飽きることなく楽しめる！兵庫県養父市でおすすめのお祭りをご紹介

兵庫県の北部にある養父市（やぶし）は、氷ノ山や鉢伏山、妙見山などがある豪雪地帯です。ハチ高原や若杉高原大屋スキー場など、ウィンタースポーツを楽しめるスポットが充実。名草神社や養父神社、箕谷古墳群など見どころも満載です。そんな養父市には、ユニークなお祭りがたくさんあるんですよ。この記事では、兵庫県養父市でおすすめのお祭りをご紹介していきます。

1.お走り祭り

無形文化財にも指定されている「お走り祭り」は、1800年前ほど前から行われている伝統ある行事。開催時期は毎年4月中旬頃で、二日間にかけて行われます。お走り祭りという名称は、神輿が走っているように進むことから名付けられたのだとか。養父市の地元住民からは「お走りさん」の愛称で親しまれています。

神輿を担いだ住民が、「ハットー」や「ヨゴサルカ」などの掛け声と共に町内を巡るこの祭り。流れのある大屋川を神輿を担ぎながら渡る「川渡御（かわとぎょ）」は、迫力満点です。ぜひ養父市の伝統的なお祭りに参加してくださいね。

2.八鹿夏まつり

「八鹿夏まつり」は、兵庫県養父市で毎年7月に開催されているお祭りです。養父市の但馬地域では最初に行われる夏祭りであり、養父市内だけでなく全国から多くの人が足を運びます。メインイベントは各区が披露する造り物。造り物は100年以上の伝統があり、完成度を競い合うことがお祭りの名物となっています。

イベントのフィナーレを飾るのは、夏の風物詩でもある花火。八鹿八木川河川敷で行われ、ユニークな花火から大きな花火、幻想的な花火など1700発にも及ぶ花火が打ち上げられます。毎年数万人にも及ぶ人々が参加するという人気のお祭りなので、ぜひ見てみてくださいね。

3.まいそう祭り

御井神社（みいじんじゃ）で毎年1月頃に開催される「まいそう祭り」。これは、無病息災の祈願のために行われるお祭りです。轟々と燃えるたいまつの炎で鬼を追い払うことで、無病息災が訪れるといわれているのだとか。

御井神社の境内では氏子が並び、鬼の木箱にたいまつをぶつけながら「まーいっそうない」という掛け声をかけます。激しく火花が散りつつも、どこか儚さがあり幻想的。全国でも高い評価を得ているお祭りなので、一度見てみる価値はありますよ。

◎まとめ

国家戦略特区に指定されている養父市だけあって、ユニークなお祭りが多いですね。どのお祭りも養父市内だけでなく、全国でも高い評価を得ています。イベントも充実しているので、飽きることなく楽しめますよ。養父市に訪れた際はぜひ参加してみてください。