北陸の小京都と呼ばれる天空の城の城下町!大野市の魅力的なお祭り4選

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北陸の小京都と呼ばれる天空の城の城下町!大野市の魅力的なお祭り4選

大野市は福井県の東端に位置し、県面積の約5分の1を占める大きな市です。九頭竜川中流域に広がる大野盆地の中核都市で、近年では「天空の城」として知られるようになった越前大野城が人気の観光スポットとなっています。

そんな歴史ある城下町にはどんなお祭りがあるのでしょうか。今回は、「越前の小京都」とも称される福井県大野市でオススメのお祭りを4選ご紹介します。

目次

北陸の小京都と呼ばれる天空の城の城下町!大野市の魅力的なお祭り4選

1. 結の故郷 越前おおの冬物語

雪国北陸のさらに奥にある大野市の冬の風物詩「結の故郷 越前おおの冬物語」。雪見灯籠の暖かな明かりが、越前の小京都を優しく照らし出します。ほかにも雪で作ったモニュメントやかまくらなども町のいたるところに置かれ、越前大野の冬を盛り上げてくれます。同時に大野市周辺の美味しいものを集めた「越前おおのふるさと味物語」も開かれ、大野市民だけでなく観光客も多数訪れますよ。

冬期にはお休みとなる大野の名物「七間しちけん朝市」も、お祭り期間中の日曜に特別開催。越前大野城をバックに打ち上がる冬の花火で、お祭りは最高潮を迎えます。冬の福井を旅行する際には、ぜひ大野まで足を運んでみてください。開催時期はだいたい2月の上旬です。

2. でっち羊かんまつり

「結の故郷 越前おおの冬物語」と同時に開催される「でっち羊かんまつり」も、冬に福井県を訪ねるならぜひチェックして欲しいお祭りです。一般的に「丁稚(でっち)羊羹」とは水気の少ない蒸し羊羹のことを指しますが、越前大野ではいわゆる水羊羹のことをそう呼びます。

今では夏のお菓子のイメージが強い水羊羹ですが、本来はおせち料理の一品として作られる冬の名物でした。その名の通り水羊羹の製造には良質の水が欠かせませんが、九頭龍の伏流水に恵まれた越前大野はまさにうってつけの土地。しっかりとした歯ごたえがありながら、つるんとした舌触りと喉越しが特徴です。

そんな大野市の冬季限定スイーツや地元グルメが集結するお祭りが、この「でっち羊かんまつり」です。手打ちそばに醤油カツ丼、さば寿司などの絶品料理から、ショコラdeようかん、夢助だんごといった地元スイーツ、そして越前大野の地酒などがいろいろ味わえますよ。試食体験コーナーもあるので、気軽に立ち寄ってみてください。ただし、人気商品や限定商品は早いうちに売り切れてしまうので、できれば昼前にはお祭り会場に到着していたほうが良いでしょう。

3. 越前大野小京都物産五番まつり

越前の小京都こと大野の町は、小さいながら碁盤の目状になっていて、縦通りには一番から番号が振られています。そのうちの五番通りで毎年11月の週末の2日間に開かれるのが「越前大野小京都物産五番まつり」。大野市をはじめ県内近隣の特産品が、商店街のあちこちに並びます。

このお祭りで人気なのが、「舞妓さん・芸妓さん変身体験」コーナー。着付けだけでなく、お化粧やかつらもセットなので、本物の舞妓さんになった気分を味わえますよ。越前の小京都を舞妓さん姿でしずしずと歩く姿は写真映え・インスタ映えしますね。冬の北陸で感じる都のかおりを、ぜひ楽しんでください。

4. おおの城まつり

大野市の夏のお祭りといえば、「おおの城まつり」。8月のお盆期間中に開催され、大野市民がこぞって参加します。とくに13日の花火大会は、合計約6000発もの花火
が、越前大野の夏空を彩ります。キャラクター花火やミュージック花火といった変わり種もあって人気ですよ。

ほかにも、越前おおのおどりや中学生みこしダンスなどいろいろな企画イベントもあり、大野市全体がお祭りムードに染まります。大野市の目抜き通りを埋め尽くすほどの活気と人出でにぎわう「おおの城まつり」。この時期に福井県を訪ねるなら、参加しない手はありませんね。

◎まとめ

「天空の城」と呼ばれる雲海に浮かぶ越前大野城を見られるのは、10~4月ごろ。朝晩の寒暖差が大きく、前日の湿度の高い明け方に見られます。もっとも条件が揃いやすいのは11月で、この時期には「越前大野小京都物産五番まつり」が開かれます。

また2月にもチャンスはあるので、「結の故郷 越前おおの冬物語」や「でっち羊かんまつり」のときに大野市に滞在するのも良いですね。越前の小京都を観光するなら、お祭りとセットで倍倍で楽しんでみてはいかがでしょう。

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