名称:Hammer and Spear
住所:255 S Santa Fe Ave Ste 101 Los Angeles, CA 90012
公式・関連サイトURL:https://hammerandspear.com/
ロサンゼルスのダウンタウンでのぞいてみたいインテリアショップ3選
ロサンゼルスのイーストサイドを牽引する町ダウンタウン。町の西部を通る地下鉄メトロ沿線には観光でも人気の美術館や建造物が少なくありません。また、ニューヨークほどではないかもしれませんが、ブロードウェイ (Broadway)も有名で、1900年代初頭からある劇場が密集しています。一方、南部のファッションディストリクト (LA Fashion District) には、ロス発の最新ファッションが溢れています。服の小売店はもちろん、豊富な種類の柄を揃える布地など、服飾の材料を扱うお店も多いです。今回は流行に敏感なダウンタウンにあるお洒落なインテリアショップを4つ紹介します。
目次
ロサンゼルスのダウンタウンでのぞいてみたいインテリアショップ3選
1. Hammer and Spear
ダウンタウンエリア北東部に細長い建物が特徴の建築専門学校「SCI-Arc」があります。この学校のすぐ北側にある、古めかしい赤煉瓦づくりの建物の1階が Hammer and Spearです。外観を一見ると、まるで時が止まってしまった古めかしい印象を受けます。しかし店内に入ると、今の時代を捉えた洗練されたスタイルに圧倒されてしまいます。
天井は配管があえて無骨にむき出しにされている一方、家具や小物は茶色や白、黒といった落ち着いた色調で統一されています。木や皮など、自然の素材を用いたものが多く置いてあることにも気づかれるでしょう。明るさを落とした照明が温かみのある暗がりを作り出し、ゆっくりと店内を見て回りたくなるのです。
夫婦で2013年にはじめたお店ではHammer and Spear そのものがブランドになっていて、地元作家の作品を積極的に採用しています。また、厳選されたビンテージの家具もあり、商品の値段は全体的に高めです。気軽なお買い物は難しいですが、これほど重厚感とシャープさを併せ持つインテリアの中に身を投じる機会は貴重です。夫婦は気さくな方ですし、歴史を感じる建物に足を踏み入れて美しい家具を愛でてみてください。
2. Bowen House
ダウンタウンエリアの西部にロサンゼルスコンベンションセンター(Los Angeles Convention Center)があります。この施設の正面玄関に通じる、ウエスト・ピコ・ブルーバード (West Pico Blvd)を真っ直ぐ南東方向に進んだところに、Bowen Houseがあります。白い壁がまぶしいシンプルな造りの建物です。
店内に入ると、その柔らかな明るい雰囲気に気持ちが弾みます。高い天井も壁も床も白を基調としていて、絵を描く前の白いキャンバスを思い起こさせます。置かれた家具はどっしりとしていながら軽やかな色合いの木製が多いです。シンプルな色合いの空間に、クッションやラグなどの個性的で色鮮やかな模様が映えます。
2015年に母と娘のデザイナーがオープンさせた店舗は手作りの温かみが感じられます。それもそのはず、店舗には作業場も併設していて、おかかえの職人とともに親子自ら家具を創りあげているのです。こんな大胆で優しさあふれる家具を自分の家に置けたら、なんて想像を膨らませながらお店をのぞいてみてください。
名称:Bowen House
住所:222 W Pico Blvd Los Angeles, CA 90015
公式・関連サイトURL:http://www.bowenhousela.com/
3. Maxwell Dickson
ブロードウェイとファッション・ディストリクトに挟まれた場所に、カリフォルニアマーケットセンター (California Market Center/CMC) というビルがあります。Maxwell Dickson はこのビルの中に拠点を構えるデザインオフィスで、ギャラリーを兼ねたお店を持っています。ギャラリーと聞くと、やや敷居が高く感じられますが心配はいりません。事前の予約は不要で子ども連れでも大丈夫です。
店内にはポップでインパクトのあるアメリカらしいアート作品が並びます。壁にかける絵が主力商品です。好みは分かれるとは思いますが、その大胆な作風を本場アメリカで見るという醍醐味を味わうことができるでしょう。鮮やかな色が鼓動する刺激的な空間が広がっています。
強烈な第一印象を与える一方、意外に部屋に馴染みやすい作品でもあります。オフィスや日常のインテリアに加えてもらうことを念頭に製作されており、実際に家具とともに飾られたコーナーもあります。価格もアートな商品にしては比較的お求めやすいです。絵だけではなくインテリアに加えやすいクッション、Throw Pirrow や食卓に華を添えるコースターなど、手の届く商品もあるのが嬉しいところです。
シンプルなデザインを心穏やかに楽しむのも良いですが、アメリカらしい情熱あふれるインテリアに触れてパワーを貰うというのも、なかなか良い体験です。ロサンゼルス、ダウンタウンに足を運ぶ際には、こんな熱いお店にも注目してみてください。
名称:Maxwell Dickson
住所:110 E 9th St Ste C919 Los Angeles, CA 90079
公式・関連サイトURL:http://www.maxwelldickson.com/
◎まとめ
ロサンゼルスのダウンタウンにあるおしゃれなインテリアショップを紹介しました。どのお店もダウンタウンという地に誇りを持って個性を発揮しています。その地元愛や情熱、考え抜かれたこだわりをインテリアを通して感じてみてください。