長崎県長崎市はお祭りが一年中楽しめる！スケールの大きいお祭り5選！

長崎市は、長崎県の西部にあり東シナ海に面した港湾都市。古くから外国への玄関口として栄え、鎖国の時代に日本で唯一オランダと貿易していました。現在でもヨーロッパのような教会の多い街並みは、異国情緒たっぷりの光景が見られます。グラバー邸や大浦天主堂、大浦天主堂など有名な観光スポットが多いのも魅力的。

また、長崎市には季節ごとにお祭りがあり、見る人を1年中楽しませてくれます。スケールが大きく、見る人を圧倒するお祭りから、しっとりと心を癒してくれるお祭りまで多種多様なお祭りが揃っています。どのお祭りも工夫がこらしてあるので見応え満載。長崎市のお祭りをご紹介しますので、ぜひ実際に行って体感して下さいね。

1.長崎帆船まつり

毎年4月中旬頃に開催される長崎帆船まつりは、長崎港に国内や海外からたくさんの帆船が集まるお祭りです。開催期間中は、帆船内を見学したり、実際に帆をひろげる訓練や港のクルーズなど、楽しいイベントが盛りだくさん。また様々な体験ができる催し物や物産市など長崎のグルメも味わえます。

さらに夜には、ライトアップされ帆船や港の美しいイルミネーションは必見。光り輝く帆船とともに花火も見られますよ。ヨットやカヌーの体験も出来るので船が好きな人は、ぜひお祭り期間中に、長崎市の港に行ってみて下さいね。

2.ながさきみなとまつり

ながさきみなとまつりは、長崎市の発展と振興を願って毎年7月に行われるお祭りです。開催期間中は、ダンスステージやトークライヴ、ベイサイドマーケットなど楽しめるイベントが盛りだくさん。

何と言っても見どころは、2日間で10000発もの打ち上げられる花火です。花火だけでなく、連動して流れる音楽や世界新三大夜景にも認定された夜景は絶景。近年では30万人以上の人々が集まり、長崎県を代表するようなお祭りになっています。

JR長崎駅からは、徒歩でも15分程の距離で、電車やバスもあるのでアクセス抜群。長崎港や長崎水辺の森公園周辺で行われるので、ぜひ、早めに行って良い場所で花火をじっくりとみて下さいね。

3.長崎くんち

長崎くんちは江戸時代に始まった歴史のあるお祭りで、国の重要無形民族文化財にも指定されています。長崎くんちは5日間にわたって行われ、長崎市内の町を7つに分けた班が、1年ごとに踊りを披露。

長崎くんちの魅力は龍踊り(じゃおどり)と呼ばれる、独特の踊りにあります。まるで龍が蛇になったみたいにくねくね踊り、観客からは「もってこーい！」(早く来い)と掛け声が。庭先廻りといって、個人や事業所を廻って踊りを披露し、幸せのおすそ分けをしてくれまるのもこのお祭りの楽しみの一つです。

長崎くんちはほかにもたくさんの芸事があるので、ぜひ長崎市で直接そのお祭りを体感してみてはいかがでしょうか。

4.長崎ランタンフェスティバル

長崎ランタンフェステイバルは中国のお祭り「春節祭」が元になったもの。「春節祭」は旧正月を祝う行事で、長崎ランタンフェステイバルもそれに合わせて開催されます。毎年2月月中旬頃から3月上旬頃まで行われており、長崎の冬の風物詩。約15000個以上のカラフルなランタンが市内のあちこちに飾られ、街の雰囲気はまるで中国のようです。

会場は中央公園をはじめとして市内7か所にわたり、ランタンだけでなく大きなオブジェも飾られます。その妖艶な雰囲気やスケールの大きさにびっくりすること間違いなし。長崎市ならではのお祭りをぜひ見てみてくださいね。

5.ながさき紫陽花まつり（おたくさ祭り）

ながさき紫陽花まつりは、毎年5月中旬頃から6月中旬頃まで、長崎市内の数カ所の観光スポットで開催されるお祭り。紫陽花は、普通あじさいと読みますが、この祭りでは「おたくさ」と読みます。

長崎の出島にやってきたオランダ商館医シーボルトはやがてお滝さんという女性と愛し合い、イネという子供をもうけます。シーボルトは愛する人の名を取り、大好きな紫陽花に「おたくさ」と名付けたのでした。そのためこのお祭りも「おたくさ祭り」となりました。

市内のあちこちにおよそ3800株の紫陽花が植えられ、鮮やかに咲き誇ります。グラバー園や眼鏡橋など、長崎の観光地は紫陽花が良く似合いますよ。梅雨の雨にしっとりと濡れながらも可憐にさく紫陽花の姿をどうぞご覧ください。

◎まとめ

長崎市内のお祭りについてご紹介しました。他の地域ではなかなか見られない珍しいお祭りが多いのも特徴です。特に長崎くんちは日本の三大くんちの一つに数えられているほど有名。機会があれば、ぜひ一度ご覧になってみて下さいね。

長崎県長崎市はお祭りが一年中楽しめる！スケールの大きいお祭り5選！