町のシンボルは思川!栃木県・小山市で開催される歴史と風情あるお祭り4選

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町のシンボルは思川!栃木県・小山市で開催される歴史と風情あるお祭り4選

栃木県小山市は栃木県の南部にある町で、東京都内、茨城などにも鉄道でいきやすくハブとしての役割を果たしている都市です。
シンボルである思川(おもいがわ)という川がながれ、渡良瀬(わたらせ)緑地がその川沿いに広がる水と緑の豊かな町。

そんな小山市から、歴史や風情を感じさせる素敵なお祭りをご紹介します。

目次

町のシンボルは思川!栃木県・小山市で開催される歴史と風情あるお祭り4選

1.思川の流しびな

栃木県小山市の夏の風物詩として知られる「思川の流しびな」。普通は雛と聞けば桃の節句のひな人形が頭をよぎりますが、こちらで流す雛は和紙でつくられた人形です。

「下野人形(しもつけひとがた)」と呼ばれる、小山市の無形文化財のひとつで、下野しぼりと呼ばれる和紙を使用して作られています。幸せを呼ぶなどといわれていて、小山市の伝統的な工芸品でもあります。

人形は、丸髷、島田などの着物姿のものが多いですが、中には洋装も。この人形に、願いをかけて思川に流す行事には子供だけでなく大人も参加します。

毎年七月の第一日曜日に行われるお祭りで、小山市の「おやま百景」にも選定される風情あるお祭り。この行事は半世紀も昔からあったといわれています。

2.祇園祭

栃木県小山市の「須賀神社」の「祇園祭」は、毎年7月に行われる例大祭で、日本一の大みこし渡御(とぎょ)がキャッチフレーズです。

須賀神社は、940年に創建された歴史ある神社で、主祭神に、素盞嗚命、大己貴命、誉田別命が祀られています。小山市の総鎮守であるこの須賀神社の祇園祭は、別名天王祭りともいわれるのですが、それは牛頭天王社ともいわれていたからです。

祇園祭は、およそ7日間にわたって行われます。重さ2トンある神輿をはじめ、総勢25基が市内を練り歩きます。ぜひ、小山の夏を祇園祭で感じ取ってみてはいかがでしょう。

3.おやま開運まつり(10月第3日曜日)

「おやま開運祭り」は、毎年、秋に開催される小山市の秋のお祭りです。

小山市が開運の町と言われるゆえんは徳川家康が開いた「小山評定」。この小山での軍議で、関ケ原の合戦にいどむことを決意したのちに300年も続く徳川時代の礎を築いたことに由来します。

このお祭りの見どころは、この史実に基づいた子供たちによる「甲冑パレード」。江戸幕府ができるには、小山市が欠かせない役割をはたしたことが良く分かります。詳しくは、市民が行う小山定評をみてみましょう。

また、それに関する史跡も小山市内には多くのこっていますので、お祭りのあとは小山市の歴史散策にでかけましょう。

4.おやまサマーフェスティバル

小山最大のお祭りといわれるのが、おやまサマーフェスティバル。小山の町のシンボルである「思川」を会場に開催される、お祭りで、市民が率いる様々なイベントみることができます。

小山市の他都市、他県へのPRを兼ねて行っているお祭りなので、とても盛大です。お祭りは二日間開催されます。

1950年から始まったお祭りで、元々はお盆に行っていた燈籠ながしに合わせて、イベントを開催したことがきっかけ。回を重ねて、今のような盛大なものとなっていきました。

祭りのフィナーレとして打ち上げられる花火は、20000発にまでに!関東一ともいわれる花火まつりに成長しました。オープニングカーニバルとよばれるイベントでは、お笑いタレントのショーなども人気を呼んでいます。

◎まとめ

電車で気軽に近隣の都市から遊びに行くことが出来る小山市。お祭りの会場となっている場所は、小山駅より徒歩圏で行ける所というのがうれしいですね。多くのお祭りを通して、小山市をPRしていこうという意気込みがあるので、市民主体の面白いお祭りが多いですよ。ぜひ、小山市にお祭りをみにでかけてみてはいかが?

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