迫力満点のお祭りを楽しむならここ！いすみ市で人気のお祭り4選

千葉県の房総半島東に位置するいすみ市は、ゲンジボタルの里や八幡岬、太東埼（たいとうさき）灯台などの絶景がある街です。海に面していることから、美味しい海の幸を堪能することもできますよ。そんないすみ市に迫力満点のお祭りがあるのをご存知でしょうか。今回は、いすみ市で人気のお祭りを厳選して4つご紹介いたします。

1. 大原はだか祭り

その迫力は関東一との呼び声高い「大原はだか祭り」は、江戸時代から始まったとされる由緒あるお祭りです。毎年9月23日と24日の二日間にわたって開催されており、初日は村廻りの後に大原海岸にて「汐ふみ」が行われます。

この「汐ふみ」は五穀豊穣と大漁祈願を願って行われるもので、18基もの神輿が次々と海へと担ぎ込まれていく様子は迫力満点ですよ！さらに凄いのが、その後大原小学校で行われる「大別れ式」。数百曲もの祭り唄を歌いながら渡卸していき、別れを惜しむかのように神輿同士が揉みあいます。最終的に神輿が宮入りするのは日付が変わる頃で、最も遅い場合は朝の8時頃になることもあるそうですよ。それでも神輿を担いで街中を駆け回る様子は一見の価値あり！いすみ市の伝統と力強さと感じられるでしょう。

2. 長者・中根十三社祭り

上総の奇祭とも呼ばれている「長者・中根十三社祭り」は、毎年9月下旬に長者・中根地区で開催されます。先祖へ感謝の気持ちを込めて行われるというこのお祭りの見どころは、「オーヤのヘーダ！（親の日だ）」の掛け声と共に作られる人間ピラミッド！地域の男たちが櫓（やぐら）を組み、最上段で日の丸の扇を振りかざします。

その後は「廻り松」や街中を練り歩くパレードが行われ、いよいよクライマックスの「大別れ」へ。会場となる総合運動場には、神輿の担ぎ手だけでなく観光客も含め約5000人近くの人が集まるそうですよ。別れ歌をうたいながら互いに神輿を寄せ合う姿は、神輿の美しさと相まって見物客の感動を誘います。夜空を彩る花火が、より一層雰囲気を盛り上げてくれますよ。

3. 上総十二社祭り

「上総十二社祭り」は、807年に始まったとされるとても歴史の長いお祭りです。神々が上がってきたとされている海岸で、年に一度の神々の再開を祝う浜降り神事でもあります。神の馬を先頭に、1000人以上もの男たちが神輿を担ぎながら駆け抜けていく様子はまさに圧巻ですよ！

普通の神輿行事とは異なり、「上総十二社祭り」では足場の不安定な海辺を駆け抜けていく為その大変さは倍以上。その距離も8kmととても長く、300kg以上にもなる神輿を担いでいくのは相当の力と体力が必要なのだとか。まさに見ているだけでも力が入る、そんな迫力あるお祭りです。

4. サーフタウンフェスタ

海沿いに位置するだけあってサーフィンも人気のいすみ市。毎年初夏に開催される「サーフタウンフェスタ」では、全日本のサーフィン選手権大会が行われるだけでなく、海難救助訓練やビーチスポーツフェスタ、コンサートなど海に関連したイベントを随時開催しています。

露店に並んだいすみ市自慢の美味しいグルメを堪能しながら、ビーチ沿いでスポーツ観戦を楽しめるなんて素敵ですよね。今までサーフィンをしたことがない方でも、日本トップレベルのサーフィンを間近で見ることで興味が湧いてくるかも！ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。

◎ まとめ

伝統あるいすみ市のお祭りは、どれも力強く迫力がありましたね。お祭り好きなら是非チェックしておきたいところ。海も近いので日中は海沿いをのんびりと観光し、午後から夜にかけてこれらのお祭りに参加するのというプランがおすすめですよ！

迫力満点のお祭りを楽しむならここ！いすみ市で人気のお祭り4選