湯けむり求めて訪れたくなる栃木県那須塩原市のお祭り4選

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湯けむり求めて訪れたくなる栃木県那須塩原市のお祭り4選

栃木県那須塩原市は、塩原、西那須野、そして旧黒磯市が合弁してできた都市で、県北の市町村として最大の都市です。温泉郷として有名な塩原や、湯治客が多い板室温泉があり、都内からも気軽にいくことができる温泉地としても人気の場所です。

そんな那須塩原市、広範囲の地域の文化をまなぶことができる歴史有るお祭りがのこっています。それらの中より、塩原もしくは板室温泉郷に近くで、お祭りを見た後に温泉でゆっくりできるものを4つピックアップしてみました。

目次

湯けむり求めて訪れたくなる栃木県那須塩原市のお祭り4選

1. 那須波切不動尊火祭り

栃木県那須塩原市にある那須波切不動尊金乗院は、弘法大師によって開かれた霊場で、関東三霊場の一つといわれています。毎月28日に本堂で護摩祈願などを行っているこちらの寺の最も有名な行事が「火まつり」です。

これは、毎年6月28日に行われる大祭で、境内で燃える炎の中、不動尊をまねき、真言宗を唱えながら祈ります。このお祭りには、全国各地より寺をたずねて、国家安穏、五穀豊穣を祈ったりします。

みているだけでなく、自分たちも火渡りには挑戦できるので、修験者に続き、指導のあったとおりに、火渡り体験をされてみてはいかがでしょう。

2. 板室温泉神社祭礼

栃木県那須塩原市にある温泉郷・板室温泉出待ちとし10月8日に開催されるお祭りが板室温泉神社祭礼です。この神社は、1662年に創建されたましたが、のちの1827年に再建されています。松竹梅や孔雀、竜などの彫刻が小さな神社ながらも施されています。

神社は板室温泉の一番おくにあり、拝殿には湯治に訪れた人たちが奉納したといわれる絵馬があります。神社はパワースポットとして有名で、関節炎、神経痛治療の祈願、などに訪れる人が多くいます。

そんな神社の例祭では、家内安全無病息災にご利益があるといわれる由緒ある御札をもらうことができます。季節柄神社周囲は紅葉がきれいな時期です。ぜひ、例祭の帰りには、板室温泉の紅葉と「杖いらず」といわれるほど温泉もたのしまれてはいかがでしょう。

3. ぼたん祭り

栃木県那須塩原市にある塩原妙雲寺は、市の指定有形文化財に指定されている宮殿があるお寺です。1184年創建で、1312年に名前を妙雲寺にかえ、寺院を建立しました。

そんなお寺には、3000株をこえる牡丹の花がさき、その時期にあわせてぼたん祭りが開催されます。開花時期はその年の気候によっておおきくかわりますが、開催されるのは五月。

平重盛の妹が源氏から逃れるために、京都から塩原温泉へ逃げてきたことで出来たというお寺だけに、その歴史を知ると、重盛の妹は牡丹を愛でてすごしたのだろうか?といろいろと想像がしたくなる祭りですね。

入園料がかかりますが、塩原の美しい風景、温泉などをかねて訪れて楽しい地域です。すぐそばには、塩原の歴史をしることができうr塩原もの語り展示室、塩原温泉交流広場の駐車場が無料で利用できるようにもなっていますので、不便なく車で訪れずことができます。

4. 上塩原古代獅子舞

那須塩原市にある箒根神社で、毎年3月に開催されるお祭りでみることができるのが、上塩原古代獅子舞です。

獅子舞をみることができる上塩原箒根神社は、1441~1443年に建立されたといわれています。嶽山箒根神社の霊神(豊城入彦命)をここに祀ったのがはじまりだったとのこと。今観ることが出来る神社の建物は、1734年に再建されたものだそうです。そんな古い拝殿の前で獅子舞が演じられるため、独特の雰囲気があります。

獅子舞は、元々は平清盛が紀州の熊野神社に詣でたときに一族が繁栄することを願って奉納したものだったらしく、それが平家の落人によって上塩原につたわったようです。

一時期は伝承もあやぶまれた獅子舞でしたが、有志により復活し、保存会によって現在もみることができる獅子舞です。

◎まとめ

いかがでしたか?栃木県那須塩原市のおすすめのお祭りを4つ紹介しました。

どれも魅力あふれるお祭りばかりでしたね!ぜひ那須塩原市に足を運んだ際に時期が合えば楽しんでくださいね!

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