名称:うと地蔵まつり
住所:熊本県宇土市本町通り一帯
熊本県随一の城下町「宇土市」。1年を通して暖かく、観光にもおすすめの町です。そんな宇土市では、県外の方にもオススメのお祭りがたくさん!奇祭と名高い「甘酒まつり」をはじめ、さまざまな伝統祭りが開催されているんです。どのお祭りも地元の人たちの情熱があってこその心暖まるお祭り!今回はそんなオススメのお祭りを、まとめてご紹介しましょう。
目次
歴史を感じるお祭りの数々!熊本県宇土市でおすすめのお祭り4選
1.うと地蔵まつり
「なむじぞう、だいぶつさん、あーげてくださいおさいせん。」どこからともなく子どもたちの歌声が聴こえてきたら、「うと地蔵まつり」のスタートです。毎年8月23日・24日に行われるこのお祭り、普段は小さなお堂でみんなを静かに見守ってくれているお地蔵様を、子どもたちが飾り付けてお祀りします。
神社へ続く商店街では、「つくりもん」と呼ばれるオブジェが並び、パレードやコンサートと、町全体がお祭りムードに!宇土市各地区から出展される「つくりもん」は毎年製作レベルも上がり、迫力満点ですよ。
お祭りのラストを飾るのは約3000発の花火!大玉やスターマインなど、息つく隙もないほどに連発される花火の数々。毎年宇土市以外からの観客数が増え続け、近年では9万人にもなるという大規模な花火大会となっています。
2.宇土大太鼓フェスティバル
「宇土大太鼓フェスティバル」は、毎年8月の第1土曜日に行われる和太鼓のお祭り。普段は宇土市の各地区でそれぞれ保存されている和太鼓が一堂に集まり、迫力満点の演奏が披露されます。昭和61年から続くこのお祭り、宇土市運動公園を目指して大太鼓のパレードが始まると、沿道にはたくさんの見物客が。
地元の保育園児たちによる「ちびっこ太鼓」や「雨乞い太鼓」、各地区オリジナルの「創作太鼓」など、様々な演奏と共に盆踊りや餅まきなどが行われ、家族みんなで楽しむことができるお祭りです。
クライマックスの全出演団体太鼓総打ちは圧巻!身体の底まで響くような和太鼓の音色に、和太鼓ファンが続出しています。
名称:宇土大太鼓フェスティバル
住所:熊本県宇土市旭町375
3.山王まつり
浴びたぜ!笑
— maurice|熊本移住家族 (@utolocal) December 16, 2016
山王まつり(甘酒祭り)は、宇土市花園町佐野の山王神社に伝わる約700年もの歴史ある祭で、猿に扮した若者が「ホーライ、ホーライ」の掛け声とともに甘酒を掛け合います。この甘酒がふりかかった者は1年間無病息災で過ごせると伝えられています。 pic.twitter.com/I7DIsELw5m
宇土市の山王神社で約700年も前から行われていると言われる「山王まつり」。毎年旧暦11月の申の日に行われ、参加者も赤い着物に白いほっかむりを身につけて猿の衣装で現れるという、とってもユニークなお祭りです。「ホーライ!ホーライ!」の掛け声のもと甘酒を掛け合うことから、地元では「甘酒まつり」と言われることも。
宇土市では、甘酒は昔から稲の稲霊として大切に扱われ、お祭りで甘酒がかかった家や人は、稲穂の実る豊かな田のように栄える、と言われてきました。「宝来」を語源とする「ホーライ」の掛け声が町に響くと秋の知らせ。見物客も一緒になって、みんなで賑やかにその年1年の無病息災を祈ります。
名称:山王まつり
住所:熊本県宇土市花園町佐野
4.西岡神宮大祭
毎年10月19日、熊本県宇土市では「西岡神宮大祭」と称した秋祭りが行われます。お祭りの主役とも言える獅子舞は「宇土の御獅子舞」と呼ばれ、熊本県の重要無形文化財に指定される舞。毎年、五穀豊穣を願って西岡神宮に奉納されますが、その豪快な舞を一目見ようとたくさんの見物客が全国から訪れます。
お祭りで披露される獅子舞は、なんとストーリ仕立て。眠っている雌雄1対の獅子「宇土の寝獅子」を玉振りで起こすところから始まります。獅子は市内を練り歩き、本町一丁目から宇土市役所前、市民会館裏、最後に西岡神宮でゴール。獅子に噛まれた子どもはケガや病気をしないと言われていますが、いざ獅子が目の前に現れると子どもたちが涙ながらに逃げ回る姿も。
昔ながらの懐かしい雰囲気が味わえるお祭りです。
名称:西岡神宮大祭
住所:熊本県宇土市神馬町577
◎まとめ
いかがでしたか?今回は、熊本県の宇土市に伝わるお祭りを一挙にご紹介しました。どのお祭りも歴史が深く、どこか懐かしい気持ちにさせてくれるお祭りばかりです。記事を読んで、子どもの頃を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。地域のみんなでお祭りを作る、そんな暖かい町宇土市へぜひ遊びに来てくださいね。
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