歴史情緒たっぷり！熊本県菊池市で風情を感じられるおすすめのお祭り4選

熊本県の北東部に位置する菊池市。阿蘇の外輪山に囲まれ、その豊かな土壌から米どころとしても知られています。そんな菊池市には伝統を大切に守る人々が暮らし、昔ながらのお祭りを受け継いでいます。今回は、ぜひみなさんに知ってほしい菊池市のお祭りを集めました。旅行の際は、参考になさってくださいね！

1.きくち夏まつり

手作りの七夕飾りで飾られた菊池の商店街を、長さ50メートルの巨大な白龍と子白龍が練り歩く、どこか懐かしい雰囲気のする「きくち夏まつり」。ライブやダンスコンテストが行われるイベント会場に、菊地の守り神とも言われる白龍が現れると会場からは歓声が上がります。

そんなきくち夏まつりのフィナーレを飾る約3000発の花火が、ちょっとした話題を呼んでいるんです。3000発の花火に用意される時間は、1日のお祭りの内たったの30分！つまりスタートから終了まで、打ち上げが止まらない迫力満点の花火大会なんです。息つくヒマもないほど次々と連発される花火は、「わざわざ足を運ぶ価値アリ」ですよ。

2.しすい孔子公園夏祭り

毎年8月14日に行われるお祭り「しすい孔子公園夏まつり」。お祭りの会場となる泗水孔子公園は、子どもから大人まで多くの人が参加するダンスコンテストや、様々なジャンルの音楽が演奏されるバンド演奏などのステージイベントで、昼間から大盛り上がりです。

ステージの両脇にはもちろんたくさんの屋台も！たこ焼き、クレープ、金魚すくいと目移りしてしまいそうです。

さて、イベントを楽しんでいる間にお祭りもいよいよ終盤です。花火大会のクライマックスには、熊本復興の願いを込めた1.5尺玉。直径400メートルにもなる大輪が菊池市の夜空を飾り、これからの熊本の未来を明るく照らします。地元の人たちの情熱溢れるお祭り、ぜひご参加ください！

3.菊池秋祭り

菊池市の秋の風物詩といえば「菊池秋祭り」。毎年10月の中旬に行われるこのお祭りでは、参加する各地区代表がお神輿や踊り、千本槍などさまざまなパフォーマンスを行います。

団体の中に、平安時代の後半から約450年にわたり栄えた菊池一族の武者行列が登場すると、沿道からはひときわ大きな歓声が！さすが九州一円にまで勢力を広げた菊池一族、いつまでも菊池市のヒーローなんですね。

この秋祭り、内容の充実さも　さることながら、驚くのは参加者の人数。なんと1千人以上が菊池市の町を練り歩くんですよ！馬や獅子舞まで現れて、子どもたちも大喜びです。家族みんなで参加できる秋祭り、みなさんもぜひ。

4.ほの宵まつり

毎年11月の中旬から12月の初めにかけて、菊池市で開催される「ほの宵まつり」。お祭りの期間中は、毎週金曜日と土曜日に無数の竹灯籠が菊池市の夜を彩り、県内外から多くの見物客が訪れます。

菊池神社や市民広場などメイン会場では竹灯籠だけでなくたくさんのモニュメントが並び、竹灯籠のほのかな光に照らされて浮かび上がるその姿に観光客もうっとり。まさしく秋の夜長にピッタリのお祭りです！

それぞれのテーマに沿った竹灯籠アートや、みんなの願いを込めた復興竹灯籠、子どもたちが力を合わせて作る大型竹灯籠など、様々な作品を楽しむことができます。ぜひ会場に足を運んで、ほっこりした気分になってくださいね。

◎まとめ

いかがでしたか？今回は、熊本県菊池市で受け継がれる伝統的なお祭りをご紹介しました。熊本ということで、熊本地震や阿蘇山噴火などの影響も少なからずありましたが、それでも人々の熱い思いは変わりません！昔からずっと変わらずに人々に愛され続ける菊池市のお祭り、ぜひみなさんもご参加くださいね。

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