静岡県磐田市にある、今も昔も変わらず愛され続ける歴史あるお祭り・3選

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静岡県磐田市にある、今も昔も変わらず愛され続ける歴史あるお祭り・3選

静岡県の西部に位置する磐田市。Jリーグのジュビロ磐田のホームグランドがあることでも知られていますね。そんな磐田市は、全国的にもスポーツの町としても有名です。また、昔の東海道五十三次の宿場町「見付」があったことで年配者にも人気の町。磐田市は、幅広い年齢層の中で知名度のある町とも言えます。そんな静岡県磐田市にあるお祭りは数多く、毎年人々を楽しませてくれています。そんな中から一部ご紹介したいと思います。

目次

静岡県磐田市にある、今も昔も変わらず愛され続ける歴史あるお祭り・3選

1.見付天神裸祭

毎年、旧暦の8月10日直前の土、日にかけて行われる静岡県磐田市に残る歴史あるお祭り。こちらは重要無形民俗文化財にも指定されています。見付天神 矢奈比賣神社の祭神が、神輿に乗って淡海國玉神社へと御渡りになるお祭りです。

町の男たちが拝殿を目指して裸で練り歩くことから、裸祭と呼ばれています。土曜の夜から深夜まで及ぶ裸の練りと神輿は、いちばんの見どころ。グループごとに分かれた群衆が拝殿に到着する毎、男たちの熱気は盛り上がり続け乱舞します。祭りのクライマックスには町の灯りが消され、神輿の登場です。暗闇に包まれた町を男たちのお伴で神輿が疾走し、神社を目指します。そして熱気の渦に包まれてた前日と変わり、翌日には静粛な中神輿還御が行われます。他ではなかなか見ることのできない奇祭ともいえる磐田市のお祭りに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

2.愛宕神社奉納手筒花火

手筒花火とは竹の中に火薬を詰め、手で抱えながら火を噴き上げる花火です。主に愛知県の東三河地方、そして静岡県の遠州地方で盛んだといわれています。ここ磐田市でも見ることができ、そのお祭りが愛宕神社奉納手筒花火なのです。

毎年7月に、磐田市見付の小高い丘の上にある愛宕神社の境内で開催されます。昭和62年から続けられている、火伏の神様への奉納の意をこめた花火大会。豪華に噴き上がる花火は、時には10メートルにもなり圧倒されます。火柱に包まれる花火師はなんとも言えない迫力ですよ。丘の上で行う手筒花火は町からもよく見え、クライマックスにはナイアガラも搭乗します。子ども用の手筒花火もあり、家族でも楽しめるお祭りです。

3.池田・熊野の長藤まつり

毎年4月中旬から下旬にかけて、藤の開花にあわせて開催される長藤のお祭りです。豊田熊野記念公園と行興寺の境内をあわせて、1600平方メートルもの藤が広がります。開催時期には藤色一色に染まり、夢の中にいるかのような空間になりますよ。

毎年県外からも多数の観光客が訪れます。熊野は「ゆや」と読み、熊野御前が植えたのが始りではないかといわれています。大切にされてきた藤は、古いもので樹齢800年以上。国と県指定の天然記念物にもされています。そして長寿の藤は長いもので1.5メートルにもなり、そこに見事な花を付け毎年多くの人々に感動を与えています。期間中は21時までライトアップもされてますよ。

◎まとめ

静岡県磐田市のお祭りをご紹介しました。東海道の宿場があり、宿場町としても栄えた町。浜松市に隣接しており、のどかで住みやすいんですよ。そしてお祭りは活気があり盛り上がるものもあれば、のんびり見て回れるものまであります。もし磐田市に来ることがあれば、ぜひお祭りもチェックしてくださいね。

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