一度は参加してみたい珍祭多し!福岡県春日市のおすすめのお祭り4選

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一度は参加してみたい珍祭多し!福岡県春日市のおすすめのお祭り4選

福岡市博多区の南に隣接する春日市は、面積は小さいものの福岡のベッドタウンとして全国有数の人口密度を誇っています。市名の由来は、市内にある春日神社から。これは奈良の春日大社を勧請したものとされ、すぐ近くに太宰府市や大野城市があることから、古くから中央との結びつきが強かったことがわかります。

そんな春日市には、ベッドタウンとは思えないようなユニークなお祭りがいっぱい!見るだけでなく参加してみたいと思うような面白いお祭りばかりですよ。

目次

一度は参加してみたい珍祭多し!福岡県春日市のおすすめのお祭り4選

1. 婿押し祭り

「婿押し祭り」は春日神社の行事の1つで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。前年中に結婚した新郎新婦を祝福するお祭りで、400年以上の歴史があるといわれているんですよ。

成人の日の前日の夜、左義長に点火されるとお祭りスタートの合図。子供たちによる樽競り(樽の奪い合い)や花婿抱きの盃といった微笑ましい行事が終わると、いよいよ花婿を含む氏子たちが裸になり、池の中へと突入します。男たちが水の中でもみ合いぶつかり合いしながら、やはり樽の奪い合いをします。

樽せりの後も男たちは春日川へ行き、戻る足で一斉に拝殿へ駆けあがり、またももみくちゃになりながら祝唄を唱和します。最後に左義長の周りに集まり、手打ちをしてお祭りは終了。なんとも福岡らしい、勇壮なお祭りです。

2. 嫁ごの尻たたき

続いても名前からして変わったお祭りですね。「嫁ごの尻たたき」は春日市の住吉神社で1月14日に行われるお祭りで、内容はその名の通り!前年に結婚した花嫁さんのお尻を、子供たちが藁を束ねた棒で叩くというものです。

お嫁さんが家にいつくように、そして子宝に恵まれるようにという願いがこめられています。一時は絶えていましたが、昭和55年に復活したこの行事。新婚さんはぜひ、婿押し祭りと合わせて参加してみてはいかがでしょう。

3. 春日奴国あんどん祭り

続いてご紹介するお祭りは「春日奴国あんどん祭り」です。このお祭りは昭和52年に市制5周年を記念して、春日市民祭として始まりました。毎年10月中旬に、JR春日駅と春日神社の間にある春日公園で開催されます。春日市で最大級のお祭りといわれ、約30ヘクタールの公園に、市民手作りの行灯を並べて古人を偲ぶというものです。

特設ステージでは、さまざまなパフォーマンスも。心落ち着くあんどんの明かりが、ベッドタウン春日の静かな夜に揺らめきます。

4. 弥生の里かすが奴国の丘フェスタ

古代から「クニ」が栄え、金印で有名な「奴国(なこく)」の中心地であったともいわれています。こうした古代史の遺物や資料を展示している「奴国の丘歴史資料館」では、毎年9月に「弥生の里かすが奴国の丘フェスタ」が開催されています。

普段は入れない資料館の部屋を見られるツアーや、敷地内にある須玖岡本遺跡を巡ってクイズに答える「奴国ラリー」などが行われます。体験広場では、火起こしや勾玉づくりをはじめ、版築づくり鋳物づくりなど珍しい体験コーナーもありますよ。親子で参加して1日中楽しめるお祭りです。

◎まとめ

福岡市のお隣春日市のお祭りを4つご紹介しました。伝統の奇祭から春日市の歴史を楽しく学べるお祭りまで、いろいろなイベントがありましたね。

春日市までは、西鉄天神大牟田線やJR鹿児島本線などを利用すれば博多からすぐ!旅行だけでなく出張などのちょっとした滞在の時でも、もし機会があれば春日市のユニークなお祭りをのぞいてみて下さい。

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