祭りの國、能登!和倉温泉で知られる石川県七尾市のお祭り5選。

画像出典:Nskw99ep (CC BY-SA 3.0)

祭りの國、能登!和倉温泉で知られる石川県七尾市のお祭り5選。

石川県七尾市は能登半島の中央に位置し、北は穴水町、西は志賀町、南は中能登町と富山県氷見市と接しています。七尾市の名前は知らなくても和倉温泉なら聞いた事があるのではないでしょうか?珍しい海の温泉、和倉温泉は1200年もの歴史を持ち、一羽の白鷺によって湯脈が発見されたと言われています。七尾市では数多くのお祭りが行われていますが、代表的な5つのお祭りをご紹介しましょう。

目次

祭りの國、能登!和倉温泉で知られる石川県七尾市のお祭り5選。

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1.青柏祭 (せいはくさい)

青柏祭(せいはくさい)は、石川県七尾市の大地主神社で毎年5月3日から5日まで開催される祭礼で、石崎奉燈祭、七尾祇園祭、七尾港まつりとともに七尾四大祭の一つに数えられています。平成28年には18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されています。

訪れる人々が曳山を曳くことができる参加型のお祭りなのも人気の理由で「でか山」と呼ばれる高さ12m、車輪径1.9m、重さ20tの舟形の山車が狭い路地を建物すれすれに曳き回されるのが最大の見どころです。辻まわしと呼ばれる方向転換の時は8mの大梃子(おおてこ)に若者衆が集まって、てこの原理で曳山の前車輪を浮かせて回転用の地車を入れて曲がります。最終日の5日には七尾駅前の御祓川大通りで11時から14時半まで3基が集合するのも必見です。

2.曳山奉幣祭(チョンコ山)

曳山奉幣祭、別名チョンコ山は、能登生国玉比古神社(気多本宮社)の春祭りで、青柏祭の「でか山」に比べて小さな山(山車、曳山)なので、この地方の方言で小さい事を「チョンコイ」という事からチョンコ山と呼ばれています。市内西部の6町から祇園系の曳山6台が奉納され、鉦・太鼓等の囃子にあわせて、大勢の子どもたちによって、町内を練り歩きます。

3.能登よさこい祭り

今や全国区となったよさこい祭り、能登でも賑やかに能登よさこい祭りが開催されています。始まったのは平成9年で、「能登は一つ、風土(つち)の歌で踊れよさこいただ狂え」というテーマで毎年規模が大きくなっている人気のお祭りです。よさこい踊りを通じて、七尾の、そして和倉温泉の、ひいては能登半島全体の地域振興を目的としているので、誰もが参加できるのが人気ですね。県内外からの参加チームも年々増え、その踊りもサンバやロック、そして古典と静と動がミックスされて常に進化を遂げています。

4.能登島向田の火祭

能登島向田の火祭は、日本三大火祭りの一つで、毎年7月の最終土曜日に行われる夏祭りです。越後の伊夜比古神(男神)が訪れ、伊夜比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむという伝説に基づいて、男衆が伊夜比咩神社から神輿と大小7基のキリコ(奉燈)を崎山お旅所まで担ぎ出して、高さ30mもの大松明に手松明を投げつけて点火します。大松明は火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占います。

町民あげてのお祭りで、準備は小学生以上の子供、青年団、壮年団などが集まり、キリコ洗いから始まり、竹伐り、藁集め、柴集め、手松明作り、練習など一か月以上かけて行われます。県指定重要無形民俗文化財に指定されている勇壮な火祭りは必見です。

5.七尾港まつり

七尾湾をバックに花火が打ち上げられるのが人気の七尾港まつりは、七尾マリンパークや御祓川河川で開催されます。港の振興と市の発展を願い、七尾港に感謝し、港の歴史を振り返るお祭り。地元の園児たちが一堂に会して一生懸命踊る姿が可愛い、ちびっこカーニバルで幕開けをし、子供ちょうちん行列が行われるのが初日。二日目は総踊りが各会場で行われ、フィナーレが七尾市に夏の訪れを告げる花火大会となります。

◎まとめ

いかがでしたか?魅力的なお祭りがたくさんありますよね。良泉で名高い和倉温泉とお祭りをセットで楽しみに、七尾市にぜひお出かけ下さい。海の幸も美味しくて最高ですよ!

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