神々の宿る島・長崎県壱岐のお祭りをご紹介!祇園山笠から港まつりまで!

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神々の宿る島・長崎県壱岐のお祭りをご紹介!祇園山笠から港まつりまで!

長崎県に属する壱岐島(いきのしま)は、九州北方の玄界灘にあります。美しい海水浴場が多いことで知られており、近年では点在するパワースポットの多さでも脚光を浴びていますよ。

また島内には神社が150もあり、神々の宿る島とも言われています。ここでは、そんな壱岐島のお祭りを紹介します。壱岐島を訪れた時にはぜひ地元の人と一緒にお祭りを楽しんでくださいね。

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神々の宿る島・長崎県壱岐のお祭りをご紹介!祇園山笠から港まつりまで!

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1.郷ノ浦祇園山笠

郷ノ浦祇園山笠(ごうのうらぎおんやまかさ)は、地元では「ぎおんさん」と呼ばれる壱岐市最大の夏祭り。270年以上の歴史を持つお祭りで、毎年7月の第4土日に行われます。元々は壱岐・元居の八坂神社に疫病退散の祈願のため、山笠を奉納したのが始まり。

前日の夜市では郷ノ浦の各所に出店が立ち並び、ステージではライブなどを開催。本祭では唄子の「オッセ、オッセ」の掛け声にのって郷ノ浦町内を4流の山笠が練り歩きます。最大の見どころは、石段を駆け上がる難所です。

また郷ノ浦祇園山笠では、全国でも珍しく子供の唄子がつきますよ。本番に備え、練習を重ねた子供たちの様子もぜひご覧ください。

2.壱岐市御柱祭

壱岐市御柱祭は、姉妹都市・長野県諏訪市で行われる「御柱祭」で使われるモミの大木「御柱」を譲り受け、同様のお祭りを壱岐市で行うというもの。諏訪地方で7年ごとに開催される「御柱祭」は日本三大奇祭の一つで、長さ約17メートル、直径約1メートル、重さ約10トンにもなる大木を曳行する勇壮なお祭りです。

壱岐市で行う御柱祭では、諏訪地方の御柱祭では見られない、海を渡らせる「海曳き」を行います。四方を海に囲まれた壱岐市ならではの御柱祭は広く知られるようになり、今では県外からも多くの人が訪れるようになりました。迫力のある壱岐市御柱祭をぜひ、見に来てくださいね。

3.勝本聖母宮大祭・勝本港祭り

勝本聖母宮大祭(かつもとしょもぐうたいさい)は、壱岐市の勝本港で毎年10月に行われているお祭りです。いつもは西の端にいる神様が年に一回、東の端に移る日。聖母宮神官が舟に乗っておかりどにお迎えにいき、みこしに乗せて町内を練り歩きます。

翌日は、勝本港祭りで大漁旗を掲げた50隻もの漁船が、勝本湾外から湾内へ3周回る海上パレードからスタート。市内の小学校の鼓笛隊や子供みこし、漁協職員会や商工会議所青年部による仮装行列などが続き、海上自衛隊壱岐警備所は恒例の蛇踊りを披露。町中の人たちが参加する楽しいお祭りです。海に囲まれた壱岐市ならではのお祭りをお楽しみください。

4.壱岐大大神楽

「壱岐神楽(いきかぐら)」は、約700年の古い伝統と歴史をもつ神事芸です。壱岐の神社に奉職する神職しか舞う事や音楽を演奏することが許されず、たいへん神聖な行事として国の重要無形文化財に指定されています。

壱岐神楽の中でも壱岐大大神楽(いきだいだいかぐら)は最も厳粛・丁重なもので、7~8時間をかけて行われます。壱岐の伝統的なお祭りをぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

5.ごっとりまつり

壱岐は麦焼酎発祥の地と言われており、郷土料理を肴に壱岐焼酎を飲み尽くす「ごっとりまつり」が毎年3月に開催されています。壱岐焼酎蔵元7社の焼酎はもちろん、おいしい郷土料理をたっぷりと堪能できます。

またステージではお笑いなどのイベントなども行われ、楽しい夜を過ごすことができますよ。翌日はオプショナルツアーとして、七蔵をバス巡るイベントも開催されるので、ぜひ参加してくださいね。

◎まとめ

長崎県壱岐の伝統的なお祭りをご紹介しました。壱岐へは博多港から高速船に乗って約1時間10分で、島の東西と南に港があり、最もにぎやかなのは西海岸の郷ノ浦です。また、長崎空港から壱岐空港へは定期便が運航されていて約30分で着くことができますよ。壱岐は小さな島ですが、見どころも多く観光にもぴったりなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

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