シンガポール、ブギスで味わうまた食べたくなるホットスナック4選

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シンガポール、ブギスで味わうまた食べたくなるホットスナック4選

ショッピングストリートとして有名なシンガポールのブギス (Bugis) は、観光客や若者に人気のエリアです。ブギスジャンクション (Bugis Junction) という大きなショッピングモールや建物の外観がユニークなブギスプラス (Bugis +) など所狭しとお店があります。また、ブラス・バサー ブギス (Bras Basah Bugis/BBB) はアートやデザインに特化した地区で、美術館や博物館も多く見どころたっぷりです。

ショッピングに観光にと忙しく歩き回れば、小腹もすいてくるはずです。シンガポールならではのホットスナックを食べてエネルギー補給をしましょう。それではブギス周辺のホットスナックのお店を4つご紹介します。

目次

シンガポール、ブギスで味わうまた食べたくなるホットスナック4選

1. 韓国風フライドチキン Chicken Up Little

"KFC"といえば思い浮かぶのは、某アメリカフライドチキンのチェーン店でしょうか。ここでご紹介するのは同じチキンでも、シンガポールで定着しているコリアンフライドチキン (Korean Fried Chicken) です。アメリカンスタイルとの違いは、2度揚げされていることです。色がこんがりと茶色く、皮のパリパリ感が際立っています。

シンガポールでコリアンフライドチキンのチェーン店と言えば、Chicken Up です。チキン以外にも、チャプチェやトッポギなど定番の韓国料理が充実しています。ただし、提供される量が多めなので何人かで分けて食べるのがおすすめです。そこで、もっと手軽に食べられるファストフードスタイルのお店、Chicken Up Little が登場しました。

ブギスビレッジ (Bugis Village) 裏のフードコートにある Chicken Up Little はとても小さな店舗です。こちらで出されるチキンは一人で食べるのに適した量で、日本人に馴染み深い手羽先 (Chicken Wings) は3本から注文できます。店舗の規模が小さくなっても、その美味しさは Chicken Up と変わりません。オリジナルの調味料に12時間漬けこまれたチキンをじっくりと揚げて旨味を閉じ込めました。サクサクとした食感でありながら、ジューシーさと柔らかさも両立しています。

2. 黄金のクリームがとろけるパオ Victor's Kitchen

パオ (Pau/包/英語ではBun) はシンガポールでお馴染みのホットスナックのひとつです。ルーツは中国料理にあり、点心(Dim Sum)を扱うお店で様々な種類をいただけます。日本のコンビニで売っている肉まん、あんまんのような存在です。

Victor's Kitchen は、サンシャインプラザ (Sunshine Plaza) というビルの1階にあります。鮮やかな黄色い看板に赤い文字で店名が書かれ、店内は飾らない簡素なつくりです。さまざまな種類や大きさの椅子やテーブルが並んでいて、古くからある大衆食堂を思わせます。

しかし、このお店の料理長は香港の五つ星ホテル、Victoria Hotel でのシェフの経験があるのです。伝統的な点心がお求めやすい価格で気取らずに食べられます。看板商品は、Golden Egg Yolk Lava Buns です。ふかふかの白い柔らかい生地に、ねっとりとしたカスタードと黄身のあんがたっぷりつまっています。この黄金色をしたとろとろの中身は、頬張ると一気にあふれ出しますので注意して食べてください。

また、一押しの点心もご紹介すると、Victor's King Prawn Dumpling がおすすめ。半透明の滑らかな皮に海老がたっぷり包まれて、大振りな大きさも嬉しいところです。あまーい味わいの Golden Egg Yolk Lava Buns と一緒にどうぞ!

3. カリーパフ Tip Top

カリーパフはシンガポールの国民的なおやつとして愛されています。揚げた半円状のパイの中に、カレー味のチキンが入っているホットスナックです。シンガポールでは、どこのカリーパフが美味しいかという話題で盛り上がります。その際に名前を挙げられるお店のひとつが1979年創業のTip Top です。

Tip Top は今やシンガポールに10店舗を展開し、ブギスジャンクション(Bugis Junction) にもお店があります。煉瓦のように敷き詰められた白いタイルと、丸いゴールドの看板が素敵な、意外にもスタイリッシュな店舗です。 Tip Top のパイ生地はバターの風味が豊かです。中身には厳選された具材を使用して、独自にブレンドされた18種類のスパイスで味をつけています。

一番シンプルな Curry Chicken Curry Puff は一口ごとに豊かなスパイスの香りが口いっぱいに広がります。中の具はなめらかなジャガイモに、ごろっとしたチキンの身と、スライスされたゆで卵です。シンプルですが味わい深く、具だくさんなのでお得感がありますよ!

4. カヤトースト Ya Kun Kaya Toast

カヤトースト(Kaya Toast) はシンガポールの朝食として根強い人気のホットスナックです。カヤとは、ココナッツミルクと卵で作られたジャムを指します。パンダン(Pandan)という香草が入っているので、抹茶のような緑色です。このカヤを塩気がきいたバターとともに、トーストされた食パンといただきます。

1944年創業のYa Kun Kaya Toast はカヤトーストの老舗です。シンガポールの至る所にある一大チェーン店で、中国、韓国など海外にも進出しています。ブギスジャンクションにもお店を構えていて、牛丼の吉野家のお隣です。チームカラーのえんじ色の看板を下げ、フードコートのような気軽に入りやすい店舗です。

伝統のカヤトーストを味わえるのは、Kaya Toast with Butter というメニューです。炭火焼された薄切りのパンには厚切りの冷たいバターが挟んであり、溶けだしたバターとカヤのハーモニーがたまりません。さらに、醤油をかけた半熟卵 (Soft Boiled Egg) にカヤトーストをつけて食べるのも、定番のスタイルです。甘じょっぱい南国の味をお楽しみください。

◎まとめ

ブギスで食べたいホットスナック4選でした。揚げ物に甘いものと、なかなかのボリュームですが病みつきになりそうな庶民の味です。小腹を満たすばかりかお腹いっぱいになってしまいそうですね。しっかりブギスを散策してカロリーを消費してください。

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