名称:熊野徐福万燈祭
住所:和歌山県新宮市新宮 熊野川河川敷
公式・関連サイトURL:https://www.shinguu.jp/
熊野速玉大社をはじめ、世界遺産が町の至るところに点在する場所、和歌山県新宮市(しんぐうし)。和歌山県の南部、熊野川の河口にあり海や山、川と多くの自然に恵まれています。熊野速玉大社や神倉神社、新宮城跡など歴史と文化を感じられる名所も満載。
町中を熊野古道が通る美しい新宮市には、伝統を守る人たちが暮らし、伝統を伝えるお祭りがたくさん行われています。今回は、他県の人たちからも人気の高い新宮市のお祭りをいくつかご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。
1.熊野徐福万燈祭
「熊野徐福万燈祭(くまのじょふくまんとうさい)」は、新宮市の夏の風物詩。毎年8月に行われる新宮市最大の花火大会で、19時半から21時まで1時間半にわたって、色とりどりの花火が新宮の夜空を彩ります。お祭りの見どころは、水面に咲く水上スターマインと幅約400mのナイアガラ!熊野川の水面にも映り、迫力満点ですよ。
夜店もたくさん出るので、和歌山らしいグルメも満喫。会場となる熊野川河川敷は、臨時で約500台分の駐車場となりますがすぐに満車になる場合もあります。かなりの人出となりますので、利用したい場合は早めに向かってくださいね。なおJR新宮駅からも徒歩15分ほどなので、電車を利用する場合は先に帰りの切符も購入しておくことをオススメします。
2.お燈まつり
毎年2月6日、世界遺産にあたる神倉神社で「お燈まつり」が行われます。1400年以上も続く関西でも有数の火祭りで、男性であれば観光客でも参加できるのが特徴。熊野神の火を戴いて、家族の1年の無病息災を願うという祭事で、和歌山県の無形民俗文化財に指定されています。
毎年、白装束に腰縄姿の男性約2000人が松明を片手に538段の階段を駆け下りる様子は、とても近くでは見ていられないほどの熱気と迫力!階段と言っても、この上ない急な勾配で毎年怪我人が出てしまいます。最近では、映画「溺れるナイフ」の中の喧嘩火付け祭りのモデルになったことで注目を浴びました。お祭りに参加希望の方はいくつかの決まりと準備がありますので、ぜひホームページでご確認くださいね!
名称:お燈まつり
住所:和歌山県新宮市神倉1丁目13-8
公式・関連サイトURL:http://travel.nankikumano.jp/omatsuri/otoumatsuri/
3.扇立祭
熊野速玉大社で行われる「扇立祭」は、熊野地方で1000年以上も昔から語り継がれる、由緒あるお祭りです。毎年7月14日、境内の神殿に高さ1.5mにもなる大扇を飾り立てて、それを通して神様にお参りをするのが扇立祭の習わし。年に1度開帳される檜扇は、なんと国宝に指定されているんですよ。
ヒノキを薄く削った板に描かれた鮮やかな色合い、金箔、銀箔はなんとも美しく、県外からもこの日を楽しみにしていた見物客がたくさん足を運びます。境内にはここぞとばかりに夜店が並び、子どもたちもとっても嬉しそう!紀南最大の夏祭りとも言われるほど賑やかな扇立祭、みなさんもご家族や友人と連れ立って、無病息災や家内安全を祈願しに訪れてみてはいかがでしょうか。
名称:扇立祭
住所:和歌山県新宮市新宮1番地
公式・関連サイトURL:http://kumanohayatama.jp/?page_id=8
4.御船祭
熊野速玉大社の例大祭の一つに数えられる「御船祭(おふねまつり)」。熊野の神々が速玉の地に降り立った様子を伝える時代絵巻を再現したお祭りで、紀南地方最大の船祭として人気があります。国の重要無形民俗文化財に指定されたことを受けて、ここ数年で全国からの見物客も増え、今ではとっても賑やかなお祭り。
1チーム11名で構成される競漕船、9隻に乗り込む総勢99名は、この日のために1ヶ月間毎夜訓練を重ねます。あまりの厳しさに手はマメだらけ、お尻の皮も剥けてしまうそうですよ。そんな9隻が先導するのは、御神体が乗ると言われる美しい朱塗りの神幸船(しんこうせん)。威勢のいい掛け声をあげながら、雄々しい船が神幸船の先を行く迫力満点の御船祭。ぜひ見に来てくださいね。
名称:御船祭
住所:熊野速玉大社および熊野川周辺
◎まとめ
和歌山県新宮市のお祭りをご紹介しました。さすが世界遺産の町らしく古くから伝わる伝統的なお祭りがたくさん行われています。定番の花火大会から関西最大級の火祭りまで、どの季節に訪れても楽しむことができますよ。ぜひ和歌山県新宮市に来る際にはホームページにてチェックしてくださいね!
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