世界中から観光客が集まる大都市ロサンゼルスには、ハリウッドやビバリーヒルズにロングビーチなど魅力的な観光スポットが揃っています。そしてそんなロサンゼルスには観光スポットへのアクセスに便利な公共交通機関が充実しています。メトロバスやメトロレール(電車)など観光客だけでなく地元民も愛用している公共交通機関は、ロサンゼルス観光を効率的にするには必須ですよ!
そんなロサンゼルスの公共交通機関の一つであるメトロレールの中でも、比較的新しい路線であるエクスポラインについてご紹介します。
目次
ロサンゼルスのメトロレールの新路線!エクスポラインについて
1.エクスポラインについて
2012年から運行を開始したメトロレールの中でも新しい路線であるエクスポライン。元々サンタモニカとロサンゼルスダウンタウンを結ぶ路線として計画されていました。
車社会のロサンゼルスでは渋滞は深刻な社会問題。サンタモニカとダウンタウンの間は高速道路フリーウェイ10があり車移動が通常となるのですが、ここは常に激しい渋滞になる区間でした。その渋滞緩和を目指した交通手段としてエクスポラインが開通しました。
始発は「7th St / Metro Center駅」。ここではブルーラインと同じホームを使用するため、乗り間違いがないよう気をつけましょう。
2.エクスポラインの停車駅の見所
出典: Richard H. Kim (CC BY 3.0)
エクスポラインの停車駅の中で、最も観光客が利用するのが「Expo Park / USC駅」です。この駅はエクスポジションパークへのアクセスに便利。園内には1913年オープンの歴史あるロサンゼルス自然史博物館や、本物のスペースシャトル「エンデバー」を見学することができるカリフォルニアサイエンスセンターなど観光客を魅了するスポットが数多く存在しています。
そして園内には1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックのスタジアムがあります。内部には入れませんが、外から見学は可能です。また「Expo Park / USC駅」周辺にはほかにも、西海岸最古の私立大学である南カリフォルニア大学もあります。映画監督ジョージルーカスも所属していた名門大学を見学に行くのもいいですね。
3.エクスポラインの乗り方
出典: HanSangYoon (CC BY-SA 4.0)
エクスポラインを含めたメトロレールの料金は、長距離を移動しない限りメトロバスと同様一律1.75ドルとなっています(2018年現在)。基本的にメトロレールに乗車する際には非接触型ICカードである「tapカード」にチャージしてから使う必要があります。
tapカードは駅の窓口や自動券売機で購入可能です。事前にネットから購入もできますよ。なおメトロレールでは一日何度でも乗車できる一日乗車券もあり、メトロレールだけでなくメトロバスにも使用できます。観光でいろいろな場所に行く場合はぜひ利用してくださいね。
◎まとめ
ロサンゼルスの主要交通機関であるメトロレールの中でも新しく開通したエクスポラインは、魅力的な観光スポットが揃っているエクスポジションパークへのアクセスが便利な「Expo Park / USC駅」などに停まりますので、観光客にとっては欠かせない交通手段となっていますよ。ロサンゼルスを観光で訪れたら、ぜひエクスポラインを有効に活用してくださいね。