豊作を願う秋祭りがたくさん!和歌山県日高郡みなべ町のお祭り4選

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豊作を願う秋祭りがたくさん!和歌山県日高郡みなべ町のお祭り4選

和歌山県日高郡を代表する観光地みなべ町。梅の産地としてもとっても有名です。
そんなみなべ町は昔から農耕が盛んで、皆で五穀豊穣を願いながら暮らしてきました。そのため、みなべ町には江戸時代から伝わる伝説や、それに基づいたお祭りがたくさんあるんです。そんな数あるお祭りの中から、今回は誰もが気軽に参加できるオススメのお祭りをご紹介しましょう。きっと気になるお祭りが見つかるはずですよ!

目次

豊作を願う秋祭りがたくさん!和歌山県日高郡みなべ町のお祭り4選

1.鹿島神社の秋祭り

毎年10月第3日曜日に行われる「鹿島神社の秋祭り」。みなべ 町民の安全や五穀豊穣を願って盛大に行われます。

お昼の12時半頃、御旅所から鹿島神社に向けて行列が出発!獅子舞、山車、子ども神輿の他に、数年に1度「埴田の神輿」や「布団太鼓」などが交代で行列に加わり、とっても賑やかです。

中でも、3年に1度お祭りに参加する「南道の奴行列」は、みなべ町無形文化財に指定され、これを目当てに訪れる人もいるほど。江戸時代から続く歴史ある行列は、衣装にも注目です。古くから使われている腰まわしは、値段がつけられないほど貴重なものもあるんだとか。どうしても奴行列が見たい!という方は、お祭りに参加する前に、ホームページにてご確認くださいね。

2.鹿島神社奉納花火祭

毎年8月1日に行われる「鹿島神社奉納花火祭」は、一般的な花火大会とは少し違うお祭り。

というのも、この花火大会の由来は古く、江戸時代にさかのぼります。嘉永の大地震が起こったとき、鹿島神社に現れた火の玉が、地震による津波を2つに分け、町を救ったという言い伝えによるもの。そんな鹿島神社への感謝を込めて始まった花火祭なんて、なんだか神秘的です。

当日は、たくさんの夜店と約1800発の花火がみなべ町の夜を彩ります。決して大規模な花火大会ではありませんが、スターマインや仕掛け花火など趣向をこらした花火が続々登場します。浜辺には各地区の名前が入ったちょうちんが飾られ、いかにも田舎の夏祭りといった雰囲気。どこか懐かしい雰囲気にしてくれる、おすすめのお祭りです。

3.須賀神社秋祭

須賀神社は、平安時代に京都祇園御霊宮から勧請した歴史の深い神社。地元みなべ町では「ごりょうさん」の呼び名で親しまれ、和歌山県文化財にも指定されています。

その須賀神社で、毎年10月9日に、盛大に行われるのが「須賀神社秋祭」。通りにはたくさんの屋台が並び、境内では獅子舞踊りが披露され、とっても賑やかです。

さて、みなべ町からの見物客も揃い始めるちょうどお昼の12時頃には、お神輿、山車、獅子舞、馬が並ぶ大行列が。いよいよクライマックスに向けて、会場も大盛り上がりです。このお祭りの1番の見どころは、なんと言っても馬駆け!何頭もの馬が鳥居から神殿に向かって目の前を駆ける姿は、観客も息を呑むほどの大迫力ですよ。

4.清川天宝神社の秋祭

「清川天宝神社の秋祭」で奉納される獅子舞踊りは、県指定無形民俗文化財にも指定されるみなべ町を代表する神事。雄々しくとっても華やかで、毎年県外からもたくさんの見物客が訪れるお祭りとなっています。明治以降、何度も消滅の危機を迎えましたがみなべ町民の強い思いでここまで受け継がれてきました。

最近ではSNSで知った見物客が、獅子舞目当てに日本全国から訪れているんだとか。毎年10月最後の日曜日に開催されるため、中旬頃からは町のあちこちで笛や太鼓を練習する音が聴こえてきます。毎年それを聴いて、町の人は秋を感じるそうですよ。

豊作を願い獅子舞が舞う秋祭り、ぜひカメラ片手に遊びに来てくださいね!

◎まとめ

いかがでしたか?今回は、和歌山県日高郡みなべ町で行われるお祭りを、いくつか厳選してご紹介しました。みなべ町には、他では体験することのできない地域に根付いたお祭りがたくさんあります。しかも、みなべ町の人たちはみんなフレンドリー!県外からの観光客も、田舎へ帰ってきたような雰囲気で迎え入れてくれますよ。みなさんも、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

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