉、魚、キッチングッズ、デリやレストランと食に関係するショップがたくさん入っています。中でもロブスタープレイスは、ロブスター一匹をそのまま茹でるという豪快な料理で知られていて、いつも多くの人で混み合っています。

かわいいクッキーやカップケーキで知られている「エレニーズ」、大人気のベーカリー「エイミーズブレッド」のほか、ボディケア製品の店やイタリアンレストラン、書店などもあり、一日いても飽きないほど。チェルシーに来たらぜひ訪れてくださいね！

3.　チェルシーホテル

チェルシーホテルは著名な芸術家や音楽家、作家が好んで滞在することで知られている由緒あるホテル。1883年にプライベート・アパートメントとして建てられ、1905年にホテルとしてオープンしました。現在、一部は住居用になっています。

国家歴史登録財に指定されているレンガ造りのホテルで、ボブ・ディラン、ヴァージル・トムソン、アーサー・ミラーなど数多くの著名人が宿泊してきました。またクラシカルなホテルは映画のロケにも多く使われていて、泊まらなくてもその雰囲気を味わうことができます。館内ツアーもあるのでご利用ください。

4.　デヴィッド・ズワイナーギャラリー

マンハッタンには多くのギャラリーがありますが、特にこのチェルシーには数多くのギャラリーが集まっています。大小様々なギャラリーがあり、アートが好きな人はふらりと訪れてみるといいでしょう。チェルシーのギャラリーには無料のガイドマップが置いてあるので、それを頼りに回ってみるといいと思います。

デヴィッド・ズワイナーギャラリーは、チェルシーにあるギャラリーの中でもよく知られている大きなもので、現代アートが好きな人にはぜひ訪れてほしいスポットです。草間弥生さんの個展を開いたことでも知られています。

◎まとめ

チェルシー・マーケットにはイタリアのおいしいサンドイッチの店やおしゃれなクレープ屋、ニューヨークで最も古いチョコレート店の「ラクラックチョコレート」などグルメが楽しい場所です。アップルバイ、ベーグル、チーズ、寿司、スイーツとおいしいものがたくさん揃っているので、ぜひここでいろいろ食べてみてくださいね！

NYで最もファッショナブルなエリア、チェルシーのおすすめスポット4選