緑に恵まれ四季を通じて温暖な愛知県知多市のお祭りをご紹介します。

画像出典:Bariston (CC BY-SA 4.0)

緑に恵まれ四季を通じて温暖な愛知県知多市のお祭りをご紹介します。

知多市は、愛知県知多半島の北西部に位置する市です。沿岸には発電所や製油所などの臨海工業地帯があり、内陸部ではペコロスやフキなど農業も盛んな都市として発展しています。緑に恵まれ四季を通じて温暖で穏やかな愛知県知多市。この知多市には古くからこの地に根付く伝統的な祭りや四季を感じるイベントがあります。そんな今回は、知多市の魅力的なお祭りをご紹介します!

目次

緑に恵まれ四季を通じて温暖な愛知県知多市のお祭りをご紹介します。

1.開運福だるま大祭り

大興寺の開運福だるま大祭は、市指定文化財の懸仏四面や、鎌倉末期の宝筐印塔などの文化財を所有し、だるまで有名な大興寺のお祭りです。だるま寺として知られる大興寺の開運福だるま大祭は、成人の日に行われ、だるまに新年の家内安全や健康などを祈願する祭りです。

前年の福だるまに、一斉に火をかける「お炊き上げ」の見物もできます。日本各地や外国からも供養の申し込みがあるほどの人気で、盛大に供養が行われます。たくさんの露店も並び、多くの人で賑わうお祭りに出かけてみませんか。

2.佐布里池梅まつり

知多市には、愛知県一の梅林として親しまれてきた「佐布里池梅林(そうりいけばいりん)」があります。その佐布里池では、梅の見ごろとなる2月中旬~3月中旬に「佐布里池梅まつり」が開催されます。会場の佐布里池周辺には、愛知県内で最も多い25種類、約5400本もの梅が植えられており、2月~3月下旬にかけて咲き誇ります。

それに合わせて行われる「佐布里池梅まつり」では、薄紅色の佐布里梅や、白色の白加賀、青みがかった青軸など多くの種類の梅が楽しめます。梅まつり期間中は、ステージにて知多市とふるさと協定を結ぶ岐阜県岩村町からの美濃国岩村白女太鼓、国指定重要無形民俗文化財の尾張万歳、県指定無形民俗文化財の朝倉の梯子獅子などを楽しめます。

たくさんの出店も並ぶほか、土日限定で朝市が開催される「ふれあい館」など楽しみも盛りだくさんのお祭りです。春を感じにぜひ佐布里池梅まつりにお出かけください。

3.岡田春まつり

知多市岡田で開催される春の伝統行事「岡田春祭り」は、3台の山車が岡田大門前に揃うにぎやかな祭りです。市の指定文化財である3台の山車は、それぞれ「日車」「雨車」「風車」という名前があり、「先車」になった年の車の名前と、お祭り当日の天候がおおむね合致するといわれています。

山車は、木偶(でく)と呼ばれる人形の舞も楽しめ、特に「日車」の木偶人形は「悪源太平治合戦」の祇園社の段が演じられます。なぎなたを持った人形が、別の人形の手の上に乗り移って変身するからくりは見事なものです。

祭り前日には3組の子供会による数百個の提灯行列や、太鼓の打ち込みなども開催されます。知多市岡田の3台の山車が揃うにぎやかなお祭りは、大迫力の方向転換「捻廻し」が特に見ものです。春の岡田のお祭りにぜひお出かけください。

◎まとめ

緑に恵まれ、四季を通じて温暖な知多市には、古い時代から地元の人たちに愛され、続けられてきたお祭りがあります。四季と伝統と文化を感じに、愛知県知多市の魅力的なお祭りにぜひお出かけください。

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