海にも山にも恵まれた自然豊かな南房総市で人気のお祭り3選！

房総半島の最南端に位置する南房総市には美味しいものがいっぱい！海で獲れたばかりのアワビやヒラメ、温暖な気候の中で育ったビワやミカン、そして「酪農発祥の地」でとれた牛乳など、どれも市の特産品として有名です。また、草花が季節ごとに美しい景観を作り上げてくれるのも南房総ならでは。
今回は、そんな南房総市でおすすめのお祭りを厳選して3つご紹介いたします。
ぜひ旅の参考にしてみてくださいね！

1.白浜海女祭り

毎年7月に三日間にわたって開催される「白浜海女祭り」は、100人以上の海女さんが松明を持って、豊穣祈願と安全祈願をしながら夜の海へと入っていくお祭りです。「海女さんの街」である南房総市でとても大切にされているこの幻想的なお祭りは、千葉県下では最大規模の夜祭となっています。

メインイベントは、200人対200人で戦う「大綱武士絵巻」と呼ばれる大綱引き。お祭りの最後に国道を通行止めにして行うイベントで、長さ150m重さ約1トンの大綱を地元の白浜チームと館山チームが引っ張り合うのだとか。これは一見の価値ありですよ！

南房総市内外からも観客が訪れる人気の「白浜海女祭り」ですが、近年の少子高齢化や景気低迷、さらには東日本大震災の影響もあって人手不足や資金不足が深刻化し、開催の危機に瀕していたこともありました。ぜひ積極的に足を運んで、伝統ある「白浜海女祭り」の存続に協力してみませんか？

2.みよしの夜祭り

毎年10月の最終土曜日に、道の駅三芳村「鄙（ひな）の里」で開催されているのが「みよしの夜まつり」です。模擬店や露店、ステージパフォーマンス、さらには打ち上げ花火と楽しいイベントが盛りだくさん！中でも三芳地域の伝統芸能である太鼓の演奏や、弘前ねぶたの里見八犬伝版は必見です。

過去には八景島シーパラダイスからミニ水族館がやってきて、南房総に住むカゴカキ鯛やイサキコロ鯛、石垣鯛などの魚を鑑賞できるイベントも行われました。これには子供たちも大喜び！
お祭りの締めに打ち上げられる豪華な花火も見逃せませんね。

「みよしの夜祭り」当日は会場周辺の道路が混雑するため、南房総市役所三芳分庁舎から随時シャトルバスが運行しています。お越しの際はぜひそちらをご利用くださいね。

3.千倉のまつり

毎年7月の第二土曜日と日曜日の二日間にかけて開催される「千倉のまつり（ちくらんまっち）」は、南房総市最大級のお祭りです。各地区から出た神輿13基と子供神輿13基、山車と屋台10台が街中を練り歩き、周辺はお祭りムード一色に染まります。

「千倉のまつり」が開催されている二日間は、国道がおよそ6kmに渡って通行止めになのだとか。
屋台グルメもたくさんあるので、神輿を担ぐ海の男たちの勇姿を見ながら食事を楽しむこともできますよ。
各地区から出る山車や屋台にはそれぞれ特徴があるので、それを観察して違いを楽しんでみるのも良いでしょう。

◎まとめ

観光スポットや道の駅がたくさんある南房総市では、今回ご紹介したお祭り以外にも各スポットで大小様々なイベントが開催されています。子供から大人まで楽しめるものがほとんどですので、ぜひ時期をあわせて訪れてみてください。
特に自然豊かな南房総では、お花にちなんだイベントがおすすめですよ。
美味しい海の幸もお忘れなく！

海にも山にも恵まれた自然豊かな南房総市で人気のお祭り3選！