石川県のどまんなか、歴史的文化的遺産のみどころいっぱい津幡町のお祭りに出かけよう!

画像出典:suparat wanpen

石川県のどまんなか、歴史的文化的遺産のみどころいっぱい津幡町のお祭りに出かけよう!

津幡町は、石川県の中央に位置する町です。石川県森林公園や倶利伽羅公園など自然を楽しめるスポットや、津幡城跡、倶利伽羅峠、日本三大不動尊の「倶利伽羅不動尊」など、歴史的・文化的遺産もあり見どころいっぱい。北陸新幹線開通により、東京から2時間30分余りで移動できるようになったのも魅力的です。この自然と文化が豊かな津幡町のお祭りに出かけましょう!

目次

石川県のどまんなか、歴史的文化的遺産のみどころいっぱい津幡町のお祭りに出かけよう!

1.倶利伽羅さん 八重桜まつり

毎年4月下旬から5月初旬にかけて、倶利伽羅源平合戦の舞台となった倶利伽羅峠で桜祭りが開催されます。倶利伽羅公園一帯の見事な桜並木は、「昭和の花咲かじいさん」と呼ばれた高岡市の高木勝巳氏が、20数年にわたって約3,000本の八重桜を植栽したのが始まりです。現在ではそれを受け継いで、約6000本の見事な八重桜が咲き誇ります。

お祭り期間中の夜間は、提灯300個が点灯され、満開の八重桜がライトアップされます。この時期の倶利伽羅公園では、きれいな八重桜が咲き、その下でお弁当を持参してお花見を楽しむたくさんの人たちで賑わいます。この公園は、約800年前、源平合戦で木曽義仲が倶利伽羅で平家と対戦した時、牛の角に松明をつけて平家の軍勢に放ち、勝利をおさめた古戦場としても有名な場所です。

八重桜まつり期間中は、千葉県の成田不動尊、神奈川の大山不動尊とならび日本三大不動尊のひとつである倶利伽羅不動尊境内で、厄除けの念仏赤餅つきが行われ、古来より疫病の難から逃れられると言い伝えのあるつきたての念仏赤餅が参拝者に配られます。全国各地より参詣者が訪れ賑わうお祭りに、ぜひお出かけください。

2.つばた町民八朔まつり

津幡町で開催される町民参加型のお祭りで、今や津幡町最大の夏イベントとして定着しています。歴史的背景から、地区ごとの結びつきが非常に強い津幡町ですが、さらなる町全体の一体化を目指して、町民全員が参加し楽しめるイベントです。

津幡町では、8月初めに、夏の二大スポーツイベントのひとつである「全国選抜社会人相撲大会」が開催されます。これは新暦の八朔(9月1日)に行われていた「八朔相撲」を改めたもので、安土桃山時代から続いています。つばた町民八朔まつりは、この八朔大相撲に合わせて開催されたのが始まりです。

お祭り当日の会場では、ステージでのキャラクターショーやアトラクション、様々な内容の模擬店、巨大八朔やぐらの周りでの町民踊り流し、フィナーレをかざる手筒花火、ステージ花火など迫力満点、盛りだくさんのプログラムです。歴史と伝統文化を育んできた津幡町の和気あいあいとした雰囲気の中で、夏の夜のひとときを楽しく過ごすのはいかがでしょうか。

3.津幡四町獅子舞頭合わせ

かつての津幡宿として栄えた津幡四町(中央の清水、能登口の庄、越中口の津幡、加賀口の加賀爪)がそれぞれにシンボルとなる獅子をもち、獅子舞を披露し、最後に4つの部落が交差する道で顔を合わせ、けんかを始めるという北陸で有名なケンカ祭りです。

津幡町四つ角で、道路の四方から各地域の獅子が集まり、まずは囃子方の競演、棒振りの競演と続き、最後に四町の獅子頭がぶつかり合うと、祭りは最高潮を迎え盛り上がります。「けんか獅子」ともいわれる獅子がぶつかり合う祭りは、津幡の晩夏の風物詩となっており、大変迫力があります。夏の終わりを告げる津幡四町の熱いお祭りをぜひお楽しみください。

◎まとめ

石川県の中央に位置し、かつて宿場町として栄えてきた津幡町には、倶利伽羅公園での桜まつりという自然を楽しめるお祭りや、町民のつながりの強さと和気あいあいとした雰囲気を味わえる八朔まつり、そして津幡の四町による獅子舞競演が見事な津幡四町獅子舞顔合わせなど、地元の人に愛され続けてきた魅力的なお祭りがあります。自然と歴史的な遺産に恵まれた津幡町のお祭り、ぜひ体験しに出かけませんか?

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