名称:グアムミュージアム
住所:193 Chalan Santo Papa Juan Pablo Dos Hagatna, GU 96910
公式・関連サイトURL:https://www.guammuseumfoundation.org/
グアムは、西太平洋のミクロネシアと呼ばれる地域にある島。紀元前〜1500年ごろからグアムの先住民、チャモロ人が古代チャモロ時代をきづき、1500年以降にスペイン統治の時代を迎えます。
やがて、地理的にもアジアと北米大陸の間で経済・軍事戦略上重要な位置にあるため、幾度となく他国に占領されますが、その中でもチャモロ文化は残り、現代にも受け継がれていることも少なくありません。
スペイン統治時代が300年以上続いたため、当時の文化や風俗が色濃く残されているグアム。こうした島の歴史を学べるミュージアムや博物館をご紹介します。
目次
アメリカと日本の歴史を学べるミュージアム!グアムの博物館をご紹介
1.グアムミュージアム
グアムの住民から、アンティークや美術品を収集して、チャモロ文化とグアムの歴史を学べるミュージアムとして開館しました。現在のミュージアムは、2016年にリニューアルオープンしたもの。元々はスペイン広場に1932年からあり、当時も古代、スペイン統治時代のチャモロ文化や歴史が展示されていました。
館内には、グアム各地で発掘された古代の生活道具やそれらのレプリカが所狭しと展示してあり、個人の所有物で寄贈されたと思われるような貴重な品々も展示されています。グアムの歴史を満喫できるミュージアムなので、是非、お立ち寄りください。
2.太平洋戦争博物館
太平洋戦争博物館は、戦争中使用された日米の戦車や武器、当時の写真などを収蔵した博物館。元米軍人の方の個人所有の博物館なので、規模は小さく、あまり時間がなくてもスムーズに見ることが出来ます。
右側の建物には日本軍関連の展示があり、左側の建物には米軍関連のものを展示。表示には日本語の説明がされているので、英語が苦手な方でも安心して、当時の状況を知ることができます。また終戦を知らないまま、グアムの山中に28年間も潜伏し、奇跡的な生還を果たした元日本兵・横井庄一さんを紹介するコーナーもあります。
庭先には、通称「12センチ高角砲」と呼ばれる、日本海軍の開発した高角砲を展示。さらに日本軍の爆撃機の展示もあります。個人所有ですが、かなりの収集力なので、是非お立ち寄りください。
名称:Pacific War Museum
住所:Agana, Guam 96932, Mariana Islands
公式・関連サイトURL:https://www.guampacificwar.org/
3.太平洋戦争国立博物館
アメリカ海軍の隣にある「太平洋戦争国立歴史博物館」は、グアムで訪れるべき観光スポットです。目印は博物館正面にある特殊潜航艇。
博物館内は、グアムで米軍と日本軍がどのように戦ったか詳しく説明され、写真や当時使われた武器も展示されています。
展示物には、日本語でも説明が書かれているので、わかりやすく見学できるので安心。太平洋戦争についてより知識を深めることができるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。またミュージアムショップもあり、Tシャツや帽子、お土産にもぴったりな小物もあるので、覗いてみてくださいね。
名称:War in the National Historical Museum
住所:T. Stell Newman Visitor Center, Building 1657B, Old Army Reserve Center, Sumay, Guam 96915
公式・関連サイトURL:https://www.nps.gov/wapa/index.htm
◎まとめ
グアムには伝統や文化を伝えるミュージアムや、戦争の歴史がわかる博物館など、一度は訪れたい名所がたくさんあります。戦時中に使用されたものが数多く残るので、実際に目にすると本で読むのとは異なった印象を受けるかもしれません。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。