観光に最適なスポットまとめ!王子にはこんな魅力があるんです

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観光に最適なスポットまとめ!王子にはこんな魅力があるんです

都心の北部に位置する王子は、JR線のほか東京メトロ南北線に都電荒川線までが交わる交通の要所!王子というロイヤルな響きも魅力的な、観光にも人気のマルチな街です。他方で、江戸時代から風光明媚な観光名所として庶民が多く集まってきた歴史あるエリアでもあります。そんなプリンスなタウンから、おすすめの観光スポットを10か所ご紹介しましょう!

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観光に最適なスポットまとめ!王子にはこんな魅力があるんです

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1.王子神社

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王子の地名のもととなった王子神社。11世紀に源義家が奥州征伐の前に参拝し、甲冑を納めたとされる由緒ある古社です。江戸幕府が開かれた後も歴代将軍からの信仰が篤く、江戸時代からすでに「王子権現」と呼ばれる観光名所でした。

王子神社のもう1つの見どころは、末社である「関神社」!滋賀県大津市にある関蝉丸神社を勧請したもので、芸事と髪の神様として知られています。境内には毛髪報恩のための「毛塚」もあり、とくに理髪・美容師関連の人たちが多く参拝に訪れます。駅のすぐ目の前にあるので、もちろん一般の観光にもオススメの癒やしパワースポットですよ!

2.飛鳥山公園

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王子のシンボルといえる桜の名所、飛鳥山公園。八代将軍徳川吉宗が、庶民の観光・行楽の場所として桜木を植栽し、開放したのが始まり。明治6年には上野公園などと並んで日本で最初の公園に指定されました。

満開の桜はもちろん、実に約1万5千株が植えられたツツジの名所でもあるんです!さらには東側ふもとの「あじさいの小径」もオススメ。こちらにはおよそ1300株のアジサイがあり、開花時は京浜東北線の車窓から眺めることもできるんですよ。江戸時代から続く都会のオアシスへ、東京に滞在するなら一度は観光に訪れたいですね。

3.飛鳥山3つの博物館

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飛鳥山公園の南には、王子の歴史を語るうえで欠かせない3つの博物館がなかよく並んでいます。まずは渋沢史料館!「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家渋沢栄一郎の業績を紹介していて、旧渋沢邸の跡地に建てられています。隣接する旧渋沢庭園には大正時代の2棟の建物も残っていて、観光のしがいがありますよ。

続いて「紙の博物館」は、全国でも珍しい世界中の紙にまつわる資料を集めた博物館!ここ王子は、現在の王子製紙の前身となる工場が建設された地。知っているようで知らない製紙の過程をリアルに学べます。最後の「北区飛鳥山博物館」も一訪の価値あり!王子の南東には古代の豊島郡衙(ぐんが)があったとされ、縄文時代からの歴史と自然にまつわる展示が充実しています。3つの博物館を訪ねて回るなら、「三館共通券」の購入がオトクでおすすめですよ!

4.飛鳥山公園モノレール「アスカルゴ」

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王子の駅前から飛鳥山山頂までは、およそ20m弱のハイキング!でも、お年寄りや小さな子供にはちょっとしんどい…そんな観光客の人たちの強い味方が、2009年に完成した飛鳥山公園モノレールです。

「あすかパークレール」や「アスカルゴ」の愛称で親しまれ、利用はなんと無料!その名の通りカタツムリのようにカーブを描きながら、約50mの距離を2分かけてゆっくり昇降します。斜めに登っていく車窓からの眺めは、なかなかレアで面白いですよ。王子周辺へ観光に来たら、一度は試してみて損はないでしょう。

5.都電荒川線

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かつては日本中の都市交通を支えていた路面電車。東京にも数多くの路線がありましたが、今ではこの都電荒川線1路線を残すのみとなってしまいました。路面電車とはいっても、実際に道路上を車と並走する区間は少なく、ここ王子とJR大塚駅前の2か所しかありません。なかでも王子駅前の区間は、飛鳥山を半周する坂道となっているので路面電車の雰囲気がとくにバツグン!地元の乗客には荒川線を「王子電車」と呼ぶ人もいるほどです。

せっかく王子へ観光に来るなら、東京最後の路面電車を体験しないともったいないですね!王子駅前電停から飛鳥山電停までの1区間だけでも、観光に来た甲斐は十分に感じられますよ。

6.名主の滝公園

江戸時代末期に王子村の名主(なぬし)が自分の屋敷に滝を作り、公開したのがはじまりとされています。その後、上野の有名料理店精養軒が買収し、観光地として整備しました。空襲で一度焼失しましたが、戦後に公立公園として再整備され現在に至っています。

園内には男滝、女滝、独鈷の滝、湧玉の滝の4つの滝があり、水音さやけき都会のオアシスとなっています。駅から徒歩10分と好立地にあり入園も無料なので、観光にも最適!道中では王子神社や王子稲荷神社といった観光スポットに立ち寄ることもできますよ。モミジやカエデの木も多いので、初夏から秋にかけてが観光にオススメです。

7.扇屋

王子を観光するなら、買って帰らずにはおけないのが扇屋の卵焼き!落語「王子の狐」の舞台として有名です。創業はなんと1648年で、落語にも登場する厚焼き玉子の味を今も忠実に守っています。たっぷりのこだわり卵に一子相伝のダシを合わせて、しっかりふっくら焼き上げられるB6サイズはあろうかという大きな厚焼きは絶品!ほんのり甘い江戸の味です。

ちなみに、大判サイズの釜焼玉子は予約が必要になります。狐が逆に人間にだまされるお噺の場所へ、ぜひ観光に立ち寄ってみましょう。駅目の前のビルにあるので、アクセスも容易ですよ。

8.音無親水公園

隅田川の支流石神井川は、王子付近では音無川(おとなしがわ)と呼ばれ、かつては音無渓谷という名勝を形成していました。現在ではコンクリートで護岸された都会の川となっていますが、その旧流路に昔の景観を取り戻そうとつくられたのが音無親水公園です。

岩々の間を縫って水が流れ、周囲を樹木に覆われたさまは、まさに都会の渓流!当時を再現した木製の「舟串橋」から眺めれば、ちょっとした山の中に迷い込んだかのような気分になるでしょう。駅からほぼ直結しているうえに、両脇には王子神社と飛鳥山という王子の2大観光地も!日本の都市公園百選にも選ばれたミニ水郷は、王子観光の休息にピッタリですよ。

9.音無もみじ緑地

石神井川沿いの親水観光スポットをもう1つご紹介しましょう。音無親水公園から静かな川沿いの道を遡ること約10分。コンクリート護岸が一部欠けたところがあるはずです。これが音無もみじ緑地!

付近の地名は「滝野川」ですが、これはかつて本当に「王子七滝」と呼ばれるほど幾筋もの滝があったから!その風光明媚な景色に近づけるべく、石神井川と繋がった人工の入り江が設けられています。階段を下りて水辺まで行くことができ、水面をのぞき込めば魚の姿を見ることもできるんですよ。隣接する金剛寺は、今でも紅葉と桜の名所として隠れた観光スポットとなっています。王子へ観光に訪れたなら、ぜひここまで足を伸ばしてみましょう。

10.お札と切手の博物館

最後にオススメするのは「お札と切手の博物館」。なぜこのような博物館があるのかというと、すぐお隣に紙幣や切手などを製造する国立印刷局王子工場があるから!紙幣の印刷には、偽造防止のためのさまざまな特殊技術が使われていることは有名ですよね。当博物館では、「偽造防止技術の歴史」をテーマとして貴重な現物資料の数々とともに、印刷技術の進化をたどることができます。

展示室2階では、歴代のお札や世界の珍しい紙幣に切手、さらには旅券に官報・収入印紙と、これでもかというくらいの金券コレクションを見ることができますよ。こちらも駅から歩いて徒歩5分とアクセス良好なので、王子観光の一端にぜひとも加えたい観光地です。

◎まとめ

落語に桜に製紙に渓谷。あっちにこっちに色々な見どころが詰まった王子の魅力、お分かりいただけたでしょうか。王子は都心の多くのターミナル駅と直結しているため、観光にもとっても便利!東京観光に訪れる方も、首都圏にお住まいの方も、王子を歩けば都会で忘れがちな自然と人の息遣いを感じることができますよ。

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