名称:永平寺大燈籠ながし
住所:福井県吉田郡永平寺町谷口 永平寺河川公園
公式・関連サイトURL:http://kankou.town.eiheiji.lg.jp/guide/index.php?pathinfo=tourounagasi
福井市の東にある永平寺町は、曹洞宗の大本山永平寺があることから名付けられた町です。樹齢700年の巨木に囲まれた深い森の奥にたたずむ永平寺は、なんと10万坪(約33万平方メートル)もの広さがあるというから驚きです。現在も200名以上のお坊さんが修行に励んでいて、今なお信仰の中心地となっています。
永平寺町には、永平寺のほかにも寺社仏閣や古墳などの観光スポットが点在していて、静かに散策するのにピッタリです。そんな厳粛さを漂わせる永平寺町では、どんなお祭りが行われているのでしょうか?これからご紹介するお祭りに興味がわいてきたら、ぜひ永平寺町を訪ねてみてください。
目次
曹洞宗大本山のある福井県永平寺町で行われる厳粛で幻想的なお祭り3選!
1. 九頭竜フェスティバル「永平寺大燈籠ながし」
全国から集まった若い修行僧などによって大施食法要が行われるこのお祭りは、永平寺の夏を締めくくる大事なイベントです。およそ1万もの灯籠が九頭竜川に流され、幽玄な光景を創出しています。日本一の規模を誇るといわれるこの灯籠流しは、多くの人の心に安らぎと癒しを与えてくれます。
後半には花火も打ち上げられ、お祭りはクライマックスに突入します。厳粛かつ盛大な読経は、訪れた人々の胸にいつまでも残ることでしょう。
2. 永平寺花祭り
5月6日(振休)は永平寺町の曹洞宗大本山永平寺にて「永平寺花祭り」が開催されます。お釈迦さまの誕生を祝う「釈尊降誕会」にちなみ、以前から門前で行われていた「花まつり」。町外の方も参加できるイベントとして引きつがれ、4回目を迎えます。 pic.twitter.com/SSe38YsyHd
— ホテルリバージュアケボノ (@RIVERGEAKEBONO) April 15, 2014
仏生会とも呼ばれる花祭りは、お釈迦様の誕生日の4月8日に行われるお祭り。永平寺では、ちょうど1ヶ月ほど遅れてゴールデンウィーク終わりごろに、「永平寺花まつり」を催しています。台に載せた白い象と、それに続く稚児行列がお祭りのメインです。
稚児衣装をまとった子供たちが、白象のあとををついて回るのはとっても可愛いらしいですよ。そのほか和太鼓やお神楽などのステージ、子供たちのダンスなど見どころがたくさん!永平寺の通用門では甘茶の振舞いもあるので、ぜひいただきましょう。
名称:永平寺花祭り
住所:福井県吉田郡永平寺町永平寺門前
公式・関連サイトURL:http://www.eiheiji.jp/webapps/www/event/detail.jsp?id=374
3. 永平寺ライトアップ「冬の燈籠まつり」
冬の永平寺を彩るのが、伽藍(建物)のライトアップです。古い杉の木に囲まれた「唐門」や永平寺で最も古い「山門」など5つの伽藍が照らし出され、永平寺全体が幻想的な光に包まれます。
無病息災を願う涅槃団子や温かいしょうが湯もふるまわれ、真冬の会場は温かいムードでいっぱいに!厳粛な永平寺も風格がありすばらしいですが、ライトアップされた永平寺も素敵ですよ。
名称:冬の燈籠まつり
住所:福井県吉田郡永平寺町比5−15
公式・関連サイトURL:http://www.sotozen-net.or.jp/gyoji/20150219.html
◎まとめ
福井県永平寺町で行われるお祭りについてご紹介しました。お釈迦さまの生母マーヤ夫人の夢に現れたのが白い像とされ、象は昔から神聖な動物といわれてきました。花まつりに白い象を引くのは、そういった意味があるのですね。
お祭りひとつひとつの意味を知って参加すると、ますますお祭りが楽しくなりますよ。ぜひ、永平寺のお祭りを訪ねてみてください。
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