名称:海津力士まつり
住所:滋賀県高島市マキノ町海津1253 海津天神社
滋賀県最大級の都市としても知られている高島市。琵琶湖に近いこともあって観光スポットもたくさんあります。レジャースポットが多いだけあり毎年開催されている有名なお祭りもありますよ。高島市の地元の人はもちろん、県内外からも大勢の見物客が訪れるお祭りを、5つ紹介します!
1. 海津力士まつり
毎年ゴールデンウィーク初日に開催される「海津力士まつり」。海津天神社で行われるこのお祭りは、色とりどりの化粧回しを身につけた若者が神輿を担いで町を練り歩きます。午後一番に出発して、海津と西浜の各町を回るため、全て周り再び神社に戻ってくるのは夜8時を過ぎた頃になります。あたりはすっかり暗くなっているので、松明に火を灯し神輿を迎え入れます。
約300年前、海津港は北陸から京への塩や米の輸送基地としてたいへん栄えたといわれています。当時港の廻船問屋(かいせんどんや)で働く若者のあいだで、力士を真似し鮮やかな化粧まわしを締めてオシャレをすることが流行しました。その伝統が受け継がれ、お祭りになったということです。粋な化粧まわしをまとった若者たちが、勢いよく神輿を担ぐ姿は圧巻ですよ。
2. 川上祭
毎年4月18日に行われる「川上祭」。平安時代から続く歴史あるお祭りで、春の訪れを感じさせてくれる高島市の春の風物詩となっています。お祭りが始まった当初は何日にも渡って続くながいお祭りでしたが、明治以降に1日のみの現在のかたちになりました。祭りのシンボルとなるのは、高さ約18メートルもの大竹です。大竹に赤・白・青の飾りを付け、地元の小学生が鉦(しょう)や太鼓を叩きながら大竹の周りで踊ります。
生活習慣の変化などにより祭りの開催期間は短くなりましたが、スタイル自体は昔から伝わるものを受け継いでいます。高島市のみならず、滋賀県内でも有数の由緒ある古式スタイルを受け継いだ貴重なお祭りとして知られています。
名称:川上祭
住所:滋賀県高島市今津町平ケ崎馬場
3. 弘川祭
「弘川祭」はゴールデンウィークの始まりとなる、4月の終わりに開催されます。祭りが始まる7日前の七日前式や宵宮が行われるので、数日前から徐々にお祭りが開催される阿志都弥神社・行過天満宮(あしづみじんじゃ・ゆきすぎてんまんぐう)周辺が賑わい始めます。
弘川祭り当日は、御供の行列が神社に向かうところからスタートします。午後には地元の子供達の可愛らしい踊りや、太鼓の奉納などいくつかの神事が行われます。さらに神興巡行や、9種類のお供え物を本殿に供える儀式など見所の多いお祭りですよ。
名称:弘川祭
住所:滋賀県高島市今津町弘川 阿志都弥神社・行過天満宮(あしづみじんじゃ・ゆきすぎてんまんぐう)
4. 七川祭
高島市ではゴールデンウィーク中にいくつかのお祭りが続きます。弘川祭に続くのは、5月4日に行われる「七川祭」です。鎌倉時代から続く由緒あるお祭りとしても知られています。以前は5月10日に行われていましたが、平成8年から5月4日開催に変わっています。
七川祭の見どころとなる「奴(やっこ)振り」は昭和33年11月7日に、滋賀県選択無形文化財に指定されました。奴振りというのは、奴姿の若者が片手に的を持ち練り歩く的練と、酒樽を担ぎながら踊る樽振りの2種類を披露します。それぞれ12人の奴振と2人の樽振が旧8ヶ村から選ばれます。高島市のみならず、県内外からも大勢の見物客が訪れる有名なお祭りです。
名称:七川祭
住所:滋賀県高島市新旭町井ノ口 大荒比古神社
5. 大溝祭
「大溝祭」もゴールデンウィーク中3日間に渡り開催されます。5月3日が宵宮祭、4日が本祭、5日が後宴祭となっています。勝野の5地区から湊(みなと)・巴(ともえ)・宝(たから)・勇(いさみ)・龍(りょう)という5つの曳山が出るのが祭りの見どころです。5つの曳山が町を練り歩く光景は圧巻!お祭りの初日にあたる宵宮祭から曳山に提灯をつけて廻るのですが、既にそこから祭りはおおいに盛り上がります。
曳山はそれぞれに大きさが違うものの、豪華な飾りが特徴的です。昭和58年には滋賀県の無形民俗文化財に指定されています。県内外からも大勢の見物客が訪れる賑やかで活気あるお祭りです。
名称:大溝祭
住所:滋賀県高島市勝野 日吉神社
◎まとめ
高島市は過去に合併を行い滋賀県最大級の都市となりました。毎年開催される楽しいお祭りや、歴史や由緒ある雰囲気たっぷりのお祭りなどバラエティー豊かなお祭りがあります。連休中に開催されるお祭りが多く、レジャースポットも多数もつ高島市。ぜひ休みを合わせて、お祭りと観光を楽しんでみてくださいね。
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