茨城県・土浦でおすすめのお祭りや花火大会をご紹介!

画像出典:花火 / PIXTA(ピクスタ)

茨城県・土浦でおすすめのお祭りや花火大会をご紹介!

茨城県・土浦市では、日本三大花火大会の一つとして知られる土浦全国花火競技大会や夏の風物詩「からかさ万灯」など有名なお祭りがたくさんあります。特に人気のお祭りは、早めにチェックしておきたいところ。ここでは、そんな見逃せない土浦でおすすめのお祭りをご紹介します!

目次

茨城県・土浦でおすすめのお祭りや花火大会をご紹介!

1. 土浦全国花火競技大会

出典: 花火 / PIXTA(ピクスタ)

土浦全国花火競技大会は、秋の風物詩で毎年10月第1土曜日に25000発の花火をみることができるお祭り。土浦市の桜川河川敷で行われ、無料の一般席と、有料の桟敷席とがあります。有料席は人気があるため、毎年抽選回がおこなわれるほどです。

花火を観ることができる場所は広範囲に渡っているため、パンフレットに閲覧エリア、交通規制などについて詳しくかかれています。かなりの人混みが予想されるので、小さな子ども連れのファミリーは、事前に仮設トイレの場所や、近隣の利用できるコンビニのトイレなどを確認しておくといいでしょう。

この花火大会が行われた菊花絵というのは、神龍寺住職が商店街の復興と殉職者慰霊を目的として、大正14年に始まったのがきっかけの花火大会です。戦時中は一時的に休止されていましたが、今では土浦を代表する秋のお祭りですね。

2. からかさ万灯(まんどう)

茨城県土浦市にあるお祭りの一つ、「からかさ万灯」は、県指定無形民俗文化財の一つです。このお祭りは、江戸時代中期が始まりといわれています。直径5m、高さ6mの大傘が網火によって灯され、まるで火の雨のようにみえます。

このお祭りは、8月15日に開催されます。場所は、鷲神社で、これは農神といわれる天日鷲命を祭神として祀っている神社です。このお祭りも五穀豊穣を願ってのお祭りだと言われています。大笠の下には、四角い提灯が下げられていて、そこには五穀豊穣などを願う人々の祈願がかいてあるんですよ。

境内には、弁財天、神社の由来などが書かれた看板などが建てられています。からかさ万灯が始まる前には、神社には、「三ぎり」、「雨乞い囃子」と呼ばれる囃子を奉納し、その後、大傘に点灯します。この神社は、創建は鎌倉時代といわれています。集落の神様として常に人々をみまもり、土浦の発展にかかせなかった神のお祭り。

ちょうど子どもたちも夏休み期間なので、家族旅行を計画されているかたはこの独特の江戸時代から続く土浦のお祭りを見にいかれてみてはいかがでしょう?

3. 日枝神社流鏑馬祭

茨城県土浦市では、絵巻物のような流鏑馬をみることができます。それが、毎年4月の第一日曜日に開催される日枝神社流鏑馬祭りです。この日枝神社は、五穀豊穣の神として、旧・新治村に創建されたといわれています。境内には茨城県最古といわれる石造灯籠がある歴史有る神社。その神社の参道でこの流鏑馬祭りは開かれます。

この祭りには、次のようなエピソードが残っています。土浦(旧・新治村)である時、大猿が出て農作物を荒らしてしまったそうなんです。困った村人は、どうにかその大猿を退治することに。そこで、馬にのって、猿を狙い射ることにしました。

多くの流鏑馬というのは、馬を走らせたまま弓をいるのですが、ここの流鏑馬は、猿/的の前で一端止まり、弓を射るのが特徴です。流鏑馬には、市長なども来て、祭りがはじまりますよ。最初は、「従羅天(じゅらてん)」からはじまります。これは村人が大猿がでてこまり、弓の名手を呼びにいくシーンです。弓の名手が乗った馬が走ったその後ろを子どもたちが追いかけるのがなかなかユニーク。

次に神輿があらわれ、人身御供として子供が生贄に神に差し出されます。現代では考えにくいシーンで、こんなことが本当にあったの?と物語に引き込まれていきます。いよいよ猿をおいつめて弓でいる流鏑馬が始まります。弓が的を射た瞬間は、どこからともなく拍手が沸き起こります。的/猿を神社に奉納しお祭りは終了となります。

神社がある場所が土浦の田舎だけに、見に行くのは大変かもしれませんが、ストーリーせいのあるとても面白いお祭りなので、ぜひ機会があればみにいってくださいね。

◎まとめ

ご紹介したお祭りの中には、人気があるだけでなく、夜から始まるために、地方から見に行く場合は、宿をとられたほうがよいものもあります。せっかくなので、お祭りの他に、土浦市の観光名所を見て帰路につかれてはいかがでしょうか?

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