美味しいお酒を楽しみながら、佐賀県鹿島市でお祭りを楽しもう!

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美味しいお酒を楽しみながら、佐賀県鹿島市でお祭りを楽しもう!

佐賀県南部の鹿島市は、日本一干満の差が激しい有明海の干潟に面し、山と海に囲まれた自然豊かな町です。鹿島市の北には米どころの佐賀平野が広がり、江戸時代から酒蔵の町としても有名です。古い街並みの酒蔵通りには、国の有形重要文化財にも指定されている酒造も多く残っているんですよ。

そんな鹿島市では、自然の干潟を生かしたお祭りやお酒に関するお祭りなどがあります。今回は、佐賀県鹿島市でおすすめのお祭りをご紹介しましょう。

目次

美味しいお酒を楽しみながら、佐賀県鹿島市でお祭りを楽しもう!

1. 鹿島ガタリンピック

鹿島市で5月~6月にかけて有明海で行われる、大人も子供もお祭り騒ぎで楽しめる大運動会!それが「鹿島ガタリンピック」です。もともとは鹿島市の町おこしのために1985年に始まったもので、今では佐賀県をも代表するお祭りイベントの1つになっています。佐賀県内や日本国内のみならず、海外からも毎年たくさんの観光客が参加するんですよ。

「ガタ」とは干潟の「潟」で、日本一干満の差が激しい有明海を利用してさまざまなオモシロ競技が行われます。干潟に渡した板の上を自転車で走り抜ける「ガタチャリ」や、ムツゴロウ漁に使う木の板で干潟の上を滑る「ガタスキー」、ほかにも相撲やリレーに宝探しなど楽しい競技がいっぱい!ガタリンピックは、大人から子供まで童心に戻って泥だらけになれるお祭りです。

ただし、干潟の泥は洗っても落ちないこともあるので、捨ててもいいような服で参加しましょう。

2. 鹿島おどり

鹿島の夏の夜を楽しめるお祭りが、「鹿島おどり」です。1962年、鹿島地方で大きな水害が発生し、死者・負傷者を数多く出しました。そんな悲状から鹿島市民に活力を取り戻してもらおうと、翌1963年に始められたものです。

鹿島市中心の商店街が歩行者天国となり、それぞれ揃いの着物や法被を着た人々が「ヤッサ・ヤッサ」と威勢の良い掛け声と共に踊ります。鹿島踊りに参加するには、「鹿島一声浮立」「鹿島小唄」「鹿島節」の3曲全てを踊れることが条件。子供だけの可愛らしい鹿島踊りも見ものですよ。

事前に踊りの講習会もあるので、鹿島踊りをマスターしたい人は参加してみましょう。復興に燃えた市民の熱い思いを感じられる、鹿島市の夏祭りです。

3. 祐徳稲荷神社のお火たき

まるで京都の清水寺?と思わせるほど豪華な舞台づくりの神社が鹿島市にあります。日本三大稲荷神社の1つにも数えられる祐徳稲荷神社です。1687年に建立されたこの神社で、毎年12月8日の新嘗祭の夜に行われる秋のお祭りが「お火たき」の神事。秋の収穫に感謝する秋季大祭で、1年の穢れを払い無病息災を願うお祭りなんです。

神社の境内に設けられた「お山」に火が点けられると、夜空を赤々と照らす20m程の大きな炎が燃え上がります。このご神火にあたると病気にならず、また罪や穢れを払ってくれるといわれているんですよ。参拝客には、御斎田で収穫されたお米から作った甘酒がふるまわれます。

また、鹿島市の特産品祭りも開かれ、神社の門前商店街は夜遅くまで賑わいをみせます。鹿島市で300年も続く荘厳なお祭りです。

◎まとめ

佐賀県鹿島市でおすすめのお祭りを3つご紹介しました。鹿島市は酒どころとして有名なので、酒蔵ツーリズムと称したイベントが毎年3月下旬に行われます。酒蔵を巡り、お酒を楽しみながら鹿島の歴史や文化を知ることのできますよ。

このほかにも、佐賀県で最も多くの伝統芸能が残るといわれる鹿島市では、伝統芸能フェスティバルなどもおすすめ。各神社の神事やお祭りも、どれもとても興味深いものばかりです。ぜひ鹿島市にゆっくり滞在して、いろいろなお祭りを見てみてください。

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