阿波藍の一大産地として有名だった藍住町で、おすすめのお祭り3選!

画像出典:katsuoumai

阿波藍の一大産地として有名だった藍住町で、おすすめのお祭り3選!

徳島市の北のベッドタウン藍住町。江戸時代から明治30年代まで、その名の通り阿波藍の一大産地として広く知られていました。さらに昔には、阿波守護細川氏や畿内まで制した戦国大名三好氏の居城が藍住町内の勝瑞城に置かれるなど、阿波国で中心的な役割を果たしてきた地域です。

今回はそんな藍住町で、おすすめのお祭りを3選ご紹介します。徳島市内や徳島空港からのアクセスも容易なので、ぜひ訪ねてみて下さい。

目次

阿波藍の一大産地として有名だった藍住町で、おすすめのお祭り3選!

1. あいずみ商工会納涼祭

「あいずみ商工会納涼祭」は、藍住町で開催されるお祭りの中でも最も人気の高いものの1つです。もともとは藍住町だけでなく徳島県内でも最大級の規模を誇っていた花火大会「あいずみ納涼祭」をリニューアルしたもの。「あいずみ商工会納涼祭」では花火のほかにもさまざまなイベントや阿波踊りなどがあり、子どもから大人まで飽きることなく楽しめるお祭りとなっています。

「あいずみ商工会納涼祭」は藍住町中央部の「緑の広場」周辺で開催され、ビンゴゲーム大会やじゃんけん大会、ヒーローショー、芸能大会、お笑いライブなど多種多彩なイベントが用意されていますよ。

2. バラまつり

出典: h-ichihara / PIXTA(ピクスタ)

藍住町の代表的な観光スポットの1つに、「藍住町バラ園」があります。およそ300種1000株超ものバラが植えられていて、季節ごとに色とりどりの花と豊潤な香りで来場者を楽しませています。一番の見ごろは5月と10月ごろで、その時期には毎年「バラまつり」が開催されます。

大輪、中輪、つるバラ、ミニバラなど、お祭り期間中に観賞できるバラの花は多種多様!色も代表的な赤系、ピンク系から、複色・覆色、彩り系まであり、ひと株ひと株異なった魅力をもっています。バラ苗の販売もしているので、気に入った品種があったらぜひ購入して自宅でも育ててみましょう。

そんな美しい藍住町バラ園ですが、なんと入場は終日無料!お祭りの時期に限らず、藍住町を訪れるならいつでも立ち寄りたい観光スポットですね。

3. キャンドルナイトinあいずみ

四国の町村では珍しく今も人口が増加傾向にあり、しかも比較的若い世代で構成されている藍住町では、新しい取り組みも盛んに行われています。その1つが、藍住町商工会内で結成された「グリーンファンドAIZUMI」。この組織は藍住町内の家庭から出る天ぷら油を回収し、藍染の原料である蒅(すくも)のかすと加工してエコキャンドルを製造しています。

「藍の灯火」と名付けられたこのエコキャンドルを、藍住町内のライオンズ公園に1000個並べて点灯するのが、「キャンドルナイトinあいずみ」です。藍住町のかつての特産物を上手に利用して新しい名物とお祭りをつくろうというこの試み。エコキャンドルに一斉に点火するようすはとても幻想的ですよ。

点灯式の後は、生演奏によるコンサートや子供向けの花火大会なども用意されています。エコキャンドル「藍の灯火」は販売もされているので、藍住町の思い出にお土産として購入してみてはいかがでしょう。

◎まとめ

吉野川と旧吉野川、今切川など川に周囲をすっぽり囲まれた平らなまち藍住。一見すると特徴が無いように見えてしまいますが、かつての阿波国の中心だった城跡や藍染で栄えた時代を伝える資料館など、見どころはいろいろあるんです。

また近年は徳島市のベッドタウンとして急速に再開発が進んでいて、新旧さまざまな世代が集まるなかで、コミュニケーションツールとしてのお祭りが見直されてきています。そんな藍住町で古き良きお祭りと新しい試みの融合に触れて、徳島をより身近に感じてみてはいかがでしょうか。

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