伝統文化「キリコ」が光り輝く!石川県輪島市のお祭りをご紹介

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伝統文化「キリコ」が光り輝く!石川県輪島市のお祭りをご紹介

石川県輪島市は、能登半島の北部に位置します。輪島塗や朝市が名物として有名です。また、輪島市は能登空港から車で30分ほどなので、とてもアクセスしやすいエリアです。そんな輪島市には「キリコ(切籠)」という大きな切子灯籠を使ったお祭りがあります。もちろん、他にもさまざまなお祭りが。そこで、今回は名物がたくさんの街のお祭りをピックアップしてご紹介します!

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伝統文化「キリコ」が光り輝く!石川県輪島市のお祭りをご紹介

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1.輪島大祭

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「輪島大祭」は毎年8月に開かれる4日間のお祭りで、市内にある4つの神社が同時開催する夏祭りです。それぞれ神社の見どころはさまざま。簡単に見どころをご紹介します。「奥津比咩(おきつひめ)神社」は、顔に紅を塗り、カラフルな腰巻姿で神輿を担ぎ、そのまま海へと入っていきます。陸からは、子どもたちが神輿を引っ張るのですが、その引っ張り合う時間が長ければ長いほど、その年は豊漁になるという言い伝えがあり、漁師町らしいたくましい雰囲気が感じられます。

「重蔵神社」は、クライマックスに、火のついた大きな松明を倒します。その炎の中で御幣を奪い合うのが名物。「住吉神社」では、キリコが神社に向けて駆け抜けることで知られています。最後に、「輪島前神社」でもキリコは登場しますが、港に停泊している漁船がライトアップされ、大漁旗が揚げられるところが他と違う所です。それぞれの神社で見どころが違うので、ぜひ輪島大祭ではいくつかの行事を見物してみてください!

2.曳山祭

「曳山祭」は輪島市に春の訪れを告げるお祭りです。住吉神社と重蔵神社で行われる神社で、やはり見逃せないのは5mにもなる大きな山車!まるで小さな神社のような大きさの山車に乗り込むのは、数えで42歳、つまり厄年の男性です。この山車を大人も子どもも一緒になって引いて、街を練り歩きます。

3.名舟大祭

石川県輪島市の名物の一つ、「御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)」。奇怪な面を付けた人が、太鼓を叩くパフォーマンスです。

この御陣乗太鼓の発祥といわれるのは、輪島市名船町。かつて上杉謙信が現在の石川県である能登を攻めたときに、面を付けて太鼓を叩くことで撃退させたことが由来とされています。2日間の日程の中で、初日にはキリコが白山神社に集まり、太鼓の音が響きます。

4.輪島市民まつり

「輪島市民まつり」は毎年6月に2日間にわたって開催されるお祭りです。パレードや、子供笹きりこ行列など、数多くの催しも同時に開催されますが、なんといっても、最後の大花火大会がメインイベントとなっております。2017年には、20分間で1,6000発以上の花火が打ち上げられます。明るくなった、輪島の空は、きっとステキな思い出になりますよ。

5.輪島あわびまつり・輪島かにまつり

毎年7月と11月に開催される、輪島港にあるマリンタウンでのイベントを最後にご紹介します。7月に開催される「輪島あわびまつり」。この地域では今も海女さんが活動されており、海女さんによって捕獲されたアワビやサザエが販売されます。その場で刺身や炭焼きにして食べることができる大人気のイベントです。また、11月に開催される「輪島かにまつり」。輪島港で水揚げされた「加能がに」を浜でゆでて、その場で食べることができる、こちらも大人気のイベントです。海の幸を堪能するのに、おすすめのお祭りですよ。

◎まとめ

キリコの祭りは輪島市など石川県の伝統的な文化です。輪島市を観光する時は、キリコを見物してみてくださいね。きっと、大きくて明るいキリコには圧巻されるでしょう。ぜひ、お祭りで石川県輪島市の名物を堪能してみてはどうでしょう。

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