名称:ねぶたの家 ワ・ラッセ
住所:青森県青森市安方1-1-1
公式・関連サイトURL:https://www.nebuta.jp/warasse/
青森県は、弘前の桜、新緑の種差海岸、奥入瀬の紅葉、八甲田の樹氷...等、素晴らしい観光スポットに恵まれた本州最北端の県です。この記事では、四季折々で楽しめる青森県の観光スポットをエリアごとにまとめ、54選でご紹介します。
秘湯巡り、リゾート列車旅行、レンタカーのドライブ観光もおすすめです。世界遺産の白神山地からダイナミックな祭まで、魅力的な観光資源満載の青森県へ旅してみませんか?
目次
青森県の観光スポット54選|エリア別おすすめ観光ガイド
- 地図でイメージ!青森県10エリアの位置関係
- ■青森市中心部エリア
- ① ねぶたの家 ワ・ラッセ
- ② A-FACTORY
- ③ 青森魚菜センター
- ④ 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
- ⑤ 青森ベイブリッジと青森ラブリッジ
- ⑥ 青森県観光物産館アスパム
- ■青森市郊外エリア
- ① 三内丸山遺跡
- ② 青森県立美術館
- ③ 浅虫温泉
- ④ 浅虫水族館
- ⑤ 青龍寺
- ■十和田・八甲田エリア
- ① 奥入瀬渓流
- ② 十和田湖
- ③ グリランドRIBボートツアー
- ④ 十和田市現代美術館
- ⑤ 八甲田山
- ⑥ 酸ヶ湯温泉
- ⑦ 蔦七沼「沼めぐりの小路」
- ⑧ 蔦温泉
- ■弘前エリア
- ① 弘前城
- ② 弘前ねぷたまつり&津軽藩ねぷた村
- ③ 藤田記念庭園
- ④ レトロな洋館・教会巡り
- ⑤ 弘前市りんご公園
- ■黒石・大鰐エリア
- ① 田舎館 田んぼアート
- ② 黒石よされ
- ③ 中野もみじ山
- ④ 青荷温泉
- ⑤ 大鰐温泉
- ■岩木山エリア
- ① 岩木山
- ② 岩木山神社
- ③ 嶽温泉
- ④ 鶴の舞橋
- ■八戸・三沢エリア
- ① 種差海岸
- ② 蕪島(かぶしま)/ 蕪嶋神社
- ③ 八戸市水産科学館マリエント
- ④ 青森県立三沢航空科学館
- ⑤ 法光寺
- ⑥ 八戸三社大祭
- ■下北半島エリア
- ① 恐山
- ② 仏ヶ浦
- ③ 大間崎
- ■津軽半島エリア
- ① 龍飛崎
- ② 階段国道339号
- ③ 十三湖
- ④ 太宰治記念館「斜陽館」
- ⑤ 太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)
- ⑥ 津軽鉄道
- ⑦ 五所川原立佞武多 / 立佞武多の館
- ■白神山地エリア
- ① JR五能線
- ② 世界遺産「白神山地」
- ③ 十二湖・日本キャニオン
- ④ 千畳敷海岸
- ⑤ 不老ふ死温泉
- ◎青森県への主要なアクセス方法
- 飛行機(青森空港・三沢空港)
- 東北新幹線
- フェリー(津軽海峡フェリー)
- 高速バス
- 県内の移動にはレンタカーがおすすめ!
目次を閉じる
地図でイメージ!青森県10エリアの位置関係
青森県をわかりやすく、より深く知っていただくために、10のエリアに分けて代表的な観光スポットを紹介していきます。
まずこの地図で、各エリアが青森県のどのあたりに位置するのかを大まかにイメージして、そのエリアにある観光スポットと魅力をチェックしていきましょう!
■青森市中心部エリア
青森市は、青森県の県庁所在地。JR青森駅から海沿いにかけて主要な観光スポットが集中しており、徒歩圏内で巡れるのが魅力です。
① ねぶたの家 ワ・ラッセ
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、青森駅のすぐ北側、青森ベイエリアに位置する観光施設。真っ赤な鉄骨でデザインした独特の外観が目を引きます。
2011年に開館したワ・ラッセは、青森ねぶた祭りの歴史や魅力を一年中体感できるスポット。2階まで吹き抜けになった「ねぶたホール」には、実際に祭りで使われた迫力ある大型ねぶたが常設展示されており、その圧倒的なスケールを間近で体感できます。
また、触れることができるねぶたのパーツや、製作過程を紹介する展示もあり、ねぶた祭りの奥深い魅力にふれられます。軽快なリズムを奏でる「ねぶた囃子」の体験教室や、ねぶた面に色付けする体験、可愛らしいミニ金魚ねぶたの製作体験も人気。施設内にはレストランやショップが併設されており、地元のグルメやお土産探しも楽しめます。
② A-FACTORY
青森駅のすぐそば、青森ベイエリアに位置する「A-FACTORY」は、おしゃれな外観が目を引くシードル工房&複合施設です。
青森県産りんごを贅沢に使ったシードル(りんご酒)の製造工房が併設されており、その製造工程をガラス越しに見学できます。テイスティングマシンが設置されているので、常時様々なシードルの試飲も可能です。
館内にはレストランやフードコートがあり、ショップには青森ならではのアップル製品が豊富に揃っています。「A-FACTORY」は、青森の "おいしい" が詰まったオシャレな観光スポットです。
名称:A-FACTORY
住所:青森県青森市柳川1-4-2
公式・関連サイトURL:https://afactory-abc.com/
③ 青森魚菜センター
青森駅から南東方面へ少し歩くと、中央古川通り沿いに「青森魚菜センター」があります。この活気あふれる市場の魅力は、自分だけのオリジナル海鮮丼「のっけ丼」を作って味わえること。
まずは市場の案内所で食事券を購入し、ご飯が入ったどんぶりを受け取ります。あとは市場内を自由に歩き回り、新鮮なホタテやマグロ、イクラなどの魚介類や地元の惣菜といったお好みの具材を、少しずつ選んでご飯の上にのせていくと、オリジナルのっけ丼の完成です。
名称:青森魚菜センター
住所:青森県青森市古川1-11-16
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_1891.html
④ 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
かつて青森と函館を80年間にわたって結び、人々と物資を運んだ「青函連絡船」。その中でも約24年間と最も長く就航し、1988年3月13日の最終運航までつとめた青函連絡船が「八甲田丸」です。
日本の経済成長を支えた歴史の証人として、現在は青森駅すぐそばの青森港に係留され、メモリアルシップミュージアムとして公開されています。
船内に入ると、まず圧倒されるのが1階の車両格納スペース。48両もの貨車を収納できるという広大な空間には、当時の国鉄時代の車両がそのまま展示されています。地下にある巨大なエンジンルームも見学可能です。
3階の青函連絡船記念館では、当時の資料や模型、そして戦後の青森の街を再現したジオラマ「青函ワールド」が展示されています。当時の客室を再現したビデオシアターで、連絡船の歴史を紹介する映像も鑑賞できます。単なる船の博物館ではなく、青森や日本の歴史を肌で感じられる貴重な観光スポットです。
名称:青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸
住所:青森県青森市柳川1-112-15
公式・関連サイトURL:https://aomori-hakkoudamaru.com/
⑤ 青森ベイブリッジと青森ラブリッジ
青森駅から徒歩圏内のベイエリアは、港町らしい美しい景観が広がり、散策に最適なスポットです。ここには青森港を代表する2つの橋、「青森ベイブリッジ」と「青森ラブリッジ」が並んで架かり、それぞれ異なる役割を担っています。
美しい曲線が特徴的な「青森ベイブリッジ」は、車道として利用されている大型の橋。夜にはライトアップされ、青森港の幻想的な夜景を彩ります。
青森ベイブリッジに並行して架かる「青森ラブリッジ」は、歩行者専用の橋です。青森港の景色を間近に感じながら、ゆっくりと散策を楽しめる遊歩道として親しまれています。
名称:青森ベイブリッジ
名称:青森ラブリッジ
住所:青森県青森市安方
⑥ 青森県観光物産館アスパム
「青森県観光物産館アスパム」は、青森ベイブリッジの隣にそびえる、三角形の外観が特徴的な建物。館内には青森県内のお土産を豊富に揃えるショップや、郷土料理を味わえるレストランが入っています。
最大の魅力は、地上約76mにある展望室です。青森市街地はもちろん、晴れた日には遠く津軽半島や下北半島まで見渡すことができ、360度の大パノラマを満喫できます。
名称:青森県観光物産館アスパム
住所:青森県青森市安方1-1-40
公式URL:https://www.aomori-kanko.or.jp/aspam/
skyticketで格安航空券を予約!
青森空港行きの飛行機を検索する
■青森市郊外エリア
青森市郊外には、市中心部から少し足を延ばすだけで楽しめるユニークな観光スポットが点在しています。
① 三内丸山遺跡
「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」は、縄文時代前期から中期にかけて、約1,700年続いた巨大集落跡です。国の特別史跡に指定されており、教科書で目にした方も多いのではないでしょうか。
中でも、復元された高さ14.7mの「六本柱建物跡」は遺跡のシンボル。高度な建築技術を持っていた当時の様子がうかがえ、縄文人の文化レベルの高さに驚かされます。
ほかにも大型竪穴建物や住居、道路跡、お墓などが多数見つかっており、建物の一部は復元されています。
敷地内の「縄文時遊館」には、出土した土偶や土器、貴重な埋蔵物を展示。縄文シアターでは映像で学ぶこともできます。さらに、勾玉(まがたま)やミニ土偶づくりなど、縄文時代のものづくりを体験できるコーナーもあります。
名称:三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
住所:青森県青森市三内丸山
公式・関連サイトURL:https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
② 青森県立美術館
三内丸山遺跡に隣接し、ユニークな建物自体がアート作品のような「青森県立美術館」。この美術館では、以下3つの必見ポイントは外せません。
まず、20世紀を代表する画家マルク・シャガールの巨大なバレエ背景画『アレコ』が常設展示されている「アレコホール」。次に、屋外の展示空間にある奈良美智の『あおもり犬』。高さ約8.5mにもなる大きな白い犬のオブジェは、この美術館のシンボルです。
そして、建築家・青木淳氏が三内丸山遺跡の「壕」をイメージして設計した建物自体も大きな見どころ。土の壁が露出する独特の空間は、作品をより魅力的に引き立てています。
青森県立美術館は、作品だけでなく、建物や自然環境が一体となった芸術空間を体験できる場所としておすすめです。
名称:青森県立美術館
住所:青森市安田字近野185
公式URL:https://www.aomori-museum.jp/
③ 浅虫温泉
青森市街地から最も近い場所に位置する、青森市の奥座敷「浅虫温泉」。開湯以来、津軽藩主や多くの文人墨客に愛されてきた歴史を持ち、湯治場の風情が今も残っています。
出典: ぺ有家音 - 自身で撮影, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15127234による
駅前の無料足湯や、源泉の飲泉所、温泉たまご場などが温泉街に点在しており、”足湯に浸かりながら、温泉の熱で卵を茹でる” という体験ができます。
宿泊はもちろん、日帰り入浴できるホテルも多く、気軽に湯めぐりできるのも人気のポイント。温泉街周辺には、浅虫水族館や浅虫海づり公園もあります。
青い森鉄道「浅虫温泉駅」からすぐの場所にあり、温泉とレジャーを両方楽しみたい方にぴったりのスポットです。
名称:浅虫温泉(あさむしおんせん)
住所:青森県青森市大字浅虫
④ 浅虫水族館
陸奥湾に面した「浅虫水族館」は、約300種1万点もの生物を展示する東北最大級の水族館です。
陸奥湾の海をイメージした長さ約15mの「トンネル水槽」は、頭上を魚たちが悠々と泳ぐ姿がダイナミック。また、世界遺産・白神山地をテーマにした水槽もあり、青森ならではの海や川、湖沼に生息する生物を観察できます。
また、体長約3mのバンドウイルカと運動神経抜群のカマイルカによるダイナミックなイルカパフォーマンスは必見。津軽三味線の音色に合わせた青森ならではの演出も楽しめます。
そして、海獣館ではゼニガタアザラシやフンボルトペンギンなど、愛らしい海の動物たちを間近で観察できます。
その他、ウミガメや魚への餌やり体験、バックヤードツアーなど、日替わりで様々なイベントも開催されているので、浅虫温泉とセットで訪れるのがおすすめです。
名称:浅虫水族館
住所:青森県青森市浅虫馬場山1-25
公式・関連サイトURL:https://asamushi-aqua.com/
⑤ 青龍寺
青森市郊外にある「青龍寺」は、厳かな雰囲気の中で日本の歴史と仏の教えに触れられる寺院です。
この寺院最大の魅力は、昭和59年に造立された青銅製の坐像『昭和大仏』。この大仏は高さ約21mと、奈良や鎌倉の大仏よりも大きく、青銅座像としては日本一を誇ります。
青森ヒバで造られた美しい五重塔も見どころ。また、単なる観光地ではなく、信仰の場として、座禅や写経会といったさまざまな体験プログラムも実施しています。
青森観光で少し足を延ばし、歴史ある大仏や静謐な空間で心を落ち着かせたい方におすすめのパワースポットです。
名称:青龍寺
住所:青森県青森市桑原山崎45-2
公式・関連サイトURL:http://showa-daibutu.com/
■十和田・八甲田エリア
十和田・八甲田エリアの魅力は、壮大な大自然。そのほとんどが「十和田国立公園」に指定されており、特に十和田湖から八甲田山にかけては、四季の変化が際立つ観光エリアとなっています。
十和田湖は随所に点在する展望台からいろんな角度で眺望できるほか、観光遊覧船やグリランドRIBボートツアーなどで湖上から楽しんでみてください。多彩な流れの景色や滝を楽しめる奥入瀬渓流、蔦七沼の絶景も必見。酸ヶ湯温泉や蔦温泉をはじめ、八甲田山周辺では温泉も外せません。
山や湿原を歩いたり、冬の樹氷、春の訪れとともに開通する雪の回廊など大自然を満喫し、森林や清流、温泉に癒されましょう。
① 奥入瀬渓流
「奥入瀬(おいらせ)渓流」は、国指定の特別名勝及び天然記念物にも選ばれている景勝地。渓流の中に大小さまざまな岩があり、水流が複雑にうねる「阿修羅(あしゅら)の流れ」など、多様な水の表情を楽しめます。また、苔に覆われた岩や倒木も特徴も特徴。歩き進めるごとに表情を変える自然景観と、大小さまざまな滝が見どころです。
紅葉シーズンは、森全体が赤や黄色に彩られ、鮮やかな秋の顔へと移り変わります。スケッチブックを持った方や、写真を撮りに来る観光客でにぎわうのもこの時期。奥入瀬には豪華な宿泊施設があるほか、奥入瀬を満喫できる観光ツアーも催行しています。
名称:奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)
住所:青森県十和田市奥瀬字栃久保183
② 十和田湖
十和田湖(とわだこ)は、青森と秋田の両県にまたがる広大なカルデラ湖。雄大な山々に囲まれ、空が吸い込まれたような絶景が広がる観光地です。
乙女の像周辺の散策コースを歩いたり、湖上から観光できる遊覧船もおすすめ。休屋と子の口(ねのくち)を結ぶ航路、おぐら・中山半島を巡る航路で運航しています。
休屋(やすみや)付近で青森の郷土料理を食べて、湖に面した温泉付きのホテルに宿泊し、日頃の疲れを吹き飛ばしましょう。新幹線の駅もあるJR八戸駅とJR新青森駅からのJRバスに乗れば、レンタカーを借りる予定のない方もアクセスできます。
名称:十和田湖
住所:青森県十和田市奥瀬十和田湖
③ グリランドRIBボートツアー
「グリランドRIBボートツアー」は、十和田湖の新たな楽しみ方として注目を集めています。
「RIB(リブ)ボート」とは、軽量で強度が高く、抜群の走行性能を持つ複合型ゴムボート。アメリカ海軍や海上自衛隊でも使用される本格的なボートで、十和田湖の奥深い魅力に迫ることができます。
このツアーでは、奥入瀬や十和田湖の特別保護区へも行くことができ、普段は立ち入ることのできないエリアを探索できます。断崖絶壁のすぐそばをクルーズしたり、古代遺跡や剣岩、洞窟などを間近で見学することが可能。特に、ブルーに輝くイトムカの入り江は必見です。静かに景色を堪能する時間もあれば、高速で湖面を駆け抜けるスリル満点の体験も味わえます。
1歳の子供から年配の方まで参加でき、イヌワシやツキノワクマといった野生動物に高確率で出会えるのもこのツアーの魅力。グリランドは十和田湖の南東部に位置し、駐車場も完備しています。子ノ口や休屋からの送迎サービスもあるので、予約時に問い合わせてみましょう。
名称:グリランドRIBボートツアー
住所:青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔宇樽部123-1
公式・関連サイトURL:http://guriland.jp/ribtour.html
④ 十和田市現代美術館
「十和田市現代美術館」は、十和田市のまちづくり『arts Towada計画』の中核施設。白い箱のような個性的な建物が無造作に建ち並ぶ設計は、SANAA(サナア)の西沢立衛氏が手掛けたもので、ガラス越しに作品が見える開放的な設計になっています。
常設展示では、水玉やかぼちゃをモチーフにした作品で知られる草間彌生氏や、青森出身の現代美術作家である奈良美智(ならよしとも)氏など、国内外の著名なアーティストの作品を鑑賞できます。
さらに、官庁街通り全体を美術館に見立てた「まちなか常設展示」も特徴です。
名称:十和田市現代美術館
住所:青森県十和田市西二番町10-9
公式URL:https://towadaartcenter.com/
⑤ 八甲田山
青森県のほぼ中央にそびえる「八甲田山(はっこうださん)」は、東北地方を南北に貫く奥羽山脈の最北端に位置する火山群です。八甲田山というのは1つの山の呼称ではなく、1584mの大岳など18の頂からなる火山群の総称で、日本百名山にも選ばれています。
名前の由来は、「八=たくさんの」「甲=山」「田=湿原」で、名前のとおり多くの沼や湿原が多く広がるエリアです。初夏の新緑、秋の紅葉、冬は樹氷と、季節ごとに表情を変える豊かな自然が見どころ。八甲田山周辺には多様な泉質の温泉が豊富に湧き出ています。
八甲田山系は樹氷を形成するアオモリトドマツの北限で、冬期には壮大な樹氷を見ることもできます。
名称:八甲田山
住所:青森県青森市・十和田市
⑥ 酸ヶ湯温泉
国民保養温泉地第1号に指定されている「酸ヶ湯温泉」は、青森県八甲田山の西側、標高約925mの高地に位置する温泉旅館。秘湯でありながら、規模の大きな一軒宿です。
酸ヶ湯温泉の名物は、160畳という広大な「ヒバ千人風呂」。青森産ヒバを贅沢に使用した木造の大浴場で、柱の無い広々とした空間が特徴です。白濁した硫黄泉はpH2ほどの強酸性。万病に効く湯として人気があり、湯治棟もあります。
豪雪地帯として有名な酸ヶ湯温泉周辺では、積雪量が4~5mにも及びます。長い冬が終わると、冬季閉鎖区間が開通。「雪の回廊」と呼ばれる雪の壁の間をドライブできます。
名称:酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)
住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
公式URL:https://sukayu.jp/
⑦ 蔦七沼「沼めぐりの小路」
蔦七沼の「沼めぐりの小路」は、ブナの原生林に囲まれた美しい6つの沼を、2時間ほどでゆっくり楽しめる散策路です。蔦温泉から、蔦沼~鏡沼~月沼~長沼~菅沼~瓢箪沼を巡る周回コース。紅葉が美しいことで人気があり、シーズンには多くの観光客が訪れます。
蔦七沼という名前ですが、赤沼は直線距離で1.6kmほど離れていて散策コース上になく、沼めぐりの小路で巡るのは6つの沼です。バードウォッチングをしたいなら、周遊コースの中央部を長沼から蔦沼へ抜ける「野鳥めぐりの小路」がおすすめ。
蔦七沼のなかで最も大きな沼は、周囲1kmほどの蔦沼です。秋には、朝日に輝く紅葉が鏡のように映る絶景が人気。蔦沼への遊歩道は、歩きやすく整備されており、蔦温泉から蔦沼の往復だけなら1時間もかかりません。
名称:蔦七沼「沼めぐりの小路」
住所:青森県十和田市奥瀬蔦野湯
公式・関連サイトURL:https://www.marugotoaomori.jp/blog/2017/10/17095.html
⑧ 蔦温泉
八甲田周辺には、秘湯の一軒宿が点在しています。八甲田山と奥入瀬渓流の中間あたり、国道103号線沿いにある一軒宿が「蔦温泉旅館」です。
加山雄三氏主演映画『乱れ雲』のロケ地にもなった趣のある部屋は、現在も宿泊可能。歴史はありながらも改装されているので、快適に過ごすことができます。
平安時代から愛されてきた蔦温泉の特徴は、"源泉掛け流し” ではなく、浴槽の底からポコポコと湧き出る源泉が浴槽から流れ出る ”源泉湧き流し"。
源泉の上に浴槽が造られている日本でも珍しい温泉の1つです。
歴史あるメインの浴場「久安(きゅうあん)の湯」は、男女入替制。湯治棟専用だった混浴風呂は改装されて、男女別の「泉響(せんきょう)の湯」になっています。
蔦温泉へのアクセスは、青森駅からJRバスかレンタカーでアクセスできるほか、東北新幹線「七戸十和田駅」から宿泊者専用無料送迎も行っています。青森の大自然の中でゆったりくつろぎたい方にオススメの温泉旅館です。
■弘前エリア
弘前城や、明治や大正時代に建てられた洋館を巡ったり、お祭りやグルメを楽しめる弘前エリア。レンタサイクルや市内循環100円バスを利用すれば、効率よく観光できます。市内循環100円バスは、500円の1日乗車券を購入すれば乗り放題。こぢんまりした街なので、レンタサイクルもおすすめです。
① 弘前城
青森県の桜の名所として有名な観光地、「弘前城」。江戸時代に建造され、現在は国の重要文化財に指定されています。
弘前城の天守は、石垣工事のため長らく曳屋されているままですが、2026年度には石垣の上に曳き戻される予定になっています。
弘前公園では、毎年ゴールデンウィーク頃に「弘前さくらまつり」が開催されています。弘前公園の満開の桜とともに、弘前城を囲む濠の水面が桜の花びらで覆われる「花筏(はないかだ)」は必見!写真で見たことがあるあの光景を、実際にご覧になってみてください。
「冬に咲くさくら」もロマンチック。夜はライトアップされ、幻想的な観光スポットとしてにぎわっています。
名称:弘前城(弘前公園)
住所:青森県弘前市下白銀町1
公式URL:https://www.hirosakipark.jp/
② 弘前ねぷたまつり&津軽藩ねぷた村
「弘前ねぷたまつり」は、扇ねぷた・組ねぷたで知られる青森三大夏祭りの1つ。毎年8月1日~7日まで開催される弘前の夏祭りで、勇壮な武者絵と幽玄な美人画が特徴です。
祭り期間以外では、一年中ねぷたを楽しめる観光施設「津軽藩ねぷた村」という観光施設に足を運んでみてください。高さ約10mの大型ねぷたが展示され、笛と太鼓が鳴り響いて本物のお祭りさながらの臨場感を味わえます。
名称:弘前ねぷたまつり&津軽藩ねぷた村
住所:青森県弘前市亀甲町61
公式・関連サイトURL:http://neputamura.com/
③ 藤田記念庭園
弘前城の南東に隣接する「藤田記念庭園」も、弘前の観光スポットとして外せません。弘前出身の実業家、藤田謙一氏の別邸で、東京から一流の庭師を招いて造られた広大な庭園は非常に見ごたえがあります。
園内は、雄大な岩木山を望む高台の庭園と、池を中心とした回遊式の庭園に分かれており、四季折々の美しい景色を楽しめます。
趣のある洋館と日本庭園の調和も格別。洋館内にある「大正浪漫喫茶室」では、レトロな雰囲気の中で弘前名物のアップルパイを食べ比べできるほか、地元食材を使った食事やスイーツを味わうことができます。
名称:藤田記念庭園
住所:青森県弘前市上白銀町8-1
公式・関連サイトURL:https://www.hirosaki-kanko.or.jp/details.html?id=CNT00403311739456075
④ レトロな洋館・教会巡り
弘前には明治や大正時代に建てられた建築物が数多く残っており、レトロな洋館や教会巡りを楽しめます。
クラシックな「旧第五十九銀行青森銀行記念館」は、国の重要文化財。
八角形の塔が印象的な「旧弘前市立図書館」や、緑の窓枠がおしゃれな「旧東奥義塾外人教師館」もおすすめです。すぐ横には、洋館を1/10サイズにしたミニチュアが並ぶエリアがあり、自由に見て回れます。
さらに、ロマネスク様式の「カトリック弘前教会」や「日本基督教団弘前教会」など、明治後期に建てられた教会も巡ることができます。
名称:弘前の洋館を巡るまち歩き観光
公式・関連サイトURL:https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat01_building
⑤ 弘前市りんご公園
りんごの生産量日本一を誇る青森県。弘前市には、りんご狩りを楽しめる農園が点在しています。
「弘前市りんご公園」は、りんご狩りはもちろん、摘果や花摘み体験もできる観光スポット。園内の「りんごの家」では、りんごについて学べるほか、ショップやカフェも併設。りんご公園オリジナルのシードル(りんご酒)もあるので、大人の方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。りんご花まつりなどのイベントも多く、バーベキュー広場も利用できます。
弘前市りんご公園へのアクセスは、JR弘前駅前から出ているバスを利用するのが便利。乗車時間は約20分です。
名称:弘前市りんご公園
住所:青森県弘前市清水富田寺沢125
公式・関連サイトURL:https://www.city.hirosaki.aomori.jp/ringopark/
■黒石・大鰐エリア
江戸の街並みを歩き、黒石つゆやきそばなど郷土料理を味わえる「黒石」は、弘前から近く、弘南鉄道で約30分と日帰り観光が可能です。このエリアには、ランプの宿として人気の秘湯・青荷温泉、駅前に温泉街が広がる大鰐温泉(おおわにおんせん)などの温泉地もあります。
① 田舎館 田んぼアート
広大な田んぼをキャンバスに見立て、多色の稲で巨大な絵を描く「田んぼアート」。全国的に認知されるようになった「田んぼアート」は、ここ青森県田舎館村が発祥の地です。
1993年当初は3色しかなかった稲も、現在では7色に増え、信じられないほど精巧なアートを表現しています。そのクオリティは、本当にすべて稲でできているのかと疑うほどです。
田んぼアートの観覧期間は、例年6月から10月上旬ごろ。なかでも最も見頃になるのは、稲が色づく7月中旬から8月中旬ごろ。第1会場と第2会場の2か所で開催され、両会場間は無料のシャトルバスで移動できます。
| 田んぼアート会場 | 展望所 |
|---|---|
| 第1田んぼアート | 村役場「田舎館村展望台」の4階展望デッキと6階天守閣から観覧 |
| 第2田んぼアート | 「道の駅いなかだて 弥生の里」の展望所から観覧 |
見頃時期の土日祝日は大変混雑し、1時間以上待つことも珍しくありません。混雑時は整理券が配布されることもあるため、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
田んぼをひとつの観光地にしてしまった青森県「田舎館村」の遊び心を堪能してみませんか。
名称:田舎館 田んぼアート
住所:青森県南津軽郡田舎館村大字田舎舘字中辻123-1
公式URL:http://www.inakadate-tanboart.net/
② 黒石よされ
「黒石よされ」は、徳島県の「阿波踊り」、岐阜県の「郡上踊り」と並ぶ、日本三大流し踊りの一つに数えられています。三味線や太鼓の軽快な音色に合わせて、約2,000人の踊り手が手踊りを披露しながら町を練り歩く様は圧巻です。
黒石よされ最大の特徴は、見物客も飛び入りで参加できる「廻り踊り」。地元の方も観光客も一緒になって踊りの輪に加わり、一体感を味わえます。「黒石よされ」は、例年8月中旬に開催されるので、「廻り踊り」に参加することを目的として、青森旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
名称:黒石よされ
住所:青森県黒石市
公式・関連サイトURL:https://kuroishi.or.jp/event/summer/kuroishiyosare
③ 中野もみじ山
青森県内屈指の紅葉の名所として知られる「中野もみじ山」は、「小嵐山」の異名を持つほど美しい景観を誇ります。この地の紅葉は、江戸時代に弘前藩主が京都から楓の苗を移植したのが始まり。樹齢100年を超えるモミジも多く、歴史を感じられます。
中野川の渓流沿いに広がる燃えるような紅葉は、不動の滝や観楓台といった景勝地と相まって、息をのむような絶景。特に見頃の時期には、夜間ライトアップが開催され、昼間とは一味違う、水面に映る幻想的な紅葉を楽しむことができます。
名称:中野もみじ山
住所:青森県黒石市南中野字不動舘27
公式・関連サイトURL:http://www.city.kuroishi.aomori.jp/kankou/spot/kankou/nakano-momiji.html
④ 青荷温泉
青森県黒石市の「青荷温泉」は、「ランプの宿」として知られる秘湯です。ここは電気がないため、テレビやコンセントもありません。日が暮れると、宿の玄関から帳場、客室、廊下に至るまで、すべての照明が趣のあるランプの明かりに変わります。
ランプの明かりだけが灯る空間は、まるで時間が止まったかのよう。日常から離れ、タイムスリップしたような非日常を体験できます。
お風呂ももちろんランプの灯りで、日中とはまた違う幻想的な雰囲気を楽しめます。浴場は、総ヒバ造りの「健六の湯」や、開放的な露天風呂など4か所。露天風呂は混浴ですが、女性専用の時間帯も設けられているので安心して入浴できます。
青荷温泉へは、JR新青森駅やJR弘前駅から弘南線で黒石駅へ向かい、そこからバスで「虹の湖」まで行けば、宿の送迎バスが迎えに来てくれます。
名称:青荷温泉(あおにおんせん)
住所:青森県黒石市大字沖浦字青荷沢滝ノ上1-7
公式・関連サイトURL:https://www.aoninet.com/pc-index.html
⑤ 大鰐温泉
JR奥羽本線大鰐駅の周辺と平川沿いに、大鰐温泉郷が広がっています。12世紀後半に発見された大鰐温泉は、かつて津軽藩の湯治場としても利用されてきた歴史ある温泉です。明治時代に鉄道が開通すると、湯治客や観光客で賑わい、温泉街として発展しました。
源泉は約75℃と高温で、泉質は豊富な湯量を誇る弱食塩泉。「星野リゾート 界 津軽」や「不二やホテル」といった宿泊施設のほか、複数の共同浴場もあり、日帰りでも気軽に温泉を楽しめます。
観光や宿泊の相談は、駅前にある地域交流センター「鰐come(わにかむ)」が便利です。観光案内のほか、お土産店や食事処、日帰り温泉施設も備わっています。
大鰐町の名産品は、温泉熱を利用して醸造される味噌と、約30cmもの長さが特徴の「大鰐温泉もやし」。これらもぜひ味わってみてください。
また、例年5月下旬から6月上旬にかけては「つつじ祭り」が開催されます。約20種1万5千本ものツツジが山を彩る様子は、訪れる人々を魅了します。
名称:大鰐温泉(おおわにおんせん)
住所:青森県南津軽郡大鰐町
公式URL:https://owanionsen.com/
■岩木山エリア
岩木山エリアは、山容が美しく「津軽富士」の愛称で親しまれる岩木山を中心とした地域です。四季折々の自然と多様なアクティビティを楽しめるのが特徴で、春から秋にかけては登山や絶景ドライブ、冬にはスキーが人気です。
また、麓にある岩木山神社は、恋愛運や金運のご利益があるとされるパワースポットとしても知られています。周辺では、りんごやさくらんぼなどのフルーツ狩りができるほか、嶽温泉などの温泉地も点在しており、豊かな自然の中でゆったりと過ごすことができます。
① 岩木山
弘前から西にそびえる「岩木山」は、なだらかな曲線を描く標高1625mの独立峰です。遠くから見ると富士山のように美しい姿から「津軽富士」の愛称で親しまれていますが、山頂は3つの峰に分かれているため、すぐにそれとわかります。
岩木山の周辺では、ドライブやハイキング、ゴルフ、冬にはスキーなど四季を通じたさまざまなアクティビティ、りんごやさくらんぼ、ぶどうなど、津軽地方ならではのフルーツ狩りも楽しめます。また、ふもとには日帰りで温泉に入れる宿もありますよ。
名称:岩木山
住所:青森県弘前市・西津軽郡鰺ヶ沢町
公式URL:https://iwakisan.com/
② 岩木山神社
岩木山の麓にある「岩木山神社」は、パワースポットとして観光客に人気の場所です。
特に注目したいのは、金運と恋愛運にご利益があるといわれる狛犬!
石柱を駆け上がっているような上向きの狛犬は金運アップ、駆け下りてきたような逆立ちの狛犬は恋愛運アップのご利益があります!
近くに駅はないため、アクセスには弘前バスターミナルから出ているバスが便利。御朱印集めが好きな方にもおすすめの観光スポットです。
名称:岩木山神社
住所:青森県弘前市大字百沢字寺沢27
公式URL:https://iwakiyamajinja.or.jp/
③ 嶽温泉
「嶽温泉(だけおんせん)」は弘前から車で約30分、岩木山の南西麓にある温泉地です。青森県の観光客だけでなく、岩木山への登山客も利用するこぢんまりした温泉街で、湯治場の風情が今も色濃く残っています。
泉質は、硫黄の香りが漂う乳白色の濁り湯。ほとんどの宿泊施設で、日帰り入浴も楽しめます。また、観光案内所の「岩木さんぽ館」には、無料で利用できる硫黄泉の足湯があります。
嶽温泉へのアクセスは、レンタカーのほか、JR弘前駅からバスで約40分です。
名称:獄温泉(だけおんせん)
住所:青森県弘前市大字常盤野字湯ノ沢
公式URL:http://www.dake-onsen.com/
④ 鶴の舞橋
優美な「鶴の舞橋」は、岩木山の北東、津軽富士見湖に架かる日本一長い木造の三連太鼓橋です。つがいの鶴が空に舞う姿をモチーフに、青森県産のヒバ材を使用して建造されました。
湖面と空、そして岩木山が織りなす景色の中に佇む橋の姿は、まさに絶景。特に、日の出や夕暮れ時には、幻想的な風景を写真に収めようと多くの人が訪れます。
周辺には、富士見湖パークや丹頂鶴自然公園があるほか、小学校をリノベーションした鶴田町歴史文化伝承館も訪れてみてください。町を散策しながら、随所に隠された鶴のオブジェを探してみるのもおすすめです。
名称:鶴の舞橋
住所:青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_82.html
■八戸・三沢エリア
太平洋に面した八戸・三沢エリアには、青森市街地や日本海側とは全く異なる魅力の観光スポットがたくさん!ウミネコの島や広大な天然芝の海岸、航空科学館など、いろんな体験や景色を楽しめるのが魅力です。
① 種差海岸
三陸復興国立公園内に位置する「種差海岸」は、、国の名勝にも指定されている八戸の景勝地。荒々しい奇岩や巨石に荒波が打ちつける景観と、天然芝が広がる穏やかな緑の風景が織りなす、対照的で美しいコントラストが魅力です。
約5kmにわたる海岸探勝歩道は『日本の遊歩道100選』の一つに選ばれており、650種類以上もの珍しい高山植物や海浜植物を観察しながら散策を楽しめます。特に春から夏にかけては、準絶滅危惧種の「ミチノクフクジュソウ」や、古典園芸品種の原種である「ノハナショウブ」など、貴重な花々が咲き誇ります。
名称:種差海岸(たねさしかいがん)
住所:青森県八戸市鮫町棚久保
公式・関連サイトURL:https://tanesashi.info/
② 蕪島(かぶしま)/ 蕪嶋神社
「蕪島(かぶしま)」は、国の天然記念物に指定されているウミネコの繁殖地。毎年3月頃になると、3万羽を超えるウミネコが繁殖のためにこの島へ飛来し、初夏にかけて島の周辺は活気にあふれます。
5月頃には、島一面に咲き誇る黄色いカブの花が満開に。ウミネコの白色との鮮やかなコントラストも見どころです。
8月頃になると、愛らしいヒナたちもそろそろ独り立ち。夏の終わりとともに南方へと旅立っていきます。
蕪島の中心部には、海の守り神である弁財天を祀る「蕪嶋神社」が鎮座しています。参拝の際は、ウミネコの“落とし物”から身を守れる無料の傘を借りてお参りしましょう。
JR八戸線鮫駅から徒歩約10分とアクセスも良好。ユニークな八戸の観光スポットとして、ぜひ訪れたい場所です。
名称:蕪島
住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
公式・関連サイトURL:https://visithachinohe.com/spot/kabushima/
③ 八戸市水産科学館マリエント
蕪島から徒歩約10分と近くにある水族館「八戸市水産科学館マリエント」は、雄大な太平洋を一望できる展望台と、海の生き物たちを観察できる展示が魅力。館内の大水槽では、ヒラメやマダイ、シロザケなどが悠々と泳ぐ姿を見ることができます。
甲羅の長さが約1m、体重約230kgと巨大なアオウミガメの「げんき」と「みらい」は、マリエントの人気者。夏休みやクリスマスのイベント、幻想的な水槽展示が人気の『夜のマリエント』なども開催され、子供から大人まで楽しめます。
お腹がすいたら、4階の展望レストランで、窓の外に広がる八戸港を眺めながらお食事をどうぞ。「平目漬丼」など、八戸前浜でとれた海鮮料理が人気です。
名称:八戸市水産科学館マリエント
住所:青森県八戸市大字鮫町字下松苗場14-33
公式・関連サイトURL:https://www.marient.org/
④ 青森県立三沢航空科学館
青森県三沢空港に隣接する「三沢航空科学館」は、航空と科学という2つのテーマを、遊びながら学べる施設です。
屋外に広がる「大空ひろば」には、航空自衛隊のブルーインパルスや米空軍の戦闘機など、約10機もの実機が屋外展示されています。一部の機体は実際に中を見学したり、搭乗体験も可能です。
館内には、国産ビジネスジェット機「ホンダジェット」をはじめ、約70年前に十和田湖に沈んだ旧陸軍の「一式双発高等練習機」や、日本海軍の「零戦」といった貴重な航空機を展示。飛行の仕組みを学べる紙飛行機製作など、参加型のイベントも定期的に開催されていて、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。
名称:青森県立三沢航空科学館
住所:青森県三沢市大字三沢字北山158
公式・関連サイトURL:https://kokukagaku.jp/
skyticketで格安航空券を予約!
三沢空港行きの飛行機を検索する
⑤ 法光寺
八戸市に隣接する南部町にある「法光寺」は、鎌倉幕府の第5代執権・北条時頼が開基したと伝わる曹洞宗の古刹で、山号は白華山。糠部(ぬかのぶ)三十三観音の19番札所です。
法光寺の魅力は、国の天然記念物に指定されている千本松の並木道と、美しく整備された庭園。境内には、三重塔としては日本一の高さを誇る約33mの「承陽塔」がそびえ立ち、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
法光寺では座禅体験もできるため、日々の喧騒から離れ、心を整える体験をしてみてはいかがでしょうか。南部町周辺を観光する際は、ぜひ訪れてほしい歴史と自然のパワースポットです。
名称:白華山法光寺
住所:青森県三戸郡南部町大字法光寺字法光寺20
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_502.html
⑥ 八戸三社大祭
豪華絢爛な山車(だし)が街を彩る「八戸三社大祭」は、約300年の歴史を持つ伝統的な祭り。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
日本一とも称される山車の大きさは、高さ約10m、幅約8m。祭りは毎年7月31日から8月4日の5日間にわたって開催されます。巨大な山車が、これでもかとばかりに精巧な飾り物で彩られ、街中を巡行する様は圧巻です。
特に、27台もの山車が一斉に練り歩く8月1日の「御通り(おとおり)」と、3日の「御還り(おかえり)」は必見。沿道は多くの観覧客で賑わうため、桟敷席(有料観覧席)を事前に予約しておくのがおすすめ。特等席で八戸三社大祭を満喫できます。
名称:八戸三社大祭
住所:青森県八戸市
公式・関連サイトURL:https://visithachinohe.com/stories/hachinohe-sannshataisai-sansharekishi/
■下北半島エリア
青森県の北東部、本州最北端に位置する「下北半島」は、手つかずの自然と、神秘的な文化が融合した独自の魅力を持つエリア。その形が斧(まさかり)に似ていることから「まさかり半島」とも呼ばれています。
恐山や仏ヶ浦といった霊場・奇勝が有名ですが、国の天然記念物である寒立馬(かんだちめ)が草を食む尻屋崎や、雄大な眺望と夜景が楽しめる釜臥山(かまふせやま)にも訪れてみてください。高級ブランドとして名高い大間マグロを味わい、恐山温泉や薬研温泉で旅の疲れを癒すのもおすすめです。
① 恐山
青森県むつ市の「恐山」は、あの世に最も近い場所とされる霊験あらたかな地。和歌山県の高野山、滋賀県の比叡山と並び、日本三大霊場の一つに数えられています。
硫黄の香りが漂い、火山活動によってできた荒涼とした風景は、まるで地獄を思わせる雰囲気です。その一方で、エメラルドグリーンに輝く神秘的な宇曽利湖(うそりこ)が広がり、霊場のイメージとは真逆の美しい絶景も楽しめます。
また境内には、混浴や男女別の温泉小屋が複数あります。入山料のみで、硫黄泉がかけ流された浴槽に浸かることができるので、ぜひ入浴してみてください。
毎年7月20日から24日には「夏季例大祭」が、10月の3連休には「秋季祭」が開催され、多くの参拝者や観光客が訪れます。なお、冬季は閉山となるため、参拝観光できるのは例年5月から11月上旬頃までです。
名称:恐山(おそれざん)
住所:青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
公式URL:https://reijyo-osorezan.jp/
② 仏ヶ浦
青森県下北半島の西海岸には、「仏ヶ浦」という神秘的な奇岩の景勝地があります。白緑色の海蝕崖が約2kmにわたって続き、仏の姿に見える岩が点在することからその名がつけられたと言われています。
息をのむほどのスケールを誇るこの景観は、国の名勝および天然記念物。「日本の秘境100選」や「日本の地質百選」にも選定されています。
仏ヶ浦の観光は、遊覧観光船がおすすめです。佐井村港から出る遊覧船に乗れば、海から奇岩群の絶景を眺められるだけでなく、上陸も可能。散策しながら、その巨大さと迫力を体感できます。マグロの一本釣りで有名な大間に近いため、釣り目的で訪れる人も多い、下北半島を代表する観光スポットです。
名称:仏ヶ浦海上観光
住所:青森県下北郡佐井村字八幡堂28
公式URL:https://hotokegaura.jp/
③ 大間崎
本州最北端に位置する「大間崎」。晴れた日には津軽海峡の向こうに北海道をくっきりと望むことができる絶景スポットです。「マグロ一本釣の町・おおま」として知られ、水揚げされるクロマグロは「大間まぐろ」という最高級ブランドとして高値で取引されています。
岬のシンボルは、1994年に釣り上げられた約440kgのマグロをモデルにした巨大モニュメント。記念撮影の定番スポットとして、また、ドライブやツーリングの終着地としても有名です。
大間崎周辺には、マグロ丼を味わえる食事処が軒を連ねています。新鮮な大間まぐろは必食!また例年、マグロシーズンとなる秋の日曜日には、解体ショーや即売会も実施されます。
名称:大間崎
住所:青森県下北郡大間町
公式・関連サイトURL:https://oma-wide.net/menu/omazaki/
■津軽半島エリア
文豪・太宰治の故郷として知られる「津軽半島」。JR五所川原駅と中里駅を結ぶ「津軽鉄道」では、冬の風物詩であるストーブ列車が運行され、旅情あふれる景色を楽しめます。
本州最北端に位置する龍飛崎は、津軽海峡を挟んで北海道を望む雄大な景勝地です。青函トンネルの歴史を伝える「青函トンネル記念館」や、日本の国道で唯一階段になっている「階段国道339号線」など、ユニークな観光スポットが点在しています。
① 龍飛崎
津軽半島最北端に位置する「龍飛崎(たっぴざき)」。ここからは、津軽海峡を挟んで北海道が手の届きそうなほど近くに見え、雄大な自然を感じられます。
周辺には、白い龍飛崎灯台や展望台、後述する階段国道339号など、珍しい観光名所が点在。『津軽海峡・冬景色』の歌謡碑は、ボタンを押すと曲が流れるユニークな仕掛けが観光客に人気です。津軽の最果ての地を、ゆっくり散策してみませんか。
名称:龍飛崎
住所:青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_66.html
② 階段国道339号
青森県には、日本で唯一、車やバイクが通行できない国道が存在します。津軽半島の龍飛崎に通じる国道339号線の一部は、急峻な崖を約70m上り下りするため、約390mほどの区間がつづら折りの階段になっています。
国道でありながら車の通行が不能というこの珍しい階段部分は、竜飛岬のユニークな観光スポットとして知られるようになり、「階段国道」と呼ばれています。
階段の上部から津軽海峡の絶景を望むことができ、海に向かって下っていくと、最後は細い民家の間を通り抜けるという驚きの体験も。青森の旅の思い出話に、ぜひ一度歩いてみてください。
名称:階段国道339号
住所:青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_413.html
③ 十三湖
大和しじみの産地として知られる「十三湖」は、海水と淡水が混ざり合う汽水湖。晴れた日には、津軽半島の山々と日本海を望む絶景を楽しみながらのドライブがおすすめです。
古くからしじみ漁が盛んで、湖畔にはしじみ汁やしじみラーメンを提供する店が並んでいます。また、釣り好きの間でも有名なシーバスのスポットでもあり、シーズン中には多くの釣り人で賑わいます。
名称:十三湖
住所:青森県五所川原市
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_439.html
④ 太宰治記念館「斜陽館」
文豪・太宰治の生家は、現在、太宰治記念館「斜陽館」として公開されています。この豪邸は、太宰の父が青森ヒバを贅沢に使って明治40年に建造した和洋折衷の建物で、国の重要文化財に指定されています。
文庫蔵には、初期作品の原稿や生前に愛用したマント、執筆用具など貴重な資料を展示。館内には、シャンデリアが輝く洋室や、重厚な造りの畳部屋など、約20室が当時のまま残されています。斜陽館を訪れれば、太宰治の生涯と文学の世界を深く知ることができるでしょう。
名称:太宰治記念館「斜陽館」
住所:青森県五所川原市金木町朝日山412-1
公式・関連サイトURL:https://www.city.goshogawara.lg.jp/kyouiku/bunka/syayokan.html
⑤ 太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)
太宰治の生家「斜陽館」からほど近い五所川原市金木町に、太宰が戦時中に疎開していた家が私設で一般公開されています。ここは太宰治の本名「津島修治」の兄の離れで、「旧津島家新座敷」と呼ばれています。和と洋が混ざり合うこの家で、『パンドラの匣』や『苦悩の年鑑』など、多くの太宰作品が執筆されました。
太宰ファンにとっては、生家である「斜陽館」と併せて訪れたい“裏の聖地”とも言える観光スポット。津軽鉄道線金木駅から徒歩数分と近く、休館日がないため、旅の隙間時間に気軽に立ち寄ることができます。
名称:太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)
住所:青森県五所川原市金木町朝日山317-9
公式・関連サイトURL:https://hsmoji.wixsite.com/dazai
⑥ 津軽鉄道
津軽半島の中心部を南北に約20km走る「津軽鉄道」。どこか懐かしい旅情を感じさせてくれる、オレンジ色の車体が印象的なローカル線です。
津軽鉄道は、季節ごとに登場するユニークなイベント列車も魅力!
| イベント列車 | 内容 |
|---|---|
| ストーブ列車 | 冬の風物詩。車両の中央にダルマストーブが置かれ、車窓に広がる一面の銀世界を眺めながら、温かいぬくもりの中でゆっくりと旅を楽しめます。(運賃のほかにストーブ列車券が必要) |
| 風鈴列車 | 7月~8月末まで、全列車に津軽金山焼の風鈴が吊るされ、涼やかな音を奏でます。 |
| 鈴虫列車 | 秋(9月~10月中旬頃)は、全列車が「鈴虫列車」として運行されます。虫かごに入った鈴虫の美しい鳴き声が車内に響き渡ります。 |
太宰治記念館「斜陽館」等の最寄り駅である金木駅をはじめ、一部の駅では自転車を無料でレンタルできます。津軽鉄道に乗って、駅周辺を自転車で観光するという旅のスタイルもおすすめです。
名称:津軽鉄道
住所:青森県五所川原市
公式・関連サイトURL:https://tsutetsu.com/
⑦ 五所川原立佞武多 / 立佞武多の館
「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」は、毎年8月4日から8日に開催される青森県五所川原市の祭りです。「青森ねぶた」「弘前ねぷた」とあわせて「青森三大ねぶた」と呼ばれています。
最大の魅力は、高さ最大20mを超える巨大な山車が街を練り歩く、その圧倒的な迫力です。
「立佞武多の館」は、祭りの期間以外でも、この壮大な山車と立佞武多の世界を体験できる場所。館内の巨大な吹き抜け空間に、迫力ある山車を常設展示しています。
3Fの「立佞武多製作所」では、立佞武多の制作過程を間近で見学することができるほか、青森土産が揃うショップや、食事ができる展望ラウンジなども併設されています。
※「立佞武多の館」は、2026年6月末まで改修工事のため休館中です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
名称:五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)
公式URL:https://tachineputa-official.jp/
名称:立佞武多の館
住所:青森県五所川原市大町506-10
公式・関連サイトURL:https://tachineputa.jp/
■白神山地エリア
1993年に日本で初めてユネスコ世界自然遺産に登録された「白神山地」。世界最大級の規模を誇る原生的なブナ林が広がり、手つかずの自然を体感できる貴重なエリアです。
日本海沿岸を走る「リゾートしらかみ」号は、移動手段としてはもちろん、乗車体験そのものを楽しめます。観光列車の車窓から雄大な絶景を眺め、白神山地のトレッキングを楽しんでみませんか?海辺の露天風呂が人気の不老ふ死温泉にも行ってみましょう。
① JR五能線
JR東日本の「五能線」は、青森の絶景が楽しめる人気の観光路線です。青森県「川部(かわべ)駅」と秋田県「東能代(ひがしのしろ)駅」間の、全長約147kmを結んでいます。
車窓の景色の良さは、折り紙付き。海岸沿いを走るので、変化に飛んだ日本海の景色を長時間楽しめます。雄大な白神山地や日本海に沈む夕日も、五能線の車窓から堪能できます。
五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」は、「橅(ぶな)」「青池(あおいけ)」「くまげら」という3種類の車両編成。特急ではありませんが、全車指定席のリゾート列車のため、乗車券と指定席券が必要です。
名称:リゾートしらかみ
公式サイトURL:https://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/
② 世界遺産「白神山地」
「白神山地」は、屋久島とともに日本で初めて世界自然遺産に登録された広大な山地帯です。青森県南西部と秋田県北西部にまたがる白神山地には、原生的なブナ林が世界的なスケールで残っています。ほとんど人の手が加えられてないため、珍しい植物や可愛らしい野鳥にも出会えます。
観光のベストシーズンは春から夏。約1時間でまわれるブナ林散策道や、1周約1.5kmの十二湖散策コースは、子供から年配の観光客まで安心して気軽に観光が楽しめるコースです。
名称:白神山地
住所:青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1(白神山地ビジターセンター)
③ 十二湖・日本キャニオン
白神山地の日本海側に位置する「十二湖」は、透き通ったブルーが美しいと話題の観光地。十二湖という名前ですが、実際には津軽国定公園のブナ林に点在する30以上の湖沼群の総称です。
十二湖の中でも特に人気の「青池」は、その名の通り鮮やかな青色をした池で、湖底に沈んだブナの木が見えるほどの高い透明度を誇ります。また、湧き水が流れ込む「沸壺の池」も、透明度が高く、周辺の緑と相まって幻想的な景観を作り出しています。
十二湖の散策ルートから遠望できる白い壁は、白い凝灰岩が侵食されてできた「日本キャニオン」と呼ばれる大断崖。より迫力ある姿を楽しむなら、日本キャニオン展望台まで足を延ばしてみましょう。
散策路の入口へは、JR五能線の「十二湖駅」からバスに乗り、約15分でアクセスできます。
名称:十二湖
住所:青森県西津軽郡深浦町 十二湖
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_73.html
④ 千畳敷海岸
「千畳敷(せんじょうじき)海岸」は、1792年の大地震で海底が隆起したことによってできた海岸段丘。”津軽藩主が千畳の畳を敷いて大宴会を開いた” という逸話が残るほど広大なスケールの平らな岩礁と、かぶと岩や大仏岩など巨大でユニークな奇岩が広がる観光地です。
五能線の千畳敷駅から近く、「リゾートしらかみ」の一部列車は、約15分間の観光停車を実施しています。初めての方は、ぜひ千畳敷海岸の波打ち際まで歩いてみてください。ここから望む青森の夕日も絶景で、『日本の夕陽100選』にも指定されています。
冬季には、段丘から染み出した地下水が凍りつく、美しい氷のカーテンが見られます。
名称:千畳敷海岸
住所:青森県西津軽郡深浦町
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_72.html
⑤ 不老ふ死温泉
黄金色の湯と絶景のロケーションで知られる「不老ふ死温泉」は、波の音を聴きながら入浴できる海の露天風呂が人気。特に、湯船に浸かりながら見る美しいサンセットは、一度は体験したい至福のひとときです。
JR五能線の「ウェスパ椿山駅」で下車すれば、列車の時間に合わせた予約不要の無料送迎バスでアクセスできます。冬季の一部日程にはなりますが、新青森駅からも無料送迎バスを運行しているので、希望される方はホテルに問い合わせてみてください。さらに、周辺観光に便利なレンタカーを1時間から借りられるなど、サービスが非常に充実しています。
名称:不老ふ死温泉
住所:青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
公式URL:https://www.furofushi.com/
◎青森県への主要なアクセス方法
青森県は、飛行機、新幹線、フェリー、高速バスなど、多様な方法でアクセスできます。旅のスタイルや目的に合わせて選びましょう。
飛行機(青森空港・三沢空港)
青森県には、青森空港と三沢空港の2つの空港があります。青森空港は東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)、名古屋(中部)といった主要都市と結ばれており、三沢空港は東京(羽田)と大阪(伊丹)との路線が運航しています。
東京からは約1時間20分と短時間でアクセスが可能。八戸・三沢エリアへ向かう場合は三沢空港の利用が便利です。
skyticketで格安航空券を予約!
青森県行きの飛行機を検索する
東北新幹線
東京方面からは、東北新幹線「はやぶさ」が便利です。東京駅から新青森駅までは最短で約3時間10分、八戸駅までは約2時間50分で到着します。車窓の移り変わる景色を楽しみながら、ゆったりと旅をスタートできます。
フェリー(津軽海峡フェリー)
北海道から青森へ向かうなら、フェリーを利用した船旅もおすすめです。津軽海峡フェリーが、函館港と青森港、大間港を結ぶ航路を運航しており、車と一緒に乗船しての移動も可能です。
skyticketでフェリーを予約!
津軽海峡フェリーの航路と最安値を見る
高速バス
主要都市から、夜行便を中心に高速バスが運行されています。新幹線や飛行機に比べて移動時間はかかりますが、費用を抑えたい方や、車内で一晩を過ごして朝から観光を始めたい方の選択肢です。
skyticketで高速バスを予約!
青森行き高速バス・夜行バスの最安値を見る
県内の移動にはレンタカーがおすすめ!
青森県内の観光スポットは広範囲に点在しているため、自由に時間を気にせず巡りたい方にはレンタカーがおすすめ。公共交通機関ではアクセスしにくい場所や、複数のエリアを効率よく回りたい場合にも非常に便利です。
主要な駅や空港にはレンタカー会社が揃っており、旅の拠点からすぐに移動を開始できます。
skyticketでレンタカーを予約!
青森県の格安レンタカーを比較する
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル