玄界灘に面した歴史の町・宗像市、オススメのお祭りはここ!

画像出典:夢幻人

玄界灘に面した歴史の町・宗像市、オススメのお祭りはここ!

福岡市と北九州市の中間に位置する福岡県宗像市は福岡市のベッドタウンとして近年人気の町で、北には玄界灘を臨み3方を山に囲まれた自然豊かな町です。そんな宗像市には古代より「豪族宗像市」と呼ばれる高い航海技術を持つ海人族が住んでおり、その痕跡が宗像市に属する沖の島から見つかっているのだとか。そんな歴史深い宗像市には交通安全のお守りの発祥として有名な宗像大社など、歴史的スポットも沢山。今回はそんな歴史ある宗像市でオススメのお祭りをご紹介します。

目次

玄界灘に面した歴史の町・宗像市、オススメのお祭りはここ!

1.みあれ祭

宗像市のシンボルとも言える神社「宗像大社」。本土の「辺津宮」、大島にある「中津宮」そして沖の島にある「沖津宮」から成り立っており、それぞれ3人姉妹の女神「宗像3女神」を祀っています。そんな宗像大社の秋季大祭の始まりを告げるお祭りが、毎年10月1日に行われる「みあれ祭」です。

宗像3女神に海上安全や豊漁などを願って行われるお祭りのメイン会場はやはり海!このお祭りは本土の辺津宮神が沖の島と大島にある姉妹の女神を迎えに行く「神迎えの神事」から始まります。その際、女神のご神体の乗る「御座船」と共に、お供をするのは宗像七浦の船団として宗像市で操業する漁船500隻のパレードが行われるんです。色とりどりの大漁旗をはためかせながら、海を多い尽くす程の漁船のパレードは圧巻です。

2.田熊山笠

福岡県宗像市の夏の風物詩ともいえるお祭りが、田熊地区で例年7月に行われている「田熊山笠」です。1950年に始まったお祭りで、五穀豊穣・無病息災を示現神社に祈るために山笠を奉納したことからはじあまったのだとか。現在では山笠が往復5kmを駆け抜ける、追い山になっています。

豪華絢爛な装飾に艶やかな人形が乗った山笠はなんと1.5tにもなるのだとか。そんな重い山笠を曳いての急カーブやクライマックスの400m全力疾走には手に汗を握るほどの大興奮をおぼえるのでは!熟練の曳き手達の日頃の練習の成果と仲間同士のチームワークが大事だと痛感しますね。

3.宗像大島七夕祭

福岡県宗像市に属する「大島」。周囲13.5km、人口1000人程の福岡県最大の島には宗像大社の一つ「中津宮」があります。そしてこの大島は、七夕の時期になると大勢の観光客が訪れます。実は、日本七夕伝説の発祥の地として、毎年旧暦7月7日である8月7日に「大島七夕祭り」が開かれます。

なんとこのお祭り、鎌倉時代から800年以上も続く、日本最古の七夕祭りと言われています。お祭りの会場は中津宮と大島港緑地公園です。中津宮にはなんと天の川が流れ、川を挟んで「織女神社」と「牽牛神社」があります。そして大島緑地公園では、地元の子供達による合唱や演奏会、そしてボランティアで宗像市外から参加しているアーティストの方々で会場は盛り上がります。この日だけは特別に臨時便の船もありますので、星降る夜に地上の中津宮の織姫と彦星を参拝してきてはいかがでしょうか?

4.沖津宮現地春季大祭

日本全国には四季折々に合わせて、市民参加型から神社の例祭まで様々なお祭りがあります。多くのお祭りは見たり、時には飛び入り参加できますよね?しかしここ宗像市の「沖の島」で行われる「沖津宮現地春季大祭」はまさに秘祭と言われる特別なお祭り。

元々「沖の島」は神が宿る神聖な島として一般の人が上陸することは許されていません。しかし、この春季大祭の日だけは氏子以外の方でもお祭りに参加して沖の島に上陸することができるんです。とはいっても様々なしきたりもあるんです。まず女人禁制の島なので女性は参加できません。

また申し込んでも200人限定のため抽選ではずれてしまうことも。そして沖の島の海での裸の禊や、険しい階段を登っての参拝など苦労は沢山。しかしそれでも、神聖な「沖の島」を訪れる価値はあるのではないでしょうか。なかなか参加は難しいですが、ぜひ一生の思い出に申し込んでみませんか。

◎まとめ

福岡県宗像市のお薦めのお祭りはいかがでしたか?宗像市で行われるお祭りの多くが市、のシンボルともなっている「宗像大社」に関わるものが多いのは確かです。それほど古来より宗像市民にとって神聖で大事な場所ともいえます。それ以外ですと大勢の大道芸人が集まり芸を競う「九州大同芸人祭り」や市民参加型の「おどってん祭」など、和やかなお祭りもあります。古代海人族宗像氏の町で様々なお祭りをぜひ、楽しんでくださいね。

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